今年も開催『練馬区サンクスマッチ』~東京ヴェルディvsロアッソ熊本~【J特】

ユースの勝利を見届けた後は速やかに国立競技場に移動。

この試合は『練馬区サンクスマッチ』として各種イベントをやっていた(らしい、キックオフ5分後くらいに到着したので、「ねり丸」観たかったな)
練馬区民にはチケットの割引もあるという(僕にとって)素晴らしい企画(実は去年の『練馬区サンクスマッチ』も観戦している。そういえば「ヴェルディが練馬に移転する」という話はどうなったのだろうか?としまえんにスタジアム建設とかなかなか夢のある話なのだが、高い区民税を支払うにしたって「ヴェルディ誘致の為」と思えば少なからず"納得"は出来る。というわけで「ヴェルディ練馬移転」について、一練馬区民として歓迎の用意は出来ているということをここに記しておく)

さて、試合。

熊本のスタメンを見る。
おっ!CBに菅沼駿哉の名前が。
ガンバから移籍してきたのか。
去年のFUJI XEROX SUPER CUPで観戦して凄く良い印象を持った選手。当時の観戦記には、、、

菅沼駿哉という若い選手がCBに入っていましたが鹿島の攻撃陣をよく抑えていました。
山口がいない時のJリーグでも戦力になりそうなCBです


と書いてある。
しかしガンバではほとんど出場機会がなかったみたいだ。
年代的に五輪代表も狙えるじゃないか。

FWは齊藤和樹がスタメン。
中京大学からの新人選手。去年の大学サッカー選手権を観戦した時も"ボールキープ"の能力が印象に残っている。

ヴェルディのスタメン。
絶好調らしい阿部拓馬。以前観戦した時はSHだったがFWとしての能力が開花したのだろうか。

SBが中谷勇介と森勇介の"W勇介"。共にJでの経験が豊富な選手。

僕が一番注目しているのはボランチの小林祐希だ。
去年ヴェルディユースの試合を観戦して最もインパクトを受けた選手(個人的に『2010年度U-18年代:MVP』に認定した)

ベンチには巻誠一郎が初登録。
相手が獲得争いをした熊本ということもある("マキ"だけに"燃える"試合になりそうだ、、という下らない洒落は隅田川の花火とともに打ち上げてしまいたい)
ここでベンチに巻を置くという事は川勝監督が「プロレスを理解している」ということであろう(プロレスで言えば「因縁の相手はまずセコンドに」ということだ)

前半。

前半12分、熊本DFの最終ラインでのパス交換が雑に、DFがトラップにもたついているところをマラニョンが詰めボールを奪うとそのままドリブル、GKまで躱して落ち着いて決めた。ヴェルディ先制。1-0

前半35分、これも熊本DFのミスからマラニョンがPAへ縦に侵入、菅沼が倒してしまいファウル&一発レッド。
菅沼・・・・・・
獲得したPKをマラニョン自らが決め、2-0

43分、またも熊本DFのミスからマラニョンが前線でボール奪取。PA右サイドへ。
ゴール前カバーに戻ったエジミウソン。
角度的にニアはGK南雄太、ファーはエジミウソンによってコースがかなり切られているとみてマラニョンはシュートにいかず中央へ折り返した。
走り込んできた小林祐希が蹴り込んで追加点、3-0
小林はこれがJリーグ初ゴール。良いものを観させて頂いた。

前半終了。

しかし熊本のディフェンスは全く擁護出来ないレベル。
チョ ソンジンは危険度が高過ぎるプレー連発で安心して観ていられない。
菅沼は一発レッドは少々酷な気もしたがいかんせんボールに全く触れておらず体というより"手"で押したように観えたかな?PA内ならまあレッドでもしょうがあるまい。
エジミウソンが下がってきてDFラインでのパス廻しに参加していた、本来ならDFラインでの組み立てを安定させる処置の筈なのだが・・・

攻撃に関してはヴェルディのDFとGKの間に落とすロビングのボールでチャンスも創れていた。
中盤の武富孝介が何度かFWを追い越してゴール前に迫る、彼がいたおかげで攻撃の形はなんとか保てていた。

ヴェルディに関して前半気になった事、、、招待してもらった身でこんなことを言うのは非常に心苦しいのだが、、、「背番号が見辛い.....」

後半。
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ハーフタイムで熊本は齊藤和樹 → ソン イニョンに交代。
一人少ない特殊な事情なので致し方無しか、齊藤はいずれじっくり観たい選手だ。

