ハイファイ☆デイズ ~高円宮杯U-18 プリンスリーグ関東:川崎フロンターレU-18vs桐光学園高校〜

【黄金世代】第3回・小笠原満男「衝撃のオノシンジ」(#2)

ちなみに小笠原は、練習に飛び入り参加したブルキナファソ皇帝とPKで対決
装備万全でGKに入ったエンペラーの裏をものの見事に突いた。


さらっと触れられてるけど凄えパンチライン。
そういやワイの観戦記に度々登場する「高体連の雷電」ことK氏は高校時代に小笠原のいる大船渡高校と練習試合したそうやけど小笠原はホンマ凄かった言うてたな。
その小笠原が衝撃を受ける小野ってほんまとんでもないわ。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プリンスリーグ関東
川崎フロンターレU-18vs桐光学園高校

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川崎は4-4-2
2トップは大曽根広汰くんと宮代大聖くん。
左SH宮城天くん右SH有田恵人くん。
ボランチは桝谷岳良くんと池谷祐輔くん。

桐光は4-4-2か
岡孝樹くんと中川優くんが2トップ。
岡くんが前線で張るケースが多い。

さて、試合。

前半27分、川崎は左サイド宮代くんから斜めのパスがPA中央手前の大曽根くんに通る。
大曽根くんはファーストタッチで相手DFをズラしコースを作ると右足を振り抜く。
コース右に決まった。川崎先制。1-0

川崎がボールを支配している。
試合の大部分は桐光陣内で展開される。
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桐光は奪ってからカウンターで前線へ素早く繋ぎたいところだが川崎DFの寄せが早い。
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前半終了。

川崎は前半、ゲームの主導権を掴んだ。
両SBが積極的かつ大胆に高い位置からオーバーラップ。
左SB小川真輝くんがSH有田くんと近い位置でサポートし合いサイドの崩しを促進。
右SBデューク カルロスくんはSHを追い越す動きでサイドの奥深くまで。
最初は彼がSHなのかと思ったほどだ。
前線の宮代くんと大曽根くんのポジションは流動的。
宮代くんが前線でトップ下の様な位置に大曽根くんがいることもあれば宮代くんがサイドに流れて大曽根くんが前線へ。
さらに左SH宮城くんが左サイドからカットインするケースも多く、桐光守備陣は対応し難い。
さらにボランチの池谷くんと、桝谷くんのボランチコンビが秀逸。
こぼれ球やセカンドボールの回収、中盤からのボールの展開で川崎のペースを維持し続ける。
特に桝谷くんのプレーエリアが広い、中盤の底で役割をこなしつつ攻撃にも絡んでいく。
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桐光はなかなか突破口が見出せない状況。
一失点に抑えたDF陣は集中していた。
川崎にボールを動かされながらも最後のシュートシーンではしっかり体を入れている。
ただ守から攻になると非常に厳しい。
川崎が前線で容易くキープさせてくれない。
ロングボールは弾き返されてしまい、セカンドがなかなか拾えない。
左SH田中雄大くんはキープ力があり彼がドリブルで持ち上がろうとするが川崎もそこは人数をかけていてあっという間に囲んでしまう。
左SB渡辺大智くんのグングン加速するオーバーラップは川崎のSBが上がった裏のスペースを上手くつけていたがチームとしてサポートがなかなか出来ない。
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後半開始。

川崎、CKからのこぼれ球をPA外から軽くロビングでDFとGKの僅かな隙間に落とす。
このパスに宮代くんが反応してGKと至近距離で一対一に。
決定機だったが桐光GK丸山拓郎くんが若干距離を詰めてシュートに反応、左足一本で防いだ。
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さらに川崎CKのチャンス。
キッカー桝谷くんのボールにPA付近にいたカルロスくんがオーバーヘッドシュート!
しっかり枠内に飛んでいたがGK丸山くんが正面でブロック。
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桐光の倉持快くんが右サイドからドリブルで持ち込みシュート。
これは川崎GK早坂勇希くんがキャッチ。
桐光は攻撃にスピードが出てきた。
ボールを奪ってからサイドに展開。
クロスで終わるシーンが増えてきた。
自陣でボールを奪った矢口聖真くんがそのままドリブルで持ち上がるなどゴールまでの道程が明確に。
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後半34分、桐光は川崎のビルドアップ時GKのミスを見逃さず倉持快くんが詰めてボールを奪いゴールに押し込む。
桐光同点。1-1

