ハイファイ☆デイズ ~高円宮杯U-18 プリンスリーグ関東:川崎フロンターレU-18vs桐光学園高校〜

【黄金世代】第3回・小笠原満男「衝撃のオノシンジ」(#2)

ちなみに小笠原は、練習に飛び入り参加したブルキナファソ皇帝とPKで対決
装備万全でGKに入ったエンペラーの裏をものの見事に突いた。


さらっと触れられてるけど凄えパンチライン。
そういやワイの観戦記に度々登場する「高体連の雷電」ことK氏は高校時代に小笠原のいる大船渡高校と練習試合したそうやけど小笠原はホンマ凄かった言うてたな。
その小笠原が衝撃を受ける小野ってほんまとんでもないわ。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プリンスリーグ関東
川崎フロンターレU-18vs桐光学園高校

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川崎は4-4-2
2トップは大曽根広汰くんと宮代大聖くん。
左SH宮城天くん右SH有田恵人くん。
ボランチは桝谷岳良くんと池谷祐輔くん。

桐光は4-4-2か
岡孝樹くんと中川優くんが2トップ。
岡くんが前線で張るケースが多い。

さて、試合。

前半27分、川崎は左サイド宮代くんから斜めのパスがPA中央手前の大曽根くんに通る。
大曽根くんはファーストタッチで相手DFをズラしコースを作ると右足を振り抜く。
コース右に決まった。川崎先制。1-0

川崎がボールを支配している。
試合の大部分は桐光陣内で展開される。
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桐光は奪ってからカウンターで前線へ素早く繋ぎたいところだが川崎DFの寄せが早い。
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前半終了。

川崎は前半、ゲームの主導権を掴んだ。
両SBが積極的かつ大胆に高い位置からオーバーラップ。
左SB小川真輝くんがSH有田くんと近い位置でサポートし合いサイドの崩しを促進。
右SBデューク カルロスくんはSHを追い越す動きでサイドの奥深くまで。
最初は彼がSHなのかと思ったほどだ。
前線の宮代くんと大曽根くんのポジションは流動的。
宮代くんが前線でトップ下の様な位置に大曽根くんがいることもあれば宮代くんがサイドに流れて大曽根くんが前線へ。
さらに左SH宮城くんが左サイドからカットインするケースも多く、桐光守備陣は対応し難い。
さらにボランチの池谷くんと、桝谷くんのボランチコンビが秀逸。
こぼれ球やセカンドボールの回収、中盤からのボールの展開で川崎のペースを維持し続ける。
特に桝谷くんのプレーエリアが広い、中盤の底で役割をこなしつつ攻撃にも絡んでいく。
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桐光はなかなか突破口が見出せない状況。
一失点に抑えたDF陣は集中していた。
川崎にボールを動かされながらも最後のシュートシーンではしっかり体を入れている。
ただ守から攻になると非常に厳しい。
川崎が前線で容易くキープさせてくれない。
ロングボールは弾き返されてしまい、セカンドがなかなか拾えない。
左SH田中雄大くんはキープ力があり彼がドリブルで持ち上がろうとするが川崎もそこは人数をかけていてあっという間に囲んでしまう。
左SB渡辺大智くんのグングン加速するオーバーラップは川崎のSBが上がった裏のスペースを上手くつけていたがチームとしてサポートがなかなか出来ない。
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後半開始。

川崎、CKからのこぼれ球をPA外から軽くロビングでDFとGKの僅かな隙間に落とす。
このパスに宮代くんが反応してGKと至近距離で一対一に。
決定機だったが桐光GK丸山拓郎くんが若干距離を詰めてシュートに反応、左足一本で防いだ。
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さらに川崎CKのチャンス。
キッカー桝谷くんのボールにPA付近にいたカルロスくんがオーバーヘッドシュート!
しっかり枠内に飛んでいたがGK丸山くんが正面でブロック。
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桐光の倉持快くんが右サイドからドリブルで持ち込みシュート。
これは川崎GK早坂勇希くんがキャッチ。
桐光は攻撃にスピードが出てきた。
ボールを奪ってからサイドに展開。
クロスで終わるシーンが増えてきた。
自陣でボールを奪った矢口聖真くんがそのままドリブルで持ち上がるなどゴールまでの道程が明確に。
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後半34分、桐光は川崎のビルドアップ時GKのミスを見逃さず倉持快くんが詰めてボールを奪いゴールに押し込む。
桐光同点。1-1

