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東京ヤングライオン杯 〜東京都クラブユースU-17サッカー選手権大会:東京ヴェルディユースvs三菱養和SCユース〜

映画『[リミット]』見た。

スペイン映画。
目が覚めたら砂中の棺桶という極限のワン・シチュエーション・スリラー。
携帯電話の機能をフルに活用した展開。
会話で主人公の素性や状況が語られていくのはスマートでええやね(蛇だけが謎やったけど。あとアイツは絶対嘘をついていると思う、助ける為やなくてこういう事件が起きた時の為の偽の役職)
オチもタチが悪くて好き。

第20回 東京都クラブユースU-17サッカー選手権大会 優勝決定戦
東京ヴェルディユースvs三菱養和SCユース

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ヴェルディは4ー3ー3
前線はトップに松橋優安くん左に廣野零二くん右に家坂葉光くん。
中盤はアンカーに山下柊飛くん左に石浦大雅くん右に石川拓磨くん。

養和は4ー4ー2
栗原イブラヒムジュニアくんと宮崎楓吾くんの2トップ。
右SH上田英智くん左SH今野息吹くん。
ボランチは井上太一くんと保坂祐貴くん。

さて、試合。

養和、前線のプレスで栗原くんがヴェルディのビルドアップのパスを掻っ攫ってからのヒールパス。
走り込んできた今野くんが右足でシュート。
タイミングはバッチリだったが枠の上。
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ヴェルディ、中盤で松橋くんが右サイドに絶妙なフィード。受けた家坂くんは中央へカットイン。
切り返して左足でシュート。
枠を捕らえていたが養和GK渡辺舜作くんが枠外に弾き出す。
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前半22分、ヴェルディ石浦くんが中盤でパスカットし右サイドの松橋くんにパス。
松橋くんはPAまでドリブルで進むと切り返しでDFを躱して左足シュート。
これが決まってヴェルディ先制。1ー0
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ヴェルディ、ロングフィードを受けた左ウィングの廣野くんが左サイドからクロス。
ファーで家坂くんが滑り込んで合わせるがGK渡辺くんが身体でブロック。
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前半26分、養和CB清水雅仁くんのロングフィードにライン裏抜け出した今野くんがPAへ。
ワンタッチで飛び出してきたGKを躱し、流れそうになったボールと身体を抜群のボディバランスで残して左足シュート。養和同点。1ー1
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ヴェルディ、ライン裏へのパスに養和GKが飛び出しキャッチする寸前で松橋くんが右足でトラップ。
左に流れながら左足でシュートも枠の外。

養和、前線の宮崎くんがヴェルディDFのパスミスをカットするとそのまま独走。一対一に。
ヴェルディGK佐藤篤輝くんがシュートのタイミングに合わせて足でブロック。
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前半ロスタイム、ヴェルディ石浦くんがワイドに開いて左サイドで受けるとグラウンダーのクロス。
ニアで松橋くんがトラップから左足でゴールニアの左隅上段に突き刺す。2ー1
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前半終了。

ヴェルディは両サイドを目一杯使ったワイドな展開。
鍵は左サイド。
ウィングの廣野くんが降りて来てボールを引き出し。
左SBの遠藤海斗くんが中盤に入ってボールを動かす。
養和のCBとボランチの間のスペースに石浦くんが進入しフリーでボールを受ける。
石浦くんの動き方が機能的にハマっていた。
中盤の底まで下がってゲームメイクをしながら2点目の様にサイドに流れてアシスト。
前線では松橋くんが2得点と躍動。
クィックネスと緩急でDFを引き剥がし危険な位置へ。
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養和は前線からの2トップのプレスで何度かチャンスを作る。
前半早々の栗原くんからの今野くんのシュート。
宮崎くんのGKとの一対一などしっかりチェイスしているからこそ生まれたチャンス。
右サイドはSB田村進馬くんが積極的な攻め上がりから右SH上田くんとこじ開けようとする。
ヴェルディにサイドを使われ始めるとボランチの井上くんが下がってカバー。
左サイドはSH今野くんのキープ力から左SB古舘陸大くんが駆け上がる。
同点弾は今野くんの裏への抜け出し、そしてCB清水くんのライン裏へ落とすラストパスから。
清水くんはボランチの位置まで上がってパスの出せるCB。
最初はラインをかなり高く上げていた養和のディフェンス陣だったがヴェルディの攻撃に合わせてライン調整。
ただサイドまではカバーしきれず。
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後半開始。

養和は二人交代。
後半からFW宮崎くんに代えて樋口陸くん。
右SB田村くんに代えて望月海輝くん。
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後半11分、ヴェルディ左から松橋くんが縦パスを受けるとファーサイドへグラウンダーのパス。
走り込んできた廣野くんがフリーで押し込みヴェルディ追加点。3ー1
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ヴェルディ家坂くんに代えて権田陽大くん。
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養和、左サイド今野くんからのパスを受けた右の樋口くんトラップから左足で引っ掛け気味にシュート。
GKの上を緩やかに超えたシュートはバー直撃。

後半20分、養和左サイド今野くんからのクロスをクリアしようとしたヴェルディが手に当ててハンドを取られる。
養和にPK。
キッカーは栗原くん。
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GKの逆をつきゴール右隅に決めた。3ー2

ヴェルディ、松橋くんのスルーパスから廣野くんがDFを振り切って抜け出しGKと一対一。
養和GK渡辺くんはドリブルのボールタッチの合間に飛び込んでセーブ。
こぼれ球をヴェルディに撃たれるがGKが飛び出した後ろをカバーしていた清水くんがブロック。
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養和選手交代。
古舘くんに代えて櫻井佑樹くん。
上田くんに代えて白井敬くん。