36分、川崎は右サイドからの崩し。PA右付近にいた大曽根くんにパスが通ると大曽根くんは走り込んできた宮城くんに柔らかいカインドネスなショートパス。
受けた宮城くんがコースニアを強襲するシュートを放つ。川崎逆転。2-1
いやな同点のされかたをされた後だけにこの得点は大きい。

川崎、左サイドからゴール前を横切るスピーディーなグラウンダーのクロス。
大曽根くんが押し込もうと飛び込むも僅かに合わず。
さらに桝谷くんが左サイド深くからドリブルで切り込むとゴール近くまで持ち込んでシュート。
これはDFに寄せられてミートしきれず。

試合終了。
2-1で川崎が勝利。
1位の前橋育英とは同勝点だが得失点差で僅かに差がつき2位。

桐光は後半は攻撃に迫力が増した。
奪ってからの展開がシンプルでスムーズ。
サイドを広く使えていた。
川崎のゴール前に迫る場面も何度か。
GK丸山くんが好セーブを続けていたのも含めて守備陣は川崎の攻勢にギリギリ持ち堪えていた。
守備で目を引いたのはCB望月駿介くん。
川崎の前線にピッタリ、しっかりマークにつく。
ライン裏に抜け出されピンチになりそうなところも追いついてのスライディングクリア。
最後尾からのロングフィードも精度が高い。
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川崎はまずCBコンビが非常に安定していた。
長身CB新井秀明くんと高吉正真くんのコンビはスペース、カバーリング、対人、高さをお互いが補完し合っている。
新井くんは空中戦に絶対の自信があり強靭なフィジカル、長い足を生かしたボール奪取力に優れ。
高吉くんは危険なエリアを先回りしてカバー、またビルドアップでも遠くが見えているため展開力が高い。
攻撃面ではカルロスくんがガンガン攻撃に絡み、宮城くんがその分中央でFWのような役割に。
宮代くんが中央だけでなくサイドに流れ、さらにサイドアタッカーさながらのドリブル突破をいかんなく発揮。
1ゴール1アシストの大曽根くんは前線だけでなく少し引いてからボールを受けゲームを組み立てつつフィニッシュに絡む。
右サイドもSB小川くんが高い位置で攻撃の起点になれる。
攻守の鍵を握るのはボランチコンビ。
池谷くん桝谷くんの広角に出せるパスがサイド攻撃を促す。
守から攻に切り替わった際にこの二人が的確かつ素早い判断でボールを動かせるので攻撃が停滞しない。

この試合の"SMVP"は桝谷岳良くん。
ルーズボール、相手のクリアボールの落下地点に先回りしてポジショニングしている。
彼が中盤でボールを回収しまくっていた。
さらにその運動量にも恐れ入る。
中盤から縦パスを前線に入れたかと思えばサイドに流れてボールを引き出す。
まさに「ダイナモ」という形容詞が相応しいボランチ。
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Trancing Pulse 〜日本クラブユースサッカー選手権U-18 関東予選決勝トーナメント:三菱養和SCユースvsFC町田ゼルビアユース〜

『トレブリンカ叛乱』読了。

ナチスによるユダヤ人の強制収容所だとアウシュビッツが多分一番有名だけどあれは「強制収容所」
つまり虐殺が最終目標だけど収容所内(外の民間企業の工場での勤務もある)では労働があり。
そこではユダヤ人は虐殺だけでなく強制労働者としての面もあった。
トレブリンカが異質なのは「絶滅収容所」
これはハナから収容者に労働させることはなく電車で到着したその日に殺される。
著者が生き残れたのは殺したユダヤ人の身に付けていた金品、衣料品の仕分け作業をする「特別作業班」に配属されたから(他にも火葬、埋立、理髪、金歯を抜く等の作業や医者もいた)
だからほかの収容所と違い生き残りが極端に少ない(故に貴重な証言集でもある)
著者は収容所脱出計画で奇跡的に成功、後にワルシャワ蜂起に参加。
後半の蜂起では反ナチであり反ユダヤでもあるポーランド人(全てではないけど)の複雑さがわかる。
実際ポーランドでは第二次大戦もユダヤ人へのポグロム”虐殺”が起きている。
この事件は『アウシュヴィッツ後の反ユダヤ主義―ポーランドにおける虐殺事件を糾明する』

