漫画『オフサイド』と『Jドリーム』

やっと注文の品が届いたで〜。
C3OSj4dUcAIxo4g.jpg
C3OSj4eUYAArLTk.jpg
塀内夏子先生の不朽の名作『オフサイド』と『Jドリーム 飛翔編』の全巻セットや!
単行本でしか持ってなかったから文庫サイズは新鮮やな(当時は『オフサイド』と『Jドリーム』読んでるのがワイ以外にあんまおらんでみんな『シュート!』か『俺たちのフィールド』ばっかりやったなあ)
いま『Jドリーム』も『オフサイド』もWebで読める(アプリ?)みたいやね(飛翔編に収録されている『松永成立物語』はもう教科書に載せるべきやと思う。ちなみに『Jドリーム 飛翔編』のおまけ漫画に描いてあったけど『○○物語』みたいなんは基本新人漫画家にやらせるらしいけど塀内夏子先生が「松永描きたい」「駄目なら他誌で描く」と編集を脅迫してまで描いたらしい)
『オフサイド』は最初は本当に少女漫画ノリなんよね(段々ホモソーシャル感がバリバリになってくるけど)
一応、渚って女の子がヒロインなんやけど最後の方は薬丸がヒロインになってる。
読みながら「もう20年以上前のサッカー漫画なんやなあと」思い出させる記述がちらほら。
今は使わなくなったようなサッカー用語出てくるんよね。
ディフェンシブハーフ(もうボランチが市民権完全に得てるからなあ)オフェンシブハーフ(ここらへんはまだ使う人いるかな?)
ハーフバック、フルバック、あとリベロもかな。
GK普通に帽子かぶってるし。
あと「日本代表」じゃなくて「全日本」ね。
でもサッカー漫画としては全然色褪せてないところが凄い。
蕪双高校とかラインディフェンス(当時としては洗練された戦術)
フィールドをコンパクトにしてのハイプレスからの速攻サッカーをやってるんよね。
あともしもいま『オフサイド』の熊谷五郎みたいな選手がおったらどこのポジションで起用されるんやろうか、、、って夢想してしまうやね。
作中だけでもFW、DH、CB、GKやってるからなあ。
段違いのシュート力、ガタイがあって競り合いに強い。
今ならボランチ起用が妥当なんやろうか。
今こそGKとしての熊谷五郎を見てみたい気がするけど。
改めて読み返すとやっぱ国体編が一番熱いな。
病気でこの大会が最後の保坂が前半いっぱいで退場するときの

あのラインを越えたら・・・・
グッバイ ぼくの高校サッカー・・・・


は名シーンやで。
とにかくグッと来る台詞が多い漫画やからお気に入りのを何個か抜き出してみた、、、

佐藤真悟

俺はだれにもポジション渡す気ねえぜ!
ウィングはな てめーがすっころぼーが倒れよーが エースに球を出すんだよ!


あの日以来ずっとーーー
こいつにボールをあげ続けている
何十本
何百本
中学生になって
高校生になって
おまえの背がのびて
オレのキック力がのびても
かわらない オレたちの距離


シンゴのこの「かわらない オレたちの距離」って台詞は最後の薬丸との別れがあるから尚更グッとくるもんがあるんよね......(シンゴはヤマハ、薬丸はニッサンへ)

薬丸英樹

めだとう精神じゃどうしていけないのかなー
スケベ根性大いにけっこう 色気ださなきゃガッツも出ないよ
そりゃさ前半たしかによくなかったさ だけどさー忘れてほしくないなー
FWがちんまりおとなしくして サッカーやってられっか!


阿部よ チャンスなんかいつくるかわかんないけど・・・・
FWは歩いちゃだめだぞ
FWが歩いちまったら負けだ!


薬丸って島原が言うように「根っからの点取り屋 FW」なんよね。
五郎ちゃんはチームメートでもありライバルでもある。

日比野慶彦

時々夢を見るよ 試合の夢 予選決勝の最後のFKの場面だ
なあんだ まだ負けてなかったんだ 勝負はこれからじゃないか!
今度こそちゃんとゲットさせるんだ・・・・
いつもそこで目がさめる
その時の白々しさ 意味のなさ・・・・
もうきっぱりわりきったはずなのに
なんで今さら夢にでてくるんだろう
なんでもう一度負けさせるんだろう
これからもたびたび見るのかな
ーーー勝彦
負けるってこういうことだぜ
負けるって・・・・つまらないぜ


慶彦は一年の頃は”エリート坊や”って感じやったけど三年になったらすっかりキャプテンらしくなってた。
ホンマ『オフサイド』って「キャプテンシーの塊」みたいなキャラが何人もおるんよね。
主人公の五郎ちゃんは言うに及ばず、織田さん、茅野、島原、暮林、津野。

堂島監督

・・・・猛よ
シンナーやったり 女とやったりしても キモチのいいのは一瞬だけだろが
それよりサッカーでいいプレーしてみろ一日キモチいいぞ
シュートを決めたら1週間はキモチいい
逆転シュートなら1か月は いい
優勝なんかしようものなら・・・一生キモチいいぞ
おまえはまだ知らん
・・・・つまらない奴だ



島本守

リベロになりたい
力強くゴールを守って
あざやかにゴールを狙う
フリットのように
ベッケンバウアーのように
リベロになりたい!