養和、ボランチの井上くんに代えて田中雄大くん。
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ヴェルディ廣野くんに代えて堀内泰雅くん。
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養和、保坂くんに代えて仙北颯音くん。
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養和、右サイド望月くんのロングスローから栗原くんのヘッド。
DFに当たったボールを栗原くんが再び左足でシュートするが左に逸れる。

ヴェルディ、石川くんに代えて冨樫輝くん。
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試合終了。

養和は後半まず守備から改善してきた。
サイドのスペースを埋めてヴェルディのサイドアタックを防ぐ。
石浦くんにはある程度距離を詰めて対応し自由にボールに触らせない。
ボランチやSHの負担が大きくなるが左SH今野くんが守備で貢献。
守から攻への切り替えも早くチャンスと見るやサイドを駆け上がる。
前半1得点、後半にはPKに繋がるクロスを上げた。
ボディバランスに優れキープ時にも上体が起きているので視野を確保したまま次のプレーにスムーズに移行出来ている。
1点目は観ていてボールが流れるか踏ん張り切れずにシュートをミートしきれないかのどちらかだと思っていた。
かなり無理な体勢に見えたが相当足腰が強くないとああいうシュートは撃てない。
CB清水くんは去年から公式戦で場数を踏んできただけあって安定した守備。
プレーエリアが広く、ライン裏をカバーするスウィーパーの役割から高い位置を取って中盤の底に入りゲームを組み立てる。
1点目のアシストの様な高精度ロングフィードも併せ持つ。
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ヴェルディは後半から左ウィングだった廣野くんを右に移動。
ウィングをサイドに張らせることで養和の守備陣を引き延ばす。
ボールをワイドに展開することでスペースを広げる。
中盤を経由して左右にボールを振り戻りきれない養和の守備陣のギャップを突く。
3点目はサイドから中へ走り込んで来た廣野くんが得点。
4ー3ー3の理想形だが実現させるのは凄く難しい。
ウィングが孤立してしまう危険性や逆に中央のスペースに人数が足りなくなる可能性もある。
このサッカーでインサイドハーフの役割は非常に重要だ。
ボランチの役割をこなしながらトップ下の創造性とウィングの様なサイドからの展開も時に求められる。
前半の石浦くんはまさに理想通りのプレーで2アシスト。
そしてヴェルディは左SBの遠藤くんがサイドだけでなく中央でもプレー出来ることが大きい。
中に絞って中盤の底からのゲームメイクやサイドへのフィードもこなせる。
後半は一点を追う養和の圧を受けたがCBコンビの藤田譲瑠チマくんと馬場くんを中心に守り切る。
特に馬場くんはピンチを未然に防ぐ出足の良さ。
空中戦でも身長よりポジショニングとタイミングで勝負し先手を取る。

この試合の"SMVP"は松橋優安くん。
2ゴール1アシスト。
ワンタッチからシュートまで無駄がなくシュートから逆算してプレーしている様なゴール前での落ち着き。
2点目のニアからトラップして左に流れながら狭いコースを見事に撃ち抜いたシュート。
3点目のアシストはドリブルしながら逆サイドフリーの廣野くんを見逃さずにグラウンダーのパス。
素晴らしかった。
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Living for the City 〜東京都クラブユースU-17サッカー選手権大会:東京武蔵野シティFC U-18vs大森FCユース〜

今年もシーズンが始まったという感じ。

第20回 東京都クラブユースU-17サッカー選手権大会(決勝リーグ)
東京武蔵野シティFC U-18vs大森FCユース

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武蔵野は4ー2ー3ー1
GK1番。
DF陣は右SB2番、CB4番と5番、左SB7番。
ボランチは13番と17番。
前線は右に9番、左に11番、トップ下の位置に8番。
トップは14番。

大森は4ー2ー3ー1
トップに6番
左から11番、18番、20番。
ボランチは9番と3番。
DF陣は左から左SB2番、CB8番と13番、右SB16番。
GK21番。

両チームとも選手名がわからないので背番号で表記。

さて、試合。

前半2分、武蔵野右サイドからSB2番が駆け上がり9番とのパス交換でサイド深くへ。
折り返しをゴール前で14番が合わせた。武蔵野先制。1ー0
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前半12分、武蔵野中盤左から14番のライン裏へのパスをボランチの13番が抜け出して受ける。
GKとの一対一から8番にパス、8番のシュートで武蔵野追加点。2ー0
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前半14分、武蔵野右サイド9番が縦へのドリブルからシュート性のグラウンダーのクロス。
ゴール前を横切りファーサイドで11番が詰めて押し込んだ。3ー0
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前半34分、武蔵野8番のゴール。4ー0

前半終了。

大森はCBがワイドに広がり両SBを高く押し上げる。
CBの間のスペースにボランチの9番か3番が降りてきてビルドアップ。
左SB2番の積極的なオーバーラップ。
左サイド11番のドリブルでの切り込みなど仕掛けるべきところでしっかり仕掛けている。
CBからのビルドアップは武蔵野のプレスをいなせているが中盤を武蔵野に締められていた。
前半の早い段階で点差がついたためにどうしても前と後ろの間にスペースが出来てしまう。
前線と中盤をリンクさせることが出来ない。
ボールの供給がサイドかロングボール頼りに。
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武蔵野は先制点から主導権を握る。
こちらも両SBを高く押し上げるスタイル。
特に右SB2番がサイドだけでなく中へ切り込んでいく。
右の9番がワイドに開くことで出来たスペースを上手く使っていた。
9番が単独でもドリブル突破出来るからこそ有効な攻め上がり。
先制点はこの形が見事にハマった。
ボランチは17番がアンカー。
CBからのパスを左右に振っていく。
サイドだけでなく8番へ縦パスが入った時に一気に加速する。
前半2得点の8番は中盤まで下がってボールを受け14番が前線でのポストというよりも一列下がってチャンスメイク。
左サイドは11番とSB7番のコンビネーションで崩す。
どちらも突破力がありサイドライン際でのキープから一人が追い越してラインの裏を狙う。
DF陣は大森に一対一で危なげない対応。
シュートまで持ち込ませない。
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後半開始。