36分、川崎は右サイドからの崩し。PA右付近にいた大曽根くんにパスが通ると大曽根くんは走り込んできた宮城くんに柔らかいカインドネスなショートパス。
受けた宮城くんがコースニアを強襲するシュートを放つ。川崎逆転。2-1
いやな同点のされかたをされた後だけにこの得点は大きい。

川崎、左サイドからゴール前を横切るスピーディーなグラウンダーのクロス。
大曽根くんが押し込もうと飛び込むも僅かに合わず。
さらに桝谷くんが左サイド深くからドリブルで切り込むとゴール近くまで持ち込んでシュート。
これはDFに寄せられてミートしきれず。

試合終了。
2-1で川崎が勝利。
1位の前橋育英とは同勝点だが得失点差で僅かに差がつき2位。

桐光は後半は攻撃に迫力が増した。
奪ってからの展開がシンプルでスムーズ。
サイドを広く使えていた。
川崎のゴール前に迫る場面も何度か。
GK丸山くんが好セーブを続けていたのも含めて守備陣は川崎の攻勢にギリギリ持ち堪えていた。
守備で目を引いたのはCB望月駿介くん。
川崎の前線にピッタリ、しっかりマークにつく。
ライン裏に抜け出されピンチになりそうなところも追いついてのスライディングクリア。
最後尾からのロングフィードも精度が高い。
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川崎はまずCBコンビが非常に安定していた。
長身CB新井秀明くんと高吉正真くんのコンビはスペース、カバーリング、対人、高さをお互いが補完し合っている。
新井くんは空中戦に絶対の自信があり強靭なフィジカル、長い足を生かしたボール奪取力に優れ。
高吉くんは危険なエリアを先回りしてカバー、またビルドアップでも遠くが見えているため展開力が高い。
攻撃面ではカルロスくんがガンガン攻撃に絡み、宮城くんがその分中央でFWのような役割に。
宮代くんが中央だけでなくサイドに流れ、さらにサイドアタッカーさながらのドリブル突破をいかんなく発揮。
1ゴール1アシストの大曽根くんは前線だけでなく少し引いてからボールを受けゲームを組み立てつつフィニッシュに絡む。
右サイドもSB小川くんが高い位置で攻撃の起点になれる。
攻守の鍵を握るのはボランチコンビ。
池谷くん桝谷くんの広角に出せるパスがサイド攻撃を促す。
守から攻に切り替わった際にこの二人が的確かつ素早い判断でボールを動かせるので攻撃が停滞しない。

この試合の"SMVP"は桝谷岳良くん。
ルーズボール、相手のクリアボールの落下地点に先回りしてポジショニングしている。
彼が中盤でボールを回収しまくっていた。
さらにその運動量にも恐れ入る。
中盤から縦パスを前線に入れたかと思えばサイドに流れてボールを引き出す。
まさに「ダイナモ」という形容詞が相応しいボランチ。
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Bright Shining Star 〜関東大学サッカーリーグ戦:東京国際大学vs桐蔭横浜大学〜

今日は西が丘で大学サッカー観戦。
ちなみに名作高校サッカー漫画『オフサイド』で大学進学した選手達。


早稲田:茅野、日比野兄弟
筑波:織田、明智、池永(島本も進学希望)
順天堂:西崎、津野、九鬼


筑波これ島本入学してきたらエゲツない強さやな。
『オフサイド 大学サッカー編』読みたいなあ。
あ、主人公は津野くんで。
作中で明記されてるだけでも十分おる。
何も塀内夏子先生自らでなくてもいい。
今スピンオフを別の漫画家が描くパターンあるやん。
誰か『オフサイド 大学サッカー編』描いてや。

JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦
東京国際大学vs桐蔭横浜大学

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東国大は4-4-2
2トップは町田ブライトくんと進昂平くん。
左SHは安東輝くん。
ボランチは桶谷亮太くんと條洋介くん。
CBは小木曽佑太くん楠本卓海くん。
小木曽くん條くん安東くん、進くんの四人は浦和ユース出身。