に詳しく書いてあるので興味があれば是非。

第41回 日本クラブユースサッカー選手権U-18 関東予選決勝トーナメント
三菱養和SCユースvsFC町田ゼルビアユース

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養和は4-4-2
2トップは中村敬斗くんと長岡龍之介くん。
ボランチは冨久田和真くんと穴吹瞬平くん。
CBは佐々木陸生くんと遠藤光くん。

町田は4-4-2
2トップは橋村龍ジョセフくんと栁澤建志くん。

さて、試合。

町田は中盤でボールを拾うと前線へロビング気味のパス。
DFライン裏へ落ちるボールに栁澤くんがDFを振り切って追い付きGKと一対一。
これは養和のGK川島康暉くんが前へ飛び出し体を投げ出してボールを掴む。
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養和、左サイドから中村くんがPAにドリブルで進むと密着するDFをターンでスルリと外し右足でシュート。
コンパクトな足の振りだが強烈なシュートはポスト直撃。
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町田、ジョセフくんがバイタル右でボールを持つと躊躇わずに右足シュート。
コースはファー、左枠外へ。

前半終了。

養和は次第にポゼッションを深めていく前半。
ビルドアップ時はボランチの穴吹くんが最終ラインに入って3バックの様な形に。
その分両SBは全体的に高い位置を保つ。
中盤を経由してサイドまで。
回せる時はDFラインから中盤〜サイドまでしっかり回すが町田のプレスの位置が高いと見ると状況に応じ長いボールも。
養和は自陣からCB佐々木くんの右に開いて受けてからの対角線左サイド深くへのサイドチェンジ。
さらに穴吹くん冨久田くんの前線へのフィードが効いていた。
右サイドからは右SH長谷川佳輝くんと右SB加藤慎太郎くんがパス交換でこじ開けにかかる。
加藤くんは長身SB、ただハイボールだけでなく足元の技術も高い。
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町田は前線でジョセフくんがキープしつつタメを作る。
よくボールが収まりかつ置き所が良い、DFを背負ってもボールを触らせない。
またポストだけでなく自ら仕掛ける事も出来る。
栁澤くんは足が滅法速くスピードでGKと一対一のような決定機を作る。
一本のパスで相手の最深部まで進入する、そしてそれが届いてしまうことでパスの出し手も迷いが無い。
この二人がいることによって攻撃がワンパターンにならなかった。
ただ若干お互い(周囲)の距離が遠い為孤立しすぎてしまう場面も。
中盤は馬場渓くんがセカンドボールの奪取やプレスでカウンターの起点を潰し。
攻撃時には前に出て前線のサポートやサイドに流れてボールを受ける。
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後半開始。

後半15分、養和は三人同時の選手交代。
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林壮真くん、宮嶋俊弥くん、山田陸くんをピッチへ。
FW長岡くんのところに林くん、加藤くんの右SBに宮嶋くん、長谷川くんの右SHに山田くん。
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町田、ジョセフくんがこぼれ球をバイタル右からダイレクトで狙うも枠の上。

町田は佐藤弥咲くんを右SHに投入。

養和、右サイドから中村くんがドリブルで持ち込んでシュート。
強烈だったがこれもポスト直撃。

後半32分、町田右サイド深くサイドライン際でFK獲得。
佐藤くんの右足のキックにファーサイドで長身CB谷口幸太くんが頭一つ飛び抜けたヘディングを叩き込んだ。町田先制。1-0

後半37分、町田が左からのCK、馬場くんのキックをゴール前で舟橋碧人くんがフリーとなりヘッド。
養和のDF陣もクリアしようと必死に足を伸ばし、町田も押し込もうと選手達がゴール前に雪崩れ込むがそのままゴール。町田追加点。
舟橋くんのキックが入ってきてからゴール前へのポジショニングの走り出しに養和のマークが付いていけてなかった。

養和、林くんが左サイドからPAへシュートまで持ち込もうとするも町田の壁に跳ね返される。
養和はCK、FKとセットプレーで何度か町田ゴール前まで迫るがいずれも町田の守備ブロックを崩し切れない。