武蔵野は13番に代えて20番をピッチへ。
8番がボランチに入り14番と20番が2トップに。

後半4分、武蔵野14番がラインの裏へ抜け出し飛び出したGKを躱しながら右に流れる。
ゴール前へ折り返したボールを20番が押し込んだ。5ー0
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後半6分、武蔵野右サイドから9番が突破しクロス。中央で14番が右足で合わせた。6ー0
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後半13分、武蔵野CKからの流れでこぼれ球を左サイドで拾った4番がサイドチェンジで右サイドの20番へ。
20番のクロスをボランチの17番が押し込む。7ー0

武蔵野選手交代。
11番を代えて24番を右に。
9番が左に。
CBに26番。

さらに27番を左SB、25番を右SB、GKに31番。
前線に28番、左に30番と次々に投入。
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14番と8番をボランチに。
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2番をSBからCBに。
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大森、9番が高い位置で武蔵野のパスをカットするとそのままドリブルでPAへ。
右に流れながら右足のシュートを放つが右に逸れる。
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武蔵野、8番からのスルーパスを受けた30番が中央から抜け出しシュートも大森GK21番が正面でキャッチ。
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武蔵野は大森のライン裏を再三狙うが大森GK21番が高い位置でカバー。
裏へ抜けたボールをPAを飛び出してクリア。
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試合終了。

大森は9番がセンターラインを果敢な上下動でチャンスメイク。
アンカーの位置から前線まで飛び出していく。
右SB16番も積極的なオーバーラップ。
なんとか1点を取りたいという気持ちが伝わって来た。
セットプレーでなんとか長身CB13番を活かしたいところだったが。
後半はリスク覚悟でDFラインを高く押し上げる。
GK21番がGKとスウィーパーを兼務し勇気ある飛び出しでゴールを守った。
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武蔵野は大量7得点。
後半から入った20番もゴールという結果を出し、30番も見せ場を作った。
得点もさることながら後半大幅にメンバーを代えながら無失点で終えたことも大きい。
左SB27番は大量リードでも気を抜かず攻撃参加しながらも守備では果敢なアプローチ。
サイドにしっかり蓋をした。
そしてサイドアタッカーを左右に揃えた攻撃陣は魅力的。
特に9番のドリブル突破は「切り裂く」という形容がしっくりくるように相手の防御を無効化してしまう。
2得点のFW14番は後半途中からボランチに。
得点もさることながら右足でのパスの正確さが目を引いた。
CB2番は攻守にわたり存在感。
右SBとしてオーバーラップから中央へ切り込み後半途中からCBにポジションを代えてもいつの間にか攻撃参加している。
一対一でもサイドを封殺。

この試合の"SMVP"は8番に。
前半2得点。
トップ下の位置から前線へ。
シャドーストライカーの様な動き出し。
さらに1.5列目からゴールに直結するラストパスが出せる。
後半はボランチとしてゲームをコントロール。
メンバーが大幅に代わった中で中盤を安定させチームに落ち着きをもたらした。
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庄七堂’sユース・アウォード 2018【番外編】

昨日は埼玉スタジアムへ。
青森山田高校vs尚志高校は四天王プロレスというか三冠ヘビー級というか三沢vs小橋というか。
そんな凄い試合やった(隣の高体連の雷電こと青森出身K氏のテンションがジェットコースターみたいになってた)

ここからは庄七堂’sユース・アウォードの番外編です。
去年書いた庄七堂’sユース・アウォード 2018では書き切れなかった様々なピッチ外や試合外のことをまとめて表彰しています。

庄七堂’sユース・アウォード 2018【番外編】
2018年度U-18:サッカー場賞

NTT図南スーパーグランド

Jユースカップ2018 JCY東日本代表決定戦
東京武蔵野シティFC U-18vs塩釜FCユース
で使われた会場。
はっきり言ってアクセスは悪い。
最寄りの大胡駅の駅舎。
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非常に趣のある木造の駅舎。
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駅長の猫(野良)がいる。
この駅からレンタサイクルでおよそ10分程。
グランドは畑と水田と住宅の中にポツンとある。
わかりやすい目印とかが無いので初見だとスマホのナビがないと非常に苦労すると思う。
会場は観戦用の簡易二段ベンチがあり。
観る分には問題無い。
それよりなによりその「手造り感」
必要最低限のサッカー器具。
寂れたトイレや待機所。
貴重な食糧源となる自販機。
田んぼや畑を潰して作りました感をビンビンに感じる(実際は違うと思うが)
最初見た時ケビン・コスナーの『フィールド・オブ・ドリームス』かと思った。

「試合後選手達がトウモロコシ畑の中に消えていくんかな?」と。
アクセスも良いとは言えず決して「オススメ」の会場ではない。
しかし道程も含め"ノスタルジー"に強く訴えかけてくる。