桐蔭は4-4-2
2トップは石川大地くんと鈴木国友くん。
左SHに鳥海芳樹くん右SHに松本光浩くん。

さて、試合。

前半15分、東国大がFK獲得。
中央やや左、距離は28mほど、近過ぎず良い距離。
キッカーは安東くん。
壁の前に東国大の選手達が片膝を付いて座りGKからインパクトの瞬間を隠す。
安東くんの右足は壁を超えてコース左に巻いて蹴る。
ギリギリのコースを突いたサイドネットに突き刺さるようなキック。
GK飛びついたが間に合わない。
東国大先制。1-0

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前半38分、東国大の進くんがバイタルからPA内へドリブル突破を図る。
桐蔭のDFがボールを取り切れずに引っ張って倒してしまう。
PA内だったので東国大PK獲得。
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このPKを進くんがGKの逆を突くシュートでネットを揺らす。
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東国大追加点。2-0
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前半42分、桐蔭の左SH鳥海くんが左サイドある程度まで進むとドリブル開始。
サイドから直角に方向転換、PA内へ真横に入ってチェックにくるDFを切り返しと深く沈み込んだ重心の深いドリブルで正面突破。
そのまま右足を振り抜いた。2-1
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前半終了。

東国大は攻めのパターンが幾つか確立されていた。
まず前線のブライトくんに預ける形。
彼がサイドに流れたりDFを背負いながらキープし味方の押し上げを待つ。
時には単独で正面突破も。
この時に進くんが周囲でカバーもしくは彼を追い越す動きで一気にゴール前まで迫っていく。
もしくは両SHの安東くん川上翔平くんがサイドで起点を作り、そこに中央の選手が絡んでのパス回しでサイドへ進入していく。
サイドから條くんへボールが渡ると彼がバイタルで攻撃に緩急と強弱をつける。
守備では小木曽くん楠本くんのCBコンビが桐蔭を上手く抑えていた。
小木曽くんは空中戦に強く、競り合いに勝てる上にプレーエリアが広い。
ゴール前でボールを弾きかえすだけでなく積極的に前に出て相手のチャンスの芽を潰してしまう。
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桐蔭は二失点。
そこまで東国大に押されていたか?というとそうでもない。
前線には石川くんと鈴木くん。
大型FWである鈴木くんが前線でボールを収める。
ただし常に前線に張り付いているわけではなく石川くんと交互に最前線へ。
時に一列下に下がって受けたり、サイドからの突破も試みる。
前線が東国大のDFラインを押し下げると両SHがワイドに開きサイド攻撃。
左はSH鳥海くんのドリブル、右は右SB中家亮くんのロングスローで何度もゴール前まで迫っていた。
特に”飛び道具”としてゴール前まで到達する中家くんのロングスローは相手DFからしたら厄介だ。
ただ一旦守勢に回ると攻撃への切り替えがスムーズにいかない。
ボランチの山下くんが守備時に相手のFWをチェックしているためCBとほぼ同じ位置まで下がる。
こうなると攻撃時におけるビルドアップで彼のゲームメイク能力が限られてしまう。
もう少しピッチ中央前目の位置でボールを捌けるようになれば彼のトップ下的なプレーが引き出せるのだが。
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後半開始。

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後半11分、東国大左サイドから川上翔平くんが持ち込み。安東くんがクロス。
ファーサイドに走り込んでいた條くんがヘディングを合わせる。3-1

後半15分、桐蔭はボランチを交代。浅沼大和くんに代えて橘田健人くんをピッチへ。

後半20分、東国大はSHを交代。右SHは川上翔平くんから浅利航大くんへ。

桐蔭、セットプレーのチャンス。山下くんのキックに八戸くんが合わせるも枠外。
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後半25分、桐蔭は松本光浩くんに代えてイサカ ゼインくんを右SHに。
イサカくんはポジションこそ右SHだが時には逆サイドにまで顔を出しピッチを所狭しと駆け回り相手のチャンスを未然に防ぐ。

後半28分、東国大はボランチの桶谷亮太くんに代えて成田悠冴くんをピッチへ。
中盤の活性化を図る。

後半33分、桐蔭はトップの鈴木くんに代えて國場龍之介くんを前線へ。

後半38分、東国大はブライトくんに代えて柳園良太くん。
ブライトくんは前線の中央だけでなく左右どちらにも顔を出していた。
交代で入った柳園良太くんは前線でボールを収め容易くは奪われない。
さらに多少強引でもドリブルで仕掛けていく。
前線からのチェイシングも効いていた。
時間帯を考えれば最善でありチームにとっては最っ高のプレー。