試合終了。
2-0で町田が勝利。

養和は後半サイドから何度か良い形になりかける。
右サイドからはエンドラインギリギリまで持ち込み。
左サイドは後半交代出場の松川隼也くんが積極的な突破の姿勢を見せることでDFを左に引きつけ左SB廣川虎太郎くんが駆け上がってサポートに入る。
特に前線に入った林くんの思い切りの良さは攻撃を活性化させていた。
ただ若干持ち過ぎの感も。
サイドで手数を掛けすぎてしまいバイタル中央のスペースを活かしきれていなかった。
崩し切ることが出来ていれば手数をかける事もいいのだがサイドで詰まってしまいプレスを掛けられてボールをロスト。
そこからカウンターというシーンが何回か。
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町田は今年初見のチームだが非常に興味深いチーム。
まずセンターラインの各ポジションに軸となる選手達がいる。
先制点をあげたCB谷口くん。
オープンな競り合いならほとんど負けない空中戦の強さは魅力的だ。
得点シーンの様にセットプレーでも大いに相手の脅威になるだろう。
そしてボランチの馬場くん。
前線には二人のタイプの異なるFW。
ジョセフくんは前線でのポストもこなしながら少し下がり目の位置でトップ下的なチャンスメイクも。
さらに一人で仕掛けてシュートにまで持ち込める。
もう一人は"快足FW"栁澤くん。
一本のパスがあっという間にチャンスに速変わり。
初速で相手に差をつける。
減速しない、立ち止まらないまさに"快速FW"
と、非常に魅力的な選手が揃っているのは確か。
ただこの試合で一番僕の目を引いたのは2点リードして迎えた試合終了までの残り5〜10分間の守備へのコンセントレーションだ。
養和にある程度攻め込まれるのは覚悟の上。
それでもゴールだけは守り切るという気概。
パスを回されても最後は必ずシュートコースに体を入れる(時には投げ出す)という気合。
それが顕著に現れていたのは右SB須藤友介くん。
スペースに出たボールをラインが割らない様に懸命に追いかける。
プレスの強度を(反則しない範囲内で)ギリギリまで高める。
時には大胆に相手のパスコースを読んでインターセプト。
もちろんリスクのあるプレーだがこういうプレーは確実にチームが"ノる"
最初に「興味深い」と書いたのは勝ち抜けトーナメントは勝ち抜くほど確実に今日の養和の様にカテゴリーが上(次節の相手は東京ヴェルディユース)の相手と対戦する可能性があること。
そういったチームとどう戦うのか?
それが実に興味深い。
少なくともこの試合でカテゴリーの差を感じる事はほとんどなかった。

この試合の"SMVP"はボランチの馬場渓くん。
確かな技術でDFラインと中盤を繋ぐ。
中盤でのボールの配給を滞らせることなく仕事を完遂。
このチームだと中盤を省略して攻撃というパターンもあるがそういう時はカウンターのケアや前線のサポートに奔走。
守備面だけでなく攻撃面でも「いてほしいところにいる」選手。
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青空リレーション 〜高円宮杯U-18プレミアリーグ:横浜F・マリノスユースvs鹿島アントラーズユース〜

スペインのホラー映画『REC 3』見た。

前2作と違ってシュールなギャグがところどころに入ってる(ボブじゃないスポンジの奴とか著作権の調査員とか)
監督同じ人なんやけどなんかハッチャケた感がある。
代名詞の主観カメラも最初だけやしね。
多分製作費が増えたんやろうなあ。
その流れで『REC 4』も見た。

この監督はゾンビ(正確にはゾンビじゃないのかもしれんが)の頭をボーン!させるのが好きなんかな。
もうこのシリーズをライフワークにしてほしいわ。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ イースト
横浜F・マリノスユースvs鹿島アントラーズユース

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マリノスは4-4-2
栗原秀輔くんと塚田裕介くんの2トップ。
塚田くんが若干下がって1.5列目の役割。
右SHに伊藤優世くん左SHに椿直起くん。
山田康太くんと土佐陸翼くんのダブルボランチ。

鹿島も4-4-2
金澤蓮くんと渡邉伶那斗くんの2トップ。
左SH武沢一翔くん右SH出津真哉くん。
ボランチは小沼樹輝くんと阿須間貫太くん。
阿須間くんがアンカーの位置。

さて、試合。

前半7分、鹿島の小沼くんが右サイドをドリブルでこじ開けようとしたところを倒されてFK獲得。
キッカーの位置には出津くんと左SB荒川弘大朗くん。
荒川くんが左足でゴール前へキック。
ファーで金澤くんがヘディングを合わせた、鹿島先制。1-0
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マリノス右サイドでのパス交換からバイタル右で伊藤くんが出したショートスルーパスに栗原くんが抜け出しシュートを放つもGKの正面。
ゴールならず。
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マリノスは前半途中から伊藤くんと塚田くんがポジションチェンジ。