庄七堂’sユース・アウォード 2018【番外編】
2018年度U-18:最優秀U-18監督賞

北内耕成監督(V・ファーレン長崎U-18)

Jユースカップでのvs川崎フロンターレU-18戦が強烈な印象を残した。
陣形をコンパクトに保ちカウンターに繋げる。
堅陣速攻。
北内監督は2018年からの就任。
それ以前の長崎を観た事が無いので判断材料は無いのだが、、、、
前線の山本廉くんと岡野凜平くん。
ボランチの田畑篤郎くん
酒井亮くんと中川立暉くんのCBコンビ。
そしてGK朝長心優くんというセンターラインに軸となる選手を置き一本芯の通ったチームだと感じた。
高木琢也元監督のトップチームのサッカーに合わせている部分もあるのかもしれない。
そして2018年に育成部長に就任したのがあの松田浩さん。
関係性はあくまで想像するしかないがチームに"継承"されているものはありそうだ。
2019年も注目したいチーム(観られる機会があればいいのだが....)

庄七堂’sユース・アウォード 2018【番外編】
2018年度U-18:ベストショット賞

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018
柏レイソルU-18vs流通経済大学付属柏高校

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柏が後半11分に先制した後のシーン。
鵜木郁哉くんがゴールを決め柏ベンチに駆け寄ってくる。
スタメンや控えの選手も集まってきてもみくちゃになっている。
どんな試合でもゴール後の写真というのは素晴らしいし絵になるもの(ワイの撮影技術に難があるとはいえ)
この写真のポイントはGKの小久保玲央ブライアンくんも反対サイドからダッシュで参加しているところ。
この試合だけでなく大抵のゴール後の写真には彼が写っている。
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GKも参加することでチームの一体感とセレブレーション感がより増幅されている。
この後ひとしきりもみくちゃになったあとに小久保くんが審判に早く戻る様に促されているシーンも含めてベストの一枚。

庄七堂’sユース・アウォード 2018【番外編】
2018年度U-18:ベスト応援賞

三菱養和SCユースでゆずの『栄光の架橋』

名前はわからないが三菱養和のスタンドからアカペラ独唱で『栄光の架橋』を歌い上げていた彼にこの賞を捧げたい。
応援とはなんだろう?
サッカーには応援歌や選手のチャントがある。
チーム伝統の応援歌だったり小気味良く覚えやすいチャント。
確かにそれは素晴らしい。
でも単なる"習慣"や"BGM"になってやしないだろうか?
彼がスタンドからピッチの仲間達に向けて『栄光の架橋』を歌っている時、そこには間違いなく込められた「メッセージ」がある。
歌が凄く上手いわけでは決して無い。
でも仲間達に伝えたい想いがある。
それこそが「ソウル」だ。

誰にも見せない 泪があった
人知れず流した 泪があった
決して平らな 道ではなかった
けれど確かに 歩んで来た道だ
あの時想い描いた 夢の途中に今も
何度も何度も あきらめかけた
夢の途中
いくつもの日々を越えて
辿り着いた 今がある
だからもう 迷わずに進めばいい
栄光の架橋へと

ゆず『栄光の架橋』





あ、そうだ。
肝心な事を言い忘れてましたが去年、僕が観たサッカー選手達にでかい感謝とリスペクトを。
リーグのカテゴリー問わずプロに行く人、進学する人、サッカーは高校までと決めている選手もピッチでは平等、一人の選手として試合に挑んでいる。
僕は傍観者として書留めているだけ。
というわけで2019年もブログ庄七堂をよろしくお願いします(これを読んでいる人がいるのか?と不安になりつつ)
今年も内容は8割育成年代のサッカー観戦記になるかと。
全国津々浦々北は前橋市から南は静岡市まで(一行で矛盾してますが)
「行けそう、観れそう、帰れそう」をベースに観戦していく筈です

全ての選手達に敬意を込めて。

庄七
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あけましておめでとうございます

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2019年も庄七堂をよろしくお願いします。
年末年始を実家で寝て起きて食べて寝るを繰り返していました。
特に書くこともないいつもの正月でした。

さて、新年の運試し。
デレステ無料10連ガシャ(年明けいきなり声が実装という正月の餅並に危険な僥倖にほたるPの安否を気遣いつつ)引くやで〜
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あやめ殿!!

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衣装が凝ってる!
実装されたばかりの浜口あやめ殿の『お願い!シンデレラ』
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いい年になりそうやね。