後半17分、熊本GK南のフィードを前線の長沢駿がバックヘッドで後方に逸らす、そのスペースにソン イニョンが走り込みPAへ。
豪快に蹴り込んだ、熊本反撃。3-1
GK南のナイスフィード。

後半33分、ヴェルディの阿部が左サイドをドリブルで運ぶ、奥深くまで侵入したところでファーサイドにグラウンダーで折り返し。
河野広貴が叩き込んでヴェルディ、熊本を突き放す。4-1

後半40分、熊本の武富が右サイドで粘ってファーにクロス。根占がトラップしてシュート。これが決まって、4-2
ヴェルディもゴール前人数はいたのにやられてしまった。

後半42分、ヴェルディは阿部拓馬 → 巻誠一郎

後半ロスタイム。ヴェルディ、中盤から縦へスルーパス、抜け出した途中出場の市川が決めてトドメの一撃、5-2

試合終了。

一人少ないということでこの試合だけで判断は出来ないが熊本は散々な結果となってしまった。
エジミウソンが引き過ぎていたのはデフォなのだろうか?DFラインに吸収され過ぎのような(退場者が出てからならわかるのだが一人少なくなる前からそうだった)
後方からのビルドアップ時はエジミウソンがDFラインに入り3バックの様な形を取る(左SBの原田拓に高い位置でボールを預ける為の布陣なのかな)

中盤は武富がいるおかげでかなり攻撃に幅が出来ているように思う。
初めて観たけど良い選手ですね。

今日の試合、光明を見出すとすれば田中達也だろう。
ヴェルディDF陣をかなり手こずらせていた。
ドリブルが魅力的だが同姓同名の浦和の人が直線的なドリブルで相手を突破するタイプだとしたら熊本の田中達也は細かいボールタッチで近付いていき相手の反応を視て逆を取るタイプ。
19歳だがこれから出番が増えそうだ。

ヴェルディは"ニョン様"が2得1アシスト。
しかも彼の前線からのプレスによって生まれたゴール。
ゴール前フリーで豪快にふかしていたがそれも愛嬌なのだろう(決めていればハットトリックだったが)
今日の試合の"SMVP"だ。

河野は相変わらずボールを持つと期待せずにはいられないプレーヤー。
来年ユースの杉本竜士くんがトップ昇格してきたら右SH河野、左SH杉本という胸の熱くなる様なチームが誕生するのだろうか(しかしセレッソが河野に目を付けている様な気がしてならない、まあ単なる憶測だが。そして大竹と河野が同じチームでプレーするのを観てみたいという抑え切れない欲望も、ある)

森も惜しいミドルを放つ。
右サイドでボールを持った小林が追い越してきた森へ縦のスルーパスを通したシーン。
森のDFを置き去りにするスピードと小林のパススピードのコントロールが抜群だった。
小林のああいったパスはユース時代に何度か観せていた(そこに惚れ込んだのだ)

今日はヴェルディにとって最高の興行だったのではないだろうか。

①ニョン様の2ゴール

②小林祐希プロ初ゴール

③後半2失点で適度な緊張感をキープ(しかも元ヴェルディの根占のゴール)

④巻の顔見せにも成功

⑤後半ロスタイム「なぜか目撃するとお得感倍増」気分の市川のゴールで締め。

招待された練馬区民も大満足で大江戸線に乗り込んだに違いない。
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上位戦線敵状視察 ~川崎フロンターレvs名古屋グランパス~【J特】

昨日は等々力陸上競技場へ。

川崎フロンターレvs名古屋グランパス

紛れもなく上位争い(勿論首位含め)をしている新潟にとってこの対戦カードは気になるところ。
ましてや川崎は今週末の新潟の対戦相手。これはいわゆる敵状視察、そう"斥候"であります。

18:00に会場着。
平日ということもあり二階席でゆっくり観られるはず...と思いきや既に満席状態。席が見当たらない....
この日は22.000人来場、最高観客動員数らしい。夏休みだからかちびっ子が多かったですね。

というわけで限りなく名古屋ゴール裏に近い場所で観戦。

アップ中の楢崎さん。
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さて試合。
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前半36分ヴィトール・ジュニオールが中央抜け出し先制。

後半19分にもヴィトール・ジュニオール。黒津勝の右サイドからの突破からこぼれたボールを押し込む、2-0。

後半26分名古屋の増川隆洋が2枚目のイエローで退場。この日は闘莉王のお株を奪うロングフィードで目立っていただけに痛い。

後半34分、ジュニーニョが得点。3-0

後半41分、好調の田坂祐介が駄目駄目押し弾。4-0。シュートがDFに当たって軌道が変わりニアへ。楢崎飛びつくも...