試合終了。

桐蔭は後半になり選手交代でチームの状況を変えようとしたがなかなか上手くいかなかった。
東国大の前線に引っ張られ気味になりラインがズルズル下がってしまう。
前線との開いたスペースを埋めるのに四苦八苦していた印象だ。
出来ればそのスペースを山下くんが有効に使いたい。
彼はアンカーとしてよりもトップ下的な仕事も出来るボランチ。
攻撃では後半は前半機能していた左サイドの鳥海くんがなかなかプレーに関与することが出来ていなかった。
ただボールを持てば怖い選手であるのは確か。
終盤は積極的に前へ出ていた。
守備では左SBの八戸雄太くんがスライドして中央のスペースをカバー。
決定機を何回かインターセプトやブロックで防ぐ。
攻め上がる時は一気にサイド奥深くまで。
セットプレー時のターゲットの役割もこなしていた。
いま、リーグ最下位の桐蔭だが選手を観ているとちょっとしたキッカケというかシステムがハマればそれぞれのポジションに選手は揃っているので劇的に改善される可能性はある。
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東国大は初めて観たチームだが非常に面白い。
まず個性というか”武器”を持った選手たちが多い。
ブライトくん進くんの2トップ。
DFを背負ってもビクともしないブライトくん。
ゴールへの最短距離を縦に一気に走り込んでくる進くん。
SH安東くんはサイドで張るだけでなくバイタル中央で前線の選手達との有機的な絡みを見せる。
そしてこのチームのCBコンビは堅い。
小木曽くん、楠本くんは空中戦の勝率が高く単純なロングボールは通用しない。
特に小木曽くんはカバーするエリアが前方に広い。
ゴール前で弾きかえすだけでなく高い機動力があり積極的に前に出て相手の拠点を潰してしまう。
小木曽くん、條くん、安東くん、進くんの浦和ユース出身者が一本の軸となりチームの屋台骨をしっかり支えている。
現在リーグ戦3位の東国大。
この試合を観ると納得だ。

この試合の"SMVP"は條洋介くん。
後半には試合を決定付ける三点目をヘディングでゲット。
ボランチとして中盤の位置から効果的な縦パスでゲームに緩急をつける。
パスの精度も勿論だが無難なパスに終始せず攻撃のスィッチを入れられる様なパスを出せる選手だ。
時にはFWを追い越して前線へ走ることも。
三点目のシーンがまさにそうだがチャンスを見越す目、それを逃さないフリーランニング。
攻撃に彩りを加える事の出来る選手だ。
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Give Out But Don't Give Up 〜関東大学サッカーリーグ戦:明治大学vs駒澤大学〜

キアヌ・リーヴス主演の『ジョン・ウィック』見た。

確実に頭をぶち抜いてトドメを刺すキアヌさんが死神の様だった。
途中から悪役に同情したわ。
ロシアンマフィア絡みの映画やからサスペンス的なドンデン返しがあるかと思ってたけど一切なかったわ(ウィレム・デフォー演じるスナイパーがおるんやけど「ものすっごく裏がありそう!」「でも普通に良い人やん!!」みたいな)
この映画の教訓として「犬を大事にしないとアカン」
なんか続編も決定してるみたいだけど(『ジョン・ウィック:チャプター2』)公式サイトの予告編見る限り制作費が増えてさらにスケールアップしてる。
まあ、それで映画として面白くなるとは限らんけど.....
でも是非シリーズ化してほしい。
別に1より面白くなくてええねん。

JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦
明治大学vs駒澤大学

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明大は4-3-3
トップに土居柊太くん。
ドイスボランチはアンカーに柴戸海くん。