1月5日は高体連の雷電ことK氏に誘われたので高校サッカー選手権を観に等々力へ。
第一試合は青森山田高校vs矢板中央高校
高体連の雷電ことK氏は青森出身なので当然(毎年)青森山田を優勝予想。
実はワイは今年の優勝は矢板中央やと思っていた。
矢板中央で思い出すのはこの試合。
去年のプリンス関東vs大宮アルディージャユース戦
前半主導権を握った大宮が10本近くシュートを放ち(ポスト直撃弾も)
矢板はシュート3本。
前半終わってのスコアは0-3で矢板がリードという試合。
そして雷雨の為前半終了時点で試合順延。
この試合の印象が強烈だったので「今年の矢板は強い!」と。
実際矢板が眞島聖弥くんのゴールで先制して前半1-0
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守備では山田の強力な両SHを抑え込んでいた。
特に山田の左SH檀崎竜孔くんへの対応は素晴らしかった。
矢板の右SB後藤裕二くんがつき過ぎず離れ過ぎずの絶妙の距離感。
例え躱されてももう一人、さらには二人と網にかける。
「前半このままなら矢板の思い通りだな」
と思っていた矢先の山田CB二階堂正哉くんの前半終了間際の同点ゴール。
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矢板はベンチに飯島翼くん大塚尋斗くん板橋幸大くんがいてこの三人なら守備力を維持したまま前線で攻撃を完結させることが出来る。
後半出てくる筈なので本当にこの同点弾は大きかった。
試合は後半の二階堂くんの逆転ゴールで青森山田が勝利。
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新年のサッカー観戦初めに素晴らしい試合やった。
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第二試合は尚志高校vs帝京長岡高校
前半に尚志が染野唯月くんのゴールで先制。
帝京長岡もバイタルでの細かいパスで崩そうとするが尚志のGK森本涼太くんのファインセーブもありゴールが遠い。
尚志もバイタル中央を固めてくる。
帝京長岡は左SB手塚克志くんが左サイドから中央へ楔となる鋭いパスを通す。
前線の晴山岬くんはボールも収まるしシュートまで持ち込める。
田中克幸くんは細かいタッチのドリブルから最少モーションでパスやシュートに移行する。
チャンスメイクをこなしつつゴールも狙う。
後半のシュートは入ったかと思ったんやが.....
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尚志が1点を守りきり勝利。
準決勝へ。
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帰りに高体連の雷電こと青森出身のK氏と忘年会と新年会と青森山田の祝勝会を兼ねてカラオケへ。
ちなみに「高体連の雷電こと青森出身のK氏」にはもう一つ「青森の桜井和寿」という異名があるぐらいにミスチルが(というか歌が)恐ろしく上手い。
カラオケといいつつワイが歌うのはどうでもよくてほとんどK氏のミスチルを聴くのが主な目的(ちなみにワイが歌ったのは水谷豊、ライムスター、斉藤和義、大瀧詠一、RCサクセション。あ、『おんなの道は星の道』も歌ったで。演歌は歌い易い(上手いとは言っていない)やね)

『HANABI』
『youthful days』
『Tomorrow never knows』


というヒット曲・シングル曲をおさえつつ、、、

『クラスメイト』

のようなアルバムの名曲、さらには新曲も織り交ぜたK氏の心憎いばかりのセットリスト。
そして『奇跡の地球』を二人で歌い完全燃焼。
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庄七堂’sユース・アウォード 2018

仕事納めも無事に終わり(全然無事じゃなかったぞこの野郎!)
あとはサッカー観戦の予定もなく年末年始を自堕落に過ごすのみ。
というわけで年内最後のブログのオオトリ「庄七堂’sユース・アウォード」の発表です。

去年の「庄七堂’sユース・アウォード 2017」

今年は去年に比べて観戦数が減ってるんだか増えてるんだか数えていないのでわかりませんが。
まあ選考に悩むほどには試合を観たということでご容赦を。
まずはベストイレブンの発表です。
確かルールは、、、(コピペ)

①現地観戦の試合
②一チーム一人
③いままでベスト11に選ばれていない選手


まあマイルールです。
練馬区在住ですので関東のチームが多いですがまあそこもご容赦を。

まずは中学3年生・高校1年生限定のベストイレブン!

2018年度U-18年代:ベスト・イレブン(中学3年生・高校1年生)

GK:和田幹太【塩釜FCユース】
DF:村上陽介【大宮アルディージャユース】
DF:中川立暉【V・ファーレン長崎U-18】
DF:宮坂拓海【ジェフユナイテッド市原・千葉U-18】
MF:盛嘉伊人【浦和レッズユース】
MF:柳俊太郎【エスペランサSCユース】
MF:戸水利紀【川崎フロンターレU-18】
MF:田村蒼生【柏レイソルU-18】
MF:柳町魁耀【鹿島アントラーズユース】
MF:角昂志郎【FC東京U-18】
FW:津久井匠海【横浜F・マリノスユース】


例年なら高校1年生を対象にしたベストイレブンなんやけど今年は中学3年生も対象に。
ジュニアユースというカテゴリーではなくあくまでU-18を舞台に出場した選手達で選考(ジュニアユースの試合は基本観ないので)
今年中学3年生を選考対象にしたのは塩釜の和田幹太くんとエスペランサの柳俊太郎くん。
この二人を選びたかったから。
*クラブユースはHPにプロフィールがあるから調べやすいけどもし「学年違うで」という指摘があったら教えてください。

それでは2018年U-18年代ベストイレブンの発表!

2018年度U-18年代:ベスト・イレブン

GK:朝長心優【V・ファーレン長崎U-18
ハイボールへの飛び出しも積極的で好判断。キック力も有。至近距離のシュートに強く、瞬時に反応出来るバネを持っている。またポジショニングの良さ、シュートシーンの前に細かいサイドステップで立ち位置を変えている。これがあるからシュートに対して適性ポジションで対応出来る

DF:梅本琉生【大宮アルディージャユース】
積極的なオーバーラップ。SHを追い越す動きやサポートなどでサイドアタックに厚みを出す。オーバーラップもサイドライン際を走るだけでなくインサイドに切り込んでいく。
サイドに開いて受けるだけでなく中央に絞ってボール回しにも参加

DF:増崎大虎【鹿島アントラーズユース】
まさに「エースキラー」という言葉が相応しいCB。相手のトップ、FWに対してバチバチ体をぶつけていく。
エースに対して「絶対に仕事をさせない!」という気迫を感じる。CB佐藤隆曉くんとのコンビでマークを受け渡しながら前線へのボールを空中戦で迎撃し続けゴール前の壁として立ちはだかる