前半終了。

両チーム共にシュート数は少なめ。
マリノスは失点後は形が作れていた。
中盤では山田くんがゲームを組み立てる。
ボールを保持しているのはマリノス。
ただなかなかシュートにまで持ち込めない。
サイドまではボールが繋がるのだがその先でもう一工夫が欲しかったところ。
特に鹿島のプレスの圧によってサイドでボールをロストしてしまうシーンが散見。
パスミスもそうだがキープするのか思い切って仕掛けるのかの判断が若干遅れているように見えた。
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鹿島はシュート数こそ少ないもののセットプレーでキッチリ先制。
攻撃面ではマリノスのゴール前まで攻め込むシーンは少なかったが守備面ではマリノスをしっかり抑えていた。
特に両SHの守備が良い。
左は武沢くんがサイド自陣まで引いて守る。
右サイドは出津くんのファーストチェックが速くて強い。
彼のプレスは相当効いていた筈だ。
攻から守への切り替えがカチッとしている。
それでいて二人とも引き篭もることはなく、サイド攻撃の推進力となっていた。
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後半開始。

鹿島は後半から武沢くんに代えて石津駿斗くんをピッチへ。
石津くんと金澤くんの2トップに。
左SHには渡邉くんが入る。
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鹿島、石津くんがPA右付近でDFを背負いながら"回し蹴り"の様に足裏ボレーで後方にポスト。
金澤くんが受けるとニアを強襲するシュート。
マリノスGK中村涼くんが咄嗟に左に跳んで枠外へ弾き出す。
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後半6分、鹿島がCK獲得。右からのCKを荒川くんがニアを抉る様な鋭いボールを入れるとこれがマリノスのクリアミスを誘いオウンゴール。鹿島追加点。2-0
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マリノスは二人交代。
伊藤くんから岩澤桐人くん
澤田くんから鈴木駿之助くん。
岩澤くんがトップに入り。
鈴木くんは左SBに。

2点差を追うマリノスが攻勢に出る。
特に左SH椿くんがドリブルで仕掛けるシーンが増えてきた。
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交代で入った左SB鈴木くんが椿くんをサポートする様にオーバーラップ。
椿くんがサイドで詰まった時にはボールを受けに近くへ。
時に、大外を回って自ら奥深くへ上がっていく。
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椿くんの左サイド突破からのグラウンダークロスを岩澤くんがゴール前でトラップからシュート。
これは鹿島DFが体を壁にしてブロック。
さらに山田くんの右からのCKからファーで右SB中村勇太くんがヘディングを合わせるもこれは枠外。
続いて山田くんの左からのCKにヘディングをファーで合わせるもバー直撃。
下に落ちたこぼれ球を押し込もうと団子状態になるが鹿島が必死にクリア。
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鹿島は須藤翼くんをピッチへ。
さらに荒川くんが負傷により交代。
白井亮くんを右SBに投入し結城将貴くんを左SBへ。
さらに交代で新居見健人くんを右サイドへ。
マリノスの左からのサイドアタックに対応する為に右サイドを厚くしてきた。

マリノス、土佐くんの中盤から右サイドDFライン裏へのピンポイントなフィードに後半途中出場の木村卓斗くんが抜け出しダイレクトボレー。
素晴らしいパスとダイナミックなシュートだったがバー直撃。
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後半ロスタイム、マリノスは絶好の位置でFK獲得。
中央やや左、距離約28m。
山田くんが右足で直接狙う。
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壁を越えてコース左に素晴らしい弾道を描くが鹿島GK沖悠哉くんが横っ跳びで弾き出す。
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沖くんの読みと準備と状況判断が光ったファインセーブ。
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試合終了。
2-0で鹿島の勝利。