駒大は4-2-3-1
トップに高橋潤哉くん。
トップ下の安藤翼くんと2トップの関係になることも。
ボランチは大川雅史くんと鈴掛涼くん。

さて、試合。

明大の前線の動き、連携が良い。
トップの土居くんは前線で張ってボールを待つよりも前線から下がってきてボールを受けてドリブルで中央を切り込んでいく。
さらに右ウィングの櫻井敬基くんがサイドから中央にカットインしてくる。
中盤では櫻井敬基くんのロングフィードとサイドチェンジでピッチを広く使えていた。
アンカーの柴戸海くんは中盤の底だけでなく前へ出てボールを捌き、バイタルでセカンドボールを回収。
前半はCB山崎浩介くんの安定感が光った。
カバーリングの範囲の広さ、フィードの正確さ。
加えて非常に読みが良い。
スペースだけでなくピンチを未然に防ぐカバーリング。
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駒大は前線の高橋くんがDFを背負ってタメを作る。
彼の近くで安藤翼くんがシャドーの様な動き出し。
攻撃時は両SH中原輝くん大村英哉くんが前線に上がる事で4-2-4のように。
守備ではCB上田哲也くんが広範囲にロングボールを弾き返す。
移動式高射砲の様にバイタルだけでなくサイドまでハイボールを競りに走り、雄叫びと共にヘディング。
実に駒大式というか、タフなCB。
コンビを組む星 キョーワァンくんは相手の前線の選手に付き、パスを遮断する。
体の隅々までプレーの可動域が広く、思わぬところから足が出てきてボールをカット。
全体的には明大がポゼッションで優位だったが危険なスペースはDF陣がカバー。
駒大も前線にボールが入った時の選手達の連動が効果的。
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後半開始。

後半7分、明大はCB鳥海晃司くんに代えて上夷克典くんをCBに。
フォーメーションをいじった形跡はなく時間帯的に言って負傷での交代か。

後半21分、駒大は安藤くんと小口大司くんを交代。
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後半24分、駒大の右からのCK。ニアで鈴掛涼くんが飛び込んでヘディングを合わせるもバー直撃。
こぼれ球を大村英哉くんがヘッドで前へ落とし高橋くんが豪快に蹴り込む。駒大先制。1-0
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後半ロスタイム、明大が中央から崩しにかかる。
バイタル中央での縦パスに前線で潰れながらボールを残しクリアしきれないボールを袴田裕太郎くんが拾うと左足でグラウンダーのミドルシュート。
バッチリコース右隅に決まった。明大同点。1-1
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試合終了。

駒大は後半ロスタイムで手痛いドロー。
先制してからの内容が悪かったわけではない。
極端に引くことはなくボールを奪ったら繋げるなら繋ぐ。
無理そうならシンプルに前線へ。
交代で入った小口くんはキープ力を活かすべく前線で体を張る。
どうしても明大の攻勢を受けてしまい前線と中盤の距離が空いてしまいがちになってしまっていたがそれは致し方ない。
むしろ前線も中盤も空いたスペースを相当の運動量でカバー。
守備が耐え切れなくなったというよりも凌ぎ切れなかった。
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明大は劇的な後半ロスタイムでの同点劇。
前半からのドリブルでの仕掛けがジャブの様に効いていたというべきか。
土居くんと櫻井くんのドリブルがジワジワと駒大DFラインを侵食。
アンカー柴戸くんの前へ出る姿勢も良かった。
中盤からドリブルで持ち上がっていく。
高い位置でゲームメイクすることで攻撃の起点を押し上げる。
同点弾を決めた袴田くんは左SB。
彼がバイタル中央に近い位置にいたということが明大のベクトルが攻撃に傾いていた証拠。
無論リスクはあるがリターンは大きかった。
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Codebreaker 〜関東大学サッカーリーグ戦:日本体育大学vs順天堂大学〜

U-20日本、W杯ベスト16進出! 堂安が躍動、2点差追いつきイタリアとドロー

ワールドユースの日本vsイタリアってスコア2-2なの?
凄い!
漫画『Jドリーム 飛翔編』のワールドユースでの日本代表vsイタリア代表のスコアと一緒やん!
漫画だと決勝戦だったんでPK戦の末日本代表がイタリアに勝ってワールドユース優勝するんよね。
良いフラグが立ったわ。
決勝戦でイタリアと再戦したいやね。


JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦
日本体育大学vs順天堂大学

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日体大は4-4-2
平川元樹くんと関戸裕希くんの2トップ。
ボランチは輪笠祐士くんと江崎響太郎くん。