終わってみれば川崎の圧勝。

名古屋は一人少なくなってからもなまじボールをキープする能力に長けた選手が多いためシンプルにトップに当てることが出来なくなっていた。
玉田さんはエレガントにキープ出来るし金崎くんも持てる、ただし川崎にサイドでボールを持たされていたという印象。
横に横にボールは動かせるが縦にいくことは出来ず。
さらにケネディまでがサイドに流れて来てしまい中央に誰もいないということも....
"拙攻"の感は否めず。

そして川崎、開幕戦からは当然のことながら(川島、テセがいないというのも含め)直近で見たvs鹿島、vs山形戦からもチームの印象が変わった。

レナチーニョの不在が逆にプラスになってますね。良い選手なんだけどボールを持ちたがる。2トップの黒津との相性が良いとは言えなかった。

変わりにジュニーニョが復帰したのは大きいですね。キープ力、突破力があるのは勿論、シンプルにボールを捌くことも出来る。

中盤のヴィトール・ジュニオールが機を観て縦に抜け出し、田坂祐介は攻撃に変化をつけることが出来る。
彼ら二人のおかげで攻撃面における中村憲剛の負担がだいぶ減少しているんじゃないかな?

新潟の守備陣は要警戒。
ジュニーニョ、ヴィトール・ジュニオールがサイドへ流れてくるのは警戒していたとしてもやられるときはやられる(さらに小宮山尊信も右サイドを駆け上がってくるわけだし)
100%防ぎ切るのは困難だろう。
名古屋はアンカーのダニルソン一人では防ぎ切れなかった。ボランチの本間、小林はそうとう守備面でハードワークしないといけないだろう。
そして、決して黒津に右サイドで自由にさせないこと(開幕戦でも身に染みてわかった...)
黒津はスペースが空いているときは素晴らしいドリブル突破を見せる、、、
が、2トップという役割上ゴール前での仕事も求められる。
前線でのポストという役割は明らかに不得手だ(はっきり言えば"ポストプレー"に関しては"雑"だ、"フィニッシャー"というタイプでも決してない)
黒津を前線ゴール正面の位置に釘付けにしておきたい。

守備面では相澤貴志の安定感が目立つ、川島の時より失点も減っているのでは?
これはどちらのGKが優か劣かというより相澤になってから川崎のDFラインがそれほど押し上げなくなったということもあるのでは。
川島と違い相澤の長所は"飛び出し"というよりも"ハイボールへの強さ"、ゴール前にドッシリと構える。
今日もケネディにほとんど仕事をさせず。
相澤と言えば新潟出身、久し振りのスワンでの試合になるんじゃないかな。2006年の新潟戦での試合後のコメント、、、

地元新潟で初めてビッグスワンのピッチに立ったが、試合が始まってしまえば普段通り。下位のチームに勝てなかったという感じ



がいまでも印象に残っています。こういう勝ち気な選手は好きですね。

そして井川が負傷退場かな?交代で入ったのは佐原秀樹。久しく試合に出てなかったはず。
新潟戦ではスタメンに入るかもしれない。
佐原の特徴は対人の強さと、足元の技術が確かで彼が入ることでDF間でのボール廻しはより滑らかになるかもしれない。
かつての"川崎山脈"の面影を伊藤弘樹さんとともに残している選手。セットプレーでの攻撃参加にも要注意。
佐原のウィークポイントはラインの裏にボールが出た時の対応かな、スピードで裏を取られると対応が雑になってしまう。
ヨンチョル、矢野はどんどん仕掛けたほうがいい。

なんにしろ堂々の上位対決だ。
"黄金カード"とも言えるこの試合の前にこんな"拙稿"ブログは"石膏"ほどの価値もないだろう。
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庄七..

Author:庄七..
日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

1 GK(ゴレイロ)
庄七
162cm / 52kg
出身地:新潟県

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