マリノスはゴールが遠かった。
後半はバー直撃も含め惜しいシーンが何度か。
椿くんのドリブルからチャンスを作れていた。
前半はスペースを潰されがちだったが後半はサイドにスペースが生まれる様になり彼の一歩毎に加速していくドリブルを活かせる。
そして山田くんが中盤での繋ぎからバイタルでのドリブル、さらにはセットプレーでマリノスの攻撃を牽引。
彼のパスセンスには独特のモノが。
こちらは俯瞰で見ているにも関わらず思いもよらないパスコースをイメージし創造している。
ただチーム全体で見ると若干攻め急ぎの部分も見られた。
2点差なので致し方ないところもあるが特にビルドアップのところがバタバタしてしまう。
少しでもリスタートを早く、攻撃にという気持ちはわかるがそこを鹿島に狙われていた。
GK中村くんの左足のフィードはとても正確で前半は攻撃の始点となっていたところもあっただけにもう少し全体的に落ち着いても良かったのかもしれない。
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鹿島は後半はゴール前に強固な人の壁を築いた。
サイドやバイタルで少々崩されても最終的にはシュートコースにしっかり体を入れてブロックする。
CBコンビの増崎大虎くんと中村勇太くんがまさに"壁"となる。
GK沖くんはハイボールの処理に安定感があり終盤の決定的なFKもセーブ。
マリノスの終盤の攻勢にもしっかり守勢モードで対応。
決定機を確実にモノにし、凌ぐべきところは凌ぎ切る。
左SB荒川くんも足がつるまでサイドをアップダウン。
右サイドからのFKをファーの金澤くんの頭に合わせて先制点をアシスト。
後半、右からのCKではニアを抉るような鋭いボールでオウンゴールを誘発。
その左足で2得点を生み出した。

この試合の"SMVP"は出津真哉くん。
攻から守に切り替わった時に素早いチェイスと激しい寄せでサイドに蓋をする。
右サイドだけでなく左サイドが攻め上がった時には中央にスライドしてスペースをカバー。
彼のサイドでのDFの追い込みから2得点目に繋がるCKを獲得した。
記録には残らないかもしれないがチームにとって最重要なプレーを堅実にこなす。
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追い風Running 〜高円宮杯U-18プレミアリーグ:FC東京U-18vs市立船橋高校〜







去年までは何票かを今井ちゃんや池袋ちゃんに投じてたけど今年は琴歌お嬢様に全票投じよう。
と、思ってたんやけど琴歌お嬢様のユニットとして「ノーブルセレブリティ」をもっと推してほしい身としては水本さんと涼宮さんにも票を投じることで運営へのアピールになるのではないかと考える。
なんだかんだで運営をめっちゃ信頼してるんよね。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ イースト
FC東京U-18vs市立船橋高校

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東京は4-4-2
原大智くんと久保建英くんの2トップ。
SHに小林真鷹くんと小林幹くん。
品田愛斗くんと平川怜くんのダブルボランチ。

市船は4-1-4-1
トップに松尾勇佑くん。
アンカーに平川孟人くん。
平川くんがDFラインまで下がって3-4-3の陣形になることも。

さて、試合。

市船、左サイドSB杉山弾斗くんのクロスにゴール前で松尾くんがヘディングを合わせる。
ボールはわずかにゴール左に逸れるも杉山くんのクロスはDFラインの裏とGKの間を縫うように完璧に合わせた。
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東京左サイド、坂口祥尉くんとのパス交換から小林くんのクロス。
ファーサイドで久保くんがダイレクトでボレーを合わせるもゴール右に外れる。
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市船、CB橋本柊哉くんのロングフィードに福元友哉くんがラインの裏へ抜け出しPAへ。
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福元くんがGKと一対一、右足でシュートも東京CB長谷川光基くんがスライディングで間一髪のシュートブロック。
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前半23分、東京右サイドからの崩し、市船のクリアミスからボールを拾った久保くんが左サイドをドリブルで切り込んでシュート。
これが決まって東京先制。1-0
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前半29分、市船左サイドから杉山くんのクロス。ファーサイドで郡司篤也くんがヘディングを合わせて市船同点。1-1
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前半39分、東京ショートカウンター。左サイドのパス回しから最後は小林くんが決めた。2-1
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前半終了。