順大は4-4-2
2トップは浮田健誠くんと大谷京平くん。
二人とも柏レイソルU-18出身。

さて、試合。

前半はお互い決定機はほとんど無し。

日体大は長身FWの平川くんが前線で体を張ってボールキープ。
関戸くんが前線の平川くんの後ろのスペースを使う。
ビルドアップはワンタッチでテンポ良く回していきバイタルに入るとダイレクトを多用したスピーディーな展開。
DFラインからサイドチェンジで一気に逆サイドへ。
ピッチをワイドに使う。
守備では順大の浮田くんに対してはCBンドカ ボニフェイスくんが対する。
ロングボールをことごとく弾き返し、空中戦で完勝。
背後に立ち競り合うだけでなく一歩出て相手の前でクリア。
大畑隆也くんとンドカくんのCBコンビは順大の2トップにほとんど仕事をさせなかった。
パーフェクトな対応。
中盤ではボランチの江崎響太郎くんがセカンドボールを拾い、相手のカウンターの芽を潰すプレス。
危険なエリアをカバーしていた。
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順大はラインコントロールが上手く、ラインを高く保ちながらオフサイドに嵌めていく。
こちらもサイド大きく開いて攻撃を展開。
ボランチの室伏航くんが中盤の底からDFライン前まで下がってゲームメイク。
日体大の前線のプレスの網にかかりそうな時は中央を経由せずサイドから押し上げる。
左SB毛利駿也くんが果敢にオーバーラップ。
対面の日体大右SB福田圭佑くんも積極的に攻撃参加してくるので左サイドでは一進一退の攻防。
良くも悪くもお互い”噛み合って”いる。
前半は拮抗状態だったと言えるだろう。
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後半開始。

順大はFW浮田くんに代えて松島奨真くんを前線に。
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順大のCK、右からのキックにニアで合わせようとした大谷くんを日体大が後ろから手で押して倒してしまう。
主審はPKの判定。
キッカーは米田隼也くん。
日体大のGKは山田晃平くん
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コース右上段を狙ったシュート。
だがGK山田くんが左手一本で弾き出す。
山田くんがタイミングを完璧に合わせたナイスセーブ。
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後半10分、日体大の左からのCK。キッカーは関戸くん。
ゴール前で平川くんがヘディングを合わせた。日体大先制。1-0
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後半11分、日体大は関戸くんに代えて山下諒也くんを投入。
関戸くんはCKのアシストという大仕事をやり遂げてピッチを後に。

山下くんは前線で何度かラインブレイクを試みる走り出し。
順大DFラインもズルズル下がることなくラインを保ってオフサイドトラップを仕掛ける。
CBキャプテンの坂圭祐くんが中心となり前線へのロングボールはかなりの確率でオフサイドが取れていた。
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後半12分順大は大谷くんから旗手怜央くんに交代。
前半と2トップを入れ替えて来た。
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後半16分、順大は左サイド毛利くんから室伏くん、そして米田くんに繋ぎ最後は米田くんが決めた。順大同点。1-1
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後半23分、順大は右サイドから杉田真彦くんが前線の松島くんへ鋭く通すと松島くんがポストし横に出したボールを旗手くんが蹴り込む。順大逆転。2-1
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日体大もセットプレーでチャンスを作る。
長身の平川くんンドカくんをターゲットにゴール前に蹴り込んでくる。
ここは順大GK佐藤久弥くんがハイボールをキャッチング。
接触を厭わずボールに食らいつく。

試合終了。

日体大は短時間で同点から逆転されてしまった。
PKストップから良い流れで先制点が取れただけに悔やまれる。
順大のFW交代策に対応しきれなかった。
守備陣に僅かなズレが。
左SB原田亘くんが左サイドを駆け上がりサイドからの崩しはあと一歩。
両SH室﨑雄斗くん渡邊龍くんもサイドからカットインしてバイタル中央へ。
シュートが弾かれてもバイタルでこぼれ球を拾って畳み掛ける。
積極性の副産物とも言えるセットプレーでも惜しいシーンが何回か。
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順大は交代策がズバリはまった。
前半はンドカくんに抑えられていた前線も後半は松島くんがポジショニングをちょっとずつ変えてボールを受けることでマークを絞らせない。
ポストだけでなく左サイドをドリブルで抜いていき枠外に逸れたが惜しいシュートも放つ。
そして後半途中の旗手くんの投入が効いた。
前線から少し下がってボールを受けてのキープからサイドの上がりを待つ余裕が生まれ、また自ら仕掛ける事も出来る。
ゲームメイクだけでなくチャンスと見ればしっかり前線に上がっている。
前半とは打って変わって後半はお互いシュート数も多く打ち合いの様なゲーム展開になったが後半も守備陣は冷静。
ラインコントロールがブレない為にオフサイドを量産。
決して極端に高くラインを保っているわけではない。
相手の選手の特徴とパスのタイミングをしっかり把握しているからこそ。