DF:速水修平【ジュビロ磐田U-18】
ハイボールに強く、FWにパスが入る時に一歩前へ出てインターセプトする守備。パスコースやパススピード、そして状況判断が的確だからこそ出来るプレー。さらにはライン裏のスペースへのカバーも迅速。守備だけではなく、最後方から前線へ低空の鋭いロングフィードも繰り出す

DF:島崎元【川崎フロンターレU-18】
果敢なオーバーラップでPAまで進入する。サイド高い位置でボールを持った時は彼がゲームメイクから時にはチャンスメイクまでこなしてしまう。ボールの預けどころになりつつボールの出しどころにもなれる。
さらに左SBでスタメンでも試合展開次第では右SBに回ったりと左右のSBをこなせる

MF:山登一弥【東京武蔵野シティFC U-18】
ボランチとしてスペース管理やセカンドボール回収、カウンターの芽を摘みボールを左右に展開。中盤で役割を全うしながらシャドーストライカーの様にゴールに迫る。守備から素早くピッチを見渡し空いているスペースへと長いパスを通す。サイドのスペースに流れたりサイドチェンジで大きく展開を変えられる

MF:杉井颯【柏レイソルU-18】
試合によってCB、アンカーとポジションが異なるが今回はアンカーでの選出。
中盤の底ではCBのすぐ前でロングボールを弾き返せる。またプレス、パスカットでカウンターを未然に防ぐ。
縦パスにも注目したい、中盤からビシッと前へ通す縦パスがチームにアクションを起こす。
そして彼の味方を鼓舞するコーチング。ピッチ内外を(また相手、味方をも)問わず溢れ出るキャプテンシー

MF:神田凜星【静岡学園高校】
身長は154cmと小柄だが存在感はピッチ上の誰よりも大きい。周囲を確認しながらのボールキープ、当たられる前にボールを動かして体格差を無効にしてしまう。細かいボールタッチ、一瞬の体勢移動でDFを剥がせる。キープ中も上体がしっかり起こせているので周囲の動き出しがよく視えている。ドリブルをしながらスピードを落とさずに次のアクションへ。卓越したボールキープ力と視野の広さでチャンスメイク

MF:檀崎竜孔【青森山田高校】
一年生から試合に出ていてその時からテクニックは秀でていたがその時はあくまで「チームのプラス1」という存在。
三年生になり今年は10番を背負った。その柔らかいボールタッチ。ボールをキープ出来てそのままドリブルすることもあればバイタル中央へ鋭い楔のパスを打ち込める、サイドからのカットインで隙あらばゴールを狙っていく。さらにセットプレーのキッカーとしてチームの得点源を担う。

FW:窪田稜【成立学園高校】
去年観た印象は「ラインブレイクに優れたスピードあるストライカー」今年はスピードはそのままによりテクニカルな選手に。ポジションも常に最前線に張っているわけではなくサイドに流れてボールを引き出し長い距離をドリブルで加速していく。ドリブルで相手をワンorツータッチの切り返しで翻弄。去年の様な2トップの一人の11番ではなくファンタスティックな10番に進化していた

FW:栗原イブラヒムジュニア【三菱養和SCユース】
得点力は勿論高いがアタッキングサードでのポストプレーもしくはショートパスが凄く丁寧。
キープ力を活かす為に長い足だけでなく手も有効に使い相手と自分との間合いを保つ。
トラップが独特で腰から下ぐらいの浮き球を足裏ではたき落とす様にトラップ。
長身を活かした得点やポストプレーだけではなく細かなボールタッチとシュートに確かな技術を感じさせる

次はベストゴール賞。

2018年度U-18年代:ベスト・ゴール賞

高円宮杯U-18サッカーリーグ2018 東京 T2リーグ 第1節
FC町田ゼルビアユースvsFCトリプレッタユース

FCトリプレッタユースの2点目、松本大樹くんのスーパーミドル逆転弾

後半45分、トリプレッタの松本くんが右サイドでボールを受けると中央へドリブルするやいなや刹那で左足を振り抜く。
距離は30mはあっただろうか?GKが必死に伸ばした手の上を通過しゴール上段ギリギリのコースに決まる。
GKも決して極端に前に出ていたわけではない。
ループシュートというほどわかりやすい放物線ではなく弾丸シュートほどのスピードではないが恐らくGKに触らせずかつ枠内に納めるにはあのスピード、コース、タイミングしかない。
あらゆる要素が詰まった実にマーベラスなゴール!