東京はサイドからの細かいパス回しは上手くいっている。
右SB岡庭愁人くんや坂口くんがオーバーラップする時間がつくれていた。
前線でFW原くんが頭で落としたボールを拾って繋ぐ。
市船のDFラインに曖昧なプレーが散見され、それをうまく得点に結びつけていた。
守備面ではDFラインの裏に何度か抜け出されたのが気になるところ。
失点シーンもそうだがクロスに対してゴール前でマーカーが付ききれていなかった。
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市船は基本は4バックだがビルドアップ時にアンカーの平川くんがDFライン中央まで下がって3バックに。
CBが両サイドに目一杯広がり両SBが高い位置を保つ。
左SB杉山くんが攻撃に割く時間が増え彼のクロスから決定機を生み出せていた。
ただし反面、中盤とDFラインの間のスペースを埋めきれず。
特にサイドでボールを前に運ぶ時に東京のプレスを受けて奪われ、そのままカウンターを被弾するシーンも何度か。
中盤とバイタル中央に人数はいる筈なのだが有効に活用出来ていたとは言い難い。

後半開始。

東京はハーフウェーライン付近から品田くんがロングフィード、、、、
と、思いきや前に出ていたGKを見越しての超ロングシュート。
戻るGKの伸ばした手の上をギリギリ掠めるもバーを直撃する、惜しい。
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市船は郡司くんがサイドでキープから中央にカットイン。
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もしくは有田朱里くんが右サイドを大外から駆け上がってサイド深くまで進入。
左サイド杉山くんのクロスに福元くんゴール前へ走り込むも僅かに合わせ切れない。
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東京は小林くんと久保くんのコンビでバイタル左から崩すシーンが何度か。
久保くんは両サイドに流れて受けてバイタルの密集地帯にドリブルでスルスルと入っていく。
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両チーム共にサイドでの攻防が激しくなってきた。
FC東京は右サイド岡庭くんが前半からよりサイド深くまで上がってくる。
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市船はクロスをFC東京攻略の手掛かりに。
それに対してFC東京はGK高瀬和楠くんのハイボールの対応が落ち着いていた。
クロスに対してもキャッチが無理そうなら飛び出してパンチングで凌ぐ。

試合終了。

市船は後半FC東京のゴール前まで何度も迫るもゴールが遠い。
郡司くんと井上怜くんがバイタル中央でパス交換からサイドへ展開。
大関克弥くんがDFラインと中盤を繋ぐ位置でボールを循環させる。
前後半を通じて杉山くんのクロスは相手にとって脅威。
左サイドのパスワークから深い位置で上げることもあればタイミングを変え高目から速めに上げることも。
DFの背後のスペースを一本のクロスで危険なエリアへ変える。
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東京は後半中盤でのパスミスが若干目立ったがキッチリ市船を抑えた。
長谷川くんと篠原新汰くんのCBコンビは相手を背負っての空中戦で確実に跳ね返す。
裏を取られるシーンもあったが単純なロングボールにはしっかり確実な対応。
試合終盤で光ったのが原くんの前線からのプレス。
市船DFのビルドアップ時にボールホルダーに走ってチェックをかける。
取り切れなくともパスの先までボールを追う。
中盤まで下がってその長身を活かし、ロングボールをヘディングでクリア。
この日は4月にしては暖かい、、、というよりもはっきり"暑い"
このコンディションで終盤に原くんのような献身的なプレーが出来るか否かはチームにとって大きい。

この試合の"SMVP"は久保建英くん。
先制弾は見事。
DFを抜いてあまり角度の無い位置からGKの傍を強襲するシュート。
凄い事なのだが”事も無げに”見えるというかあっさりやり切ってしまう。
ドリブルから左足を振り抜くタイミングが速い、、、というよりも独特。
新人戦のvsヴェルディでも同じ様な位置から決めていたが撃ち方がフットサル的な気がする。
フットサル特有のエリアの狭さとゴールの小ささを前提としたコースを狙うより威力を重視したコンパクトでGKのタイミングを狂わせる独特なインパクトのシュート。
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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

STAY TUNE 〜高円宮杯U-18プレミアリーグ:柏レイソルU-18vs京都サンガF.C. U-18〜

てなわけで第二試合。
繰り広げられる熱戦
降り続く雨。
晴れてりゃ花見とサッカー観戦両方満喫出来たんやけどなあ。
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(画像はスニッカーズとシンデレラガールズのコラボ「#スニリプ」様に撮った写真。未だにアイドルからリプは来ず....)
とりあえず『キラッ!満開スマイル』聴いて元気出すか。

状況的にはサニーデイ・サービスの『そして風は吹く』なんやけどね。

花が散ってなくなる前に
写真を撮るつもりだったのに
今朝の風は残酷なのさ
全て台無しにして放り出す


高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ イースト
柏レイソルU-18vs京都サンガF.C. U-18