この試合の"SMVP"は室伏航くん。
前半に比べて後半はよりチームの潤滑油として貢献。
アンカーとしてDFラインと中盤を繋ぐ。
左右へのボールの配給でピッチをワイドに使っていた。
先制点をアシストしたようにチャンスメイクも出来る中盤の要。
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Trancing Pulse 〜日本クラブユースサッカー選手権U-18 関東予選決勝トーナメント:三菱養和SCユースvsFC町田ゼルビアユース〜

『トレブリンカ叛乱』読了。

ナチスによるユダヤ人の強制収容所だとアウシュビッツが多分一番有名だけどあれは「強制収容所」
つまり虐殺が最終目標だけど収容所内(外の民間企業の工場での勤務もある)では労働があり。
そこではユダヤ人は虐殺だけでなく強制労働者としての面もあった。
トレブリンカが異質なのは「絶滅収容所」
これはハナから収容者に労働させることはなく電車で到着したその日に殺される。
著者が生き残れたのは殺したユダヤ人の身に付けていた金品、衣料品の仕分け作業をする「特別作業班」に配属されたから(他にも火葬、埋立、理髪、金歯を抜く等の作業や医者もいた)
だからほかの収容所と違い生き残りが極端に少ない(故に貴重な証言集でもある)
著者は収容所脱出計画で奇跡的に成功、後にワルシャワ蜂起に参加。
後半の蜂起では反ナチであり反ユダヤでもあるポーランド人(全てではないけど)の複雑さがわかる。
実際ポーランドでは第二次大戦もユダヤ人へのポグロム”虐殺”が起きている。
この事件は『アウシュヴィッツ後の反ユダヤ主義―ポーランドにおける虐殺事件を糾明する』

に詳しく書いてあるので興味があれば是非。

第41回 日本クラブユースサッカー選手権U-18 関東予選決勝トーナメント
三菱養和SCユースvsFC町田ゼルビアユース

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養和は4-4-2
2トップは中村敬斗くんと長岡龍之介くん。
ボランチは冨久田和真くんと穴吹瞬平くん。
CBは佐々木陸生くんと遠藤光くん。

町田は4-4-2
2トップは橋村龍ジョセフくんと栁澤建志くん。

さて、試合。

町田は中盤でボールを拾うと前線へロビング気味のパス。
DFライン裏へ落ちるボールに栁澤くんがDFを振り切って追い付きGKと一対一。
これは養和のGK川島康暉くんが前へ飛び出し体を投げ出してボールを掴む。
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養和、左サイドから中村くんがPAにドリブルで進むと密着するDFをターンでスルリと外し右足でシュート。
コンパクトな足の振りだが強烈なシュートはポスト直撃。
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町田、ジョセフくんがバイタル右でボールを持つと躊躇わずに右足シュート。
コースはファー、左枠外へ。

前半終了。

養和は次第にポゼッションを深めていく前半。
ビルドアップ時はボランチの穴吹くんが最終ラインに入って3バックの様な形に。
その分両SBは全体的に高い位置を保つ。
中盤を経由してサイドまで。
回せる時はDFラインから中盤〜サイドまでしっかり回すが町田のプレスの位置が高いと見ると状況に応じ長いボールも。
養和は自陣からCB佐々木くんの右に開いて受けてからの対角線左サイド深くへのサイドチェンジ。
さらに穴吹くん冨久田くんの前線へのフィードが効いていた。
右サイドからは右SH長谷川佳輝くんと右SB加藤慎太郎くんがパス交換でこじ開けにかかる。
加藤くんは長身SB、ただハイボールだけでなく足元の技術も高い。
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町田は前線でジョセフくんがキープしつつタメを作る。
よくボールが収まりかつ置き所が良い、DFを背負ってもボールを触らせない。
またポストだけでなく自ら仕掛ける事も出来る。
栁澤くんは足が滅法速くスピードでGKと一対一のような決定機を作る。
一本のパスで相手の最深部まで進入する、そしてそれが届いてしまうことでパスの出し手も迷いが無い。
この二人がいることによって攻撃がワンパターンにならなかった。
ただ若干お互い(周囲)の距離が遠い為孤立しすぎてしまう場面も。
中盤は馬場渓くんがセカンドボールの奪取やプレスでカウンターの起点を潰し。
攻撃時には前に出て前線のサポートやサイドに流れてボールを受ける。
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後半開始。