2018年度U-18年代:ベスト・ゲーム賞

2018 Jユースカップ 第26回 Jリーグユース選手権大会
川崎フロンターレU-18vsV・ファーレン長崎U-18

長崎は1本目のCKをモノにした。
記憶違いでなければ左サイドから囮で一人走り込んでいる。
ゴール前に直接上げてくるのではなくニアに通すかと思わせておいてプレーを切り。
一呼吸置いてグラウンダーで岡野くんへ。
川崎守備陣のタイミングを外す二重三重の仕掛けがバッチリ決まった。
前半の戦い方はハイプレスをかけボールをサイドに追いやり縦のコースに網を張る。
右SB林田友彦くんがパスを寸断。
奪ってからは手数を最小限にゴール前へ。
陣形をコンパクトに保ちカウンターに繋げる。
堅陣速攻。
長崎は後半ほとんどを自陣でプレーする展開。
中盤・最終ラインが押し込まれてしまい前線とのスペースが空いてしまう。
セカンドボールが拾えなくなり常時川崎のターンで試合が進む。
前線はメンバーを代えながらプレスの強度を保とうとする。
それでもなかなかプレスが掛かりきらないシーンが増えて来た。
ただ長崎は前線と最小限の人数で攻撃を完結させる事が出来る。
岡野凜平くんと山本廉くんはテクニックに優れチャンスを嗅ぎ分ける。
押し込まれながらも決定機を二回作り出した。
パス数を削ぎ落としシンプルな形でゴールまで迫る。
守一辺倒ではなく追加点も奪えそうな試合展開に持ち込んだ。
そして耐える時間は徹底的に耐え抜く。
川崎ペースでも引きっぱなしにはならずなるべく勇気を持ってラインを高く保とうとする。
終盤の川崎のポストプレーをオフサイドにしたシーンが象徴的だ。
酒井亮くんと中川立暉くんのCBコンビが最後まで集中を切らさなかった。
酒井くんは山田くんへのハイボールを空中戦で迎撃し中川くんはラインの裏のスペースを良くカバー。
林田くんと岩本真治くんの両SBも守備ブロックを作り、ある程度サイドで崩されても逆サイドが中に絞ってゴール前を固める。
そして数少ない攻撃時にはしっかりサイドを駆け上がり攻撃をサポートする。
ボランチの田畑篤郎くんが前後半を通じて川崎の攻勢を跳ね返す防波堤の役割。
181cmの長身を活かした空中戦、ボディバランスに優れ、腰を入れてボールを刮ぎ取る守備。
時にはDFラインに入って壁となり守備に徹する。
彼に限らず長崎は球際のボールに対して驚くほど粘り強い対応。
相手が抜いたと思っても後ろからもう一足が伸びてくる。


長崎の速攻と堅陣。
対応する川崎。
1試合で様々なフェーズが発生した。
特に長崎は関東在住だとなかなか観る機会のないチームだが「もう一度観たい!」と強く思わせるチームだった。

それでは今年の庄七堂’sMVPの発表です。







2
0
1
8


U

18











2018年度U-18年代:MVP
東京武蔵野シティFC U-18 山登一弥くん


今年の武蔵野はバスケットの3on3の様な流動的な3トップ。
上下動を厭わないWB。
堅実性と柔軟性を兼ね合わせた3バックと非常に魅力的なチームだった。
山登くんは小川開世くんとのダブルボランチ。
この二人の役割が試合毎や試合の局面毎に変わる。
小川くんがトップ下の様な位置でチャンスメイクをすることもあればアンカーの位置でボールを裁くことも。
小川くんとのボランチコンビで共に左右へのボールの配給を担う。
高精度サイドチェンジを持っているのでどの局面でもサイドへ通せることが武蔵野の強みになっていた。
左右だけでなくDFラインの裏を狙った縦へのパスも出せるのも魅力。
また凄くシンプルにボールを捌いていくことも出来るので中盤でボールを安全に預けられる。
山登くんはある試合ではシャドーストライカーの様に前線に飛び出しゴールを決め。
サイドに流れてサイドアタッカーのサポートも。
ある試合では終盤の底でボールをシンプルに繋ぎ。
セカンドボールの回収や相手のチャンスを潰すスウィープ役に徹する。
イーブンなセカンドボールを体を捻じ込んでマイボールにしてしまう球際の強さもある。

今年武蔵野の試合は3試合観ているが3勝している。
まあ試合結果は観戦数が少ないので参考になるかはわからないがどの試合でも印象的なプレーをしていたのが山登くんだった。
ゴールやアシストといった結果に直結するプレーばかりではなくチームの中心(ポジション的な意味で)にいてゲームメイク、チャンスメイク、リスクヘッジをこなしていた。





















【蛇足なあとがきの様なもの*二年前から使い回し】
今年もユース年代の試合を少なからず観戦し、ブログにまとめるという作業を繰り返して気がつく。
一試合たりとも怠くなる様な試合は無かった。
僕は青田買いのつもりで観戦記を書いているわけではなく。
ピックアップする選手はあくまでその試合のプレーが基準。
Jに内定しているだとか下の年代の代表だとかは(極力)考えないようにしている。
今回選んだ選手達もあくまでプレーに感化されて「その選手を表現するために何文字でも費やせる」かどうかが基準。
選手達はピッチを走り、僕の筆を走らせる。
観戦した試合の多くはTVで放映される事もなければ。
公式のHPにスタメンとスタッツと得点者が記載されるのみ(それすら無い事もある)
彼らのプレーを目の当たりにするのは熱心な数百人の観客ぐらいで。
気に留めるのは関係者と一部の好事家ぐらいかもしれない。
観戦記をかいているつもりだがこれは彼らの「戦記」そのもの。
選手達に最大級の称賛と賛辞を。
そして感謝を込めて。
庄七