柏は4-1-4-1
トップに森海渡くん。
アンカーに加藤匠人。

京都は4-2-3-1
トップに服部航平くん。
前線から下り目の位置に財前淳くん。
プレミアイースト初参戦。

さて、試合。

京都、GK若原智哉くんからのロングキック。柏DFラインの前に落とすボールに橋本尽くんが走り込んでDFの間を擦り抜け受けるとそのままPA内へ。
GKと一対一になるがシュートを撃たれる前に柏DFが体を寄せてボールカット。
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柏、右SB貞廣大輔くんが右サイドでのインターセプトから逆サイドにボールを展開。
縦パスをブロックされた浮き球をバイタルの森海渡くんがヘッドで落とす。
これにインターセプトからそのままの勢いでPA内まで駆け上がっていた貞廣くんが拾ってシュートも枠の左外。

前半終了。

柏はシュート数で京都を上回る。
DFラインからアンカーの加藤くんを経由して丁寧にボールを繋いでいく。
パス回しの"三人目の動き"がしっかり機能している。
そこに左SHの朝倉涼介くんのカットインして中央に切り込んでくるドリブル。
右SB貞廣くんのオーバーラップが攻撃のアクセントになり京都の守備ブロックに楔を打ち込む。
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京都はシュート0本かな。
橋本くんの抜け出しが最大のチャンスだった。
攻撃では財前くんのドリブルはバイタルで柏の守備を翻弄。
ただ単発で終わるケースが多くなかなか攻撃の円環とならない。
守備ではCBコンビの江川慶城くんと長峰健太くんがバイタルで回されていても最後には柏のシュートコースをしっかり消していた。
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後半開始。
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後半11分、柏は右サイドから山田雄士くんのクロス。
GKとDFの間に落ちるクロスにフリーで飛び出した森海渡くんがダイレクトでスライディングシュートを合わせる。柏先制。1-0
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後半33分、京都は途中出場の上月壮一郎くんが右サイドからグラウンダーのクロス。ニアで杉田迅くんが当てて後ろに戻すとPA僅かに外から財前くんがシュート。DFのブロックに当たってコースが変わりゴール左隅に決まる。1-1
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後半36分、柏が右CK獲得。宮本駿晃くんのキックにマーカーの死角からファーに走り込んだ森海渡くんがヘディング。
角度のキツイ位置から上手くサイドネットに流し込んだ。柏勝ち越し。2-1
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試合終了。
柏がプレミア初戦を勝利。

京都は後半はバイタルまでボールを持ち運べるように。
同点ゴールは上手くサイドから崩せていた。
財前くんは積極的にシュートを放ち、惜しい直接FKも。
ボランチの福岡慎平くんは中盤で柏の攻撃を食い止め、セカンドボールの回収から攻撃に繋げる。
派手さは無いがボランチとして非常に堅実なプレーを見せてくれた。
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柏は後半、落合陸くんの動きが凄く良かった。
前半はアンカーのサポート役として中盤の底まで下がってゲームメイクに加わる。
後半はさらに中盤の広いエリアに顔を出してボール回しを滑らかにする。
その円環のリズムが右SB貞廣くんの積極的なオーバーラップ。
朝倉くんの果敢なドリブルでの仕掛けを引き出していた。
攻撃を潤滑に、かつ自らもバイタルで決定的な仕事が出来る。
中盤の底はアンカーの加藤くんが締める。
DFと中盤を繋ぐリンクマン。
時にはDFラインに入ってビルドアップに参加。
柏のサッカーではアンカーがキーマン。
ミスが許され無い位置なのもそうだがアンカーが無難なバックパスや横パスに終始してしまうと攻撃が停滞してしまう。
加藤くんからの縦パスが攻撃のスウィッチになっていた。

この試合の"SMVP"は森海渡くん。
前半は前線でDFを背負ってプレーするシーンが多くポストプレーは目立っていたがなかなかゴール前で決定的な仕事をさせてもらえなかった。
後半は若干下がって受けてから周りと連動して裏へ抜け出すシーンが増えた。
先制点はDFのクロスへの反応の遅れを見逃さずスペースへ飛び込む。
追加点もCK前のポジショニングでマーカーを背負いつつキック直前に上手くマーカーの背後に回り込んだ。
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プロフィール

庄七..

Author:庄七..
日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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庄七
162cm / 52kg
出身地:新潟県

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