後半15分、養和は三人同時の選手交代。
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林壮真くん、宮嶋俊弥くん、山田陸くんをピッチへ。
FW長岡くんのところに林くん、加藤くんの右SBに宮嶋くん、長谷川くんの右SHに山田くん。
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町田、ジョセフくんがこぼれ球をバイタル右からダイレクトで狙うも枠の上。

町田は佐藤弥咲くんを右SHに投入。

養和、右サイドから中村くんがドリブルで持ち込んでシュート。
強烈だったがこれもポスト直撃。

後半32分、町田右サイド深くサイドライン際でFK獲得。
佐藤くんの右足のキックにファーサイドで長身CB谷口幸太くんが頭一つ飛び抜けたヘディングを叩き込んだ。町田先制。1-0

後半37分、町田が左からのCK、馬場くんのキックをゴール前で舟橋碧人くんがフリーとなりヘッド。
養和のDF陣もクリアしようと必死に足を伸ばし、町田も押し込もうと選手達がゴール前に雪崩れ込むがそのままゴール。町田追加点。
舟橋くんのキックが入ってきてからゴール前へのポジショニングの走り出しに養和のマークが付いていけてなかった。

養和、林くんが左サイドからPAへシュートまで持ち込もうとするも町田の壁に跳ね返される。
養和はCK、FKとセットプレーで何度か町田ゴール前まで迫るがいずれも町田の守備ブロックを崩し切れない。

試合終了。
2-0で町田が勝利。

養和は後半サイドから何度か良い形になりかける。
右サイドからはエンドラインギリギリまで持ち込み。
左サイドは後半交代出場の松川隼也くんが積極的な突破の姿勢を見せることでDFを左に引きつけ左SB廣川虎太郎くんが駆け上がってサポートに入る。
特に前線に入った林くんの思い切りの良さは攻撃を活性化させていた。
ただ若干持ち過ぎの感も。
サイドで手数を掛けすぎてしまいバイタル中央のスペースを活かしきれていなかった。
崩し切ることが出来ていれば手数をかける事もいいのだがサイドで詰まってしまいプレスを掛けられてボールをロスト。
そこからカウンターというシーンが何回か。
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町田は今年初見のチームだが非常に興味深いチーム。
まずセンターラインの各ポジションに軸となる選手達がいる。
先制点をあげたCB谷口くん。
オープンな競り合いならほとんど負けない空中戦の強さは魅力的だ。
得点シーンの様にセットプレーでも大いに相手の脅威になるだろう。
そしてボランチの馬場くん。
前線には二人のタイプの異なるFW。
ジョセフくんは前線でのポストもこなしながら少し下がり目の位置でトップ下的なチャンスメイクも。
さらに一人で仕掛けてシュートにまで持ち込める。
もう一人は"快足FW"栁澤くん。
一本のパスがあっという間にチャンスに速変わり。
初速で相手に差をつける。
減速しない、立ち止まらないまさに"快速FW"
と、非常に魅力的な選手が揃っているのは確か。
ただこの試合で一番僕の目を引いたのは2点リードして迎えた試合終了までの残り5〜10分間の守備へのコンセントレーションだ。
養和にある程度攻め込まれるのは覚悟の上。
それでもゴールだけは守り切るという気概。
パスを回されても最後は必ずシュートコースに体を入れる(時には投げ出す)という気合。
それが顕著に現れていたのは右SB須藤友介くん。
スペースに出たボールをラインが割らない様に懸命に追いかける。
プレスの強度を(反則しない範囲内で)ギリギリまで高める。
時には大胆に相手のパスコースを読んでインターセプト。
もちろんリスクのあるプレーだがこういうプレーは確実にチームが"ノる"
最初に「興味深い」と書いたのは勝ち抜けトーナメントは勝ち抜くほど確実に今日の養和の様にカテゴリーが上(次節の相手は東京ヴェルディユース)の相手と対戦する可能性があること。
そういったチームとどう戦うのか?
それが実に興味深い。
少なくともこの試合でカテゴリーの差を感じる事はほとんどなかった。

この試合の"SMVP"はボランチの馬場渓くん。
確かな技術でDFラインと中盤を繋ぐ。
中盤でのボールの配給を滞らせることなく仕事を完遂。
このチームだと中盤を省略して攻撃というパターンもあるがそういう時はカウンターのケアや前線のサポートに奔走。
守備面だけでなく攻撃面でも「いてほしいところにいる」選手。
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ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
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