【蛇足なあとがきの様なもの:補遺*一昨年書いたモノ】
このブログを読んでいる方がどれぐらいいるかわかりませんが(多分5人はいるとして)
今年も読んで頂きありがとうございます。
僕の観戦記は独特(というか変)で必ず試合そのものの観戦記の前に試合とは関係ない話が入っています。
これはまあ落語で言う「マクラ」みたいなものでいきなり本題に入るのも無粋かと思い書いてるんですが。
観戦記を始めた当初は「ユースや大学サッカーの観戦記なんて読む人が凄く少ない」だろうから導入で試合と関係ない事を書いて(何かの間違いで)読んで頂いた方を(言い方は悪いですが)「釣る」目的で書き始めてなんとなく定着しました。
まあ最近はグーグル(Twitterなんかもそうですが)という非常に便利な機能があり「◯◯のチームの試合がどうだったか?」「◯◯選手のプレー内容はどうだったか?」というピンポイントな形で検索されてここに辿り着いて下さる方が多くなり正直そういう人達にとっては「マクラ」いらないんじゃ?と思う事もままあります。
なので「俺は選手や試合の事を知りたいのになんでクソ映画の紹介やシンデレラガールズの事を読まされなきゃならないんだ!」という方のお怒りはごもっとも。
すみません、出来れば飛ばしてください(ちなみに僕はクソ映画が好きなわけでは決してありません、たまにホラーのC級映画を紹介していますがクソ映画だと思って見る事はありません、見た結果クソ映画だったことがあるだけです......あ、シンデレラガールズの記事は僕のただの自慢です。今年は西園寺琴歌お嬢様を無事イベントでお迎えすることができました)
あくまで主役は選手達です。
TwitterのようなSNSは拡散力は凄いですが人に与える影響というのはどうなんでしょう。
仮に「この◯◯が凄い!」というツイートが流れてきたとして(選手だったり本だったり映画だったりで)実際に読む人、観る人はどれぐらいいるんでしょうか?
友達同士のやりとりならいざ知らず。
Twitter上だけの関係の人だとなかなか実際に触れてみようかということは凄く少ない筈です。
僕もこうして毎回「この選手が凄い!」という観戦記を書いているわけですが。
実際「庄七が絶賛していた選手・チームを観てみよう」なんて人は皆無だと思っています。
それでももし、たった一人でもいれば。
たった一人にでも伝わるなら。
書いた意味があると思っていますし。
少し報われた気分になります。
庄七

【蛇足なあとがきの様なもの:去年書いた補遺の補足】
毎回「あとがきの様なもの」を更新しているのはバロウズの『裸のランチ』が自分は大好きだからです(あれ本文よりも序文とあとがきが一番面白いんよね)
え〜基本的に僕は観戦は一人で行っています。
たまに青森出身の友人K氏が同行したりします。
さて、K氏とよく話すのですが「ユースと高体連の二項対立」
これはいつの時代にもあると思いますが。

ユース=技術
高校=気持ち

みたいな二項を持ち出している論じているサッカーライターはいまだにいるわけです。
そんな記事ははっきり言ってクソです。
見かけた時点でケツを拭く紙にしてしまいましょう(最近はネット記事が増えてクソを拭く役にも立たないものばかりですが)
ユースが気持ちで高体連に劣っているなんてシーンを僕はこの数年間一切見掛けていません。
さらに技術で高校がユースに劣っているというのもはっきり言ってナンセンスです。
少なくとも選手権に出てくる様な高校はユースチームの様な技術は備えています。
そもそもジュニアユースから高校サッカーに進む選手も多いのですから最早この二項対立は成立し得ません。
しかしそれでも差があるとすればそれは判断スピードの差。プレミア上位のチームを観るとわかりますが常に二手先、三手先を読みながらプレーしている印象です。
仮に技術にそれほど差がないとしてもこの「判断スピード」はなかなか縮まらない。
まあそこらへんの話は今連載中の『アオアシ』がやってくれるでしょう。

ここからは「育成年代の試合のススメ」になりますが。
最近"サポーター"というのが息苦しく感じる人も増えて来てるのではないかと。
サッカー"以外"にいろいろややこしい事が多いのでは。
人間関係だったり「サポーターとはこうあるべき論」みたいなものに囚われて純粋にサッカーを楽しめていないのではないか?と思う事もままあるのです。
そういう時は自分がサポートするチームの育成年代の試合を観ては如何でしょうか(なるべく一人で)
改めて「サッカーを観る」という行為を見直す切っ掛けになるかと。
そこにはサッカーライターが書いたものとは違う"モノ"があるはずです。

この「現場」以外に「本場」なんてのは存在しない
外野のヤジは聞くにほとんど値しない

RHYMESTER『ウワサの真相』


【2018年12月28日のあとがき】
庄七堂として育成年代の選手達を紹介しているのはこのブログやTwitter上がメインなんですが。
例えば一つの試合、一人の選手を紹介するとすると同じ様な文章でもTwitterのほうが反応がダイレクトです(RTや”いいね”とかね)
ユース年代はどうしてもメディアの露出は少ないですし選手権常連校やクラブユースの強豪はそれこそ取り上げられる回数も多いでしょうが地方のクラブなんかはそれこそ専門メディアぐらい。
素晴らしい選手達がいて素晴らしい試合をしてもそれが伝わるのは少数の現地観戦者だけ。
まあ嘆いているわけではないですし至極当然だとも思っています(勿論、段々改善されていけばと思いますが。まあ「ゲ○サカがたまに取材に来るぐらい」しかないような現状が少しでもマシになればと。)
ただクラブでサッカーをしている選手達も普段は学校に通っているわけです。
高校のサッカー部と違い彼らの同級生達が彼の試合を観る機会というのはあまり(というかほとんど)ないでしょう。
なぜこんなことを考えるかというとある選手を賞賛したツイートに「いいね」がついてたりする。
この「いいね」した人のアイコンを見ると「多分学生だろうな」というのが男女を問わず多い。
ひょっとしたら同級生(や元同級生)がクラスメイトの活躍を僕のツイートで知って「いいね」したのかもしれない。
まああくまで憶測ですがそうだとしたら嬉しいですし凄く光栄なことです。
TVで放送される様な試合に出場できる選手はほんの一握り。
もし僕のツイートなりで素晴らしい選手達のことが少しでも伝わればいいな、と。
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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

プロフィール

庄七..

Author:庄七..
日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

1 GK(ゴレイロ)
庄七
162cm / 52kg
出身地:新潟県

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