阿部弘志

・・・・あの一言で充分だ
あのひとことで
たぶんこれから先
どんな辛いことがあっても耐えられる
そして たぶん もう自分は
生涯サッカーからはなれることはできないだろう


これ五郎ちゃんの「ぼくは チームメートの言うことは 一言一句信じてますから」って台詞の後なんよね。

熊谷五郎

いいかサッカーてのはな足でボールをあつかうんだぞ
思い通りになんかならないことの方が多いんだ!
そんな根性でつとまるかっ
よっく覚えておけ!!


島本!・・・・わかってるさ
おまえの気持ちも
ガッツも
みんなわかってる
でもさ 苦しい時はたよってもいいんだぜ
仲間じゃないか
おまえらと仲間でいられるのは
あと20分だけなんだぜ?
もっとたよってくれよ
せんぱい面させてくれよ?


444.jpeg
五郎ちゃんってまさにキャプテンシーの塊みたいなキャラやけど結構チームメート殴ってるんよね。
薬丸、日比野、阿部(と、その他二人)
日比野とか阿部は平手やけど薬丸くんなんか拳で右ストレート叩き込まれてたな(なお、団結する模様)

このエントリーをはてなブックマークに追加

テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

2011年 庄七堂ブック・アウォード

もう来週には来年ですね。
そんなわけで今年読んだ本の中からジャンル毎にベストを選出。

☆庄七堂ブック・アウォード:SF部門☆

『火星年代記』レイ・ブラッドベリ
短評:既にクラシックとも言える一冊。
火星をテーマにした短編のオムニバス、だが短編同士が連なった連作でもある。
地球的なウェットと火星的なドライ(禅の思想とも通じる)が対になって語られていく。
特に火星に残る決意をした隊員と隊長の会話が秀逸。
ヴォネガットの『タイタンの妖女』でボアズが何故ハーモニウムと一緒に水星に残る決意をしたのか?
ヴォネガットは厭世観と異形のものとの(会話を介さない)結びつきを。
ブラッドベリは火星の文明と共鳴することで精神の充足を。
地球外の生命を通して精神とは?文明とは?を問いかけるのはSFの本質であり特色だろう。


『バトルランナー』ステーヴン・キング
短評:シュワちゃん主演の映画版『バトルランナー』を思い出す方も多いだろうが映画とはかなりテイストが異なる。
映画ではシュワちゃんがバッサバサ敵を薙ぎ倒しているが小説は主人公の"逃亡劇"に重きを置いている。
映画版はかなり設定、脚本、構成をいじっているので別物として読んだ方が良いだろう。
キングと言えばホラーという認識が一般的だがこの小説は近未来ディストピアものとして傑作と言える。


『霧が晴れた時 (角川ホラー文庫―自選恐怖小説集)』小松左京
短評:キングとは逆に日本SF界の大家として知られる小松左京先生の「ホラー小説家」の面を堪能出来る短編集。
収録作の「くだんのはは」はモダンな怪談の代表作。
そして「すぐそこ」のような"ループ系"の恐怖はドラマ『世にも奇妙な物語』を好んで見ていた方ならオチも含め納得の一作なのではないか。
また「黄色い泉」は小松先生がラヴクラフトから連綿と続く"怪奇小説"の継承.理解者であることを証明する"名状しがたい"恐怖に溢れた一話だ。


☆庄七堂ブック・アウォード:スポーツ本部門☆

『「 1対21 」 のサッカー原論 「 個人力 」 を引き出す発想と技術』風間八宏
短評:この本には著者自身のサッカー論、技術論、育成論が書かれている。
第1章のタイトルが、、、"「個人戦術」で掴む勝利への布石"、、、だ。
個人戦術とは「選手1人ひとりの戦う術」
この本では所謂「システム論」や「チーム戦術」「フォーメーション」には(恐らく、あえて)触れていない。
第1章では「どういう選手が「個人戦術」「個人力」が高いと言えるのか?」を解説している。
また、後の章で「どうすればそういった選手を育成出来るのか?指導するのか?」に繋がっていく。
この章の終盤はもっと年齢が下の子供たちの育成、指導に関してページを割いている。
これは指導者だけではなく親御さんにも読んで頂きたい一冊。


『ディナモ-ナチスに消されたフットボーラー』アンディ・ドゥーガン
短評:この本の秀逸な点はサッカーの話ばかりではなく、第二次大戦時のウクライナ史、当時の社会情勢、戦況等も織り交ぜながら実に丹念に書かれているところだろう。
また当時のフットボール史を知ることが出来るのも貴重な点だ。

「試合後選手達はピッチから連れ去られ、ユフォーム姿のまま射殺された」

これがキエフ奪還後に流布した「死の試合」として有名な伝説。
でもこれはソ連の(お得意の)プロバガンダだったようだ。
著者は元選手や試合の観戦者、キエフ市民らの証言を検証して結末は違ったものであったとしている。
その結末はここでは書かないが.....むしろ伝説よりも残酷で悲惨かもしれない。


『人生は3つ数えてちょうどいい』和田京平
短評:全日本プロレスのレフェリーとして長年マットを叩き続けてきた和田京平さん。
鶴田、馬場さんの死。そして全日本を離れて行った天龍、三沢。
まさに全日本プロレスの紆余曲折を団体の、そしてリングの上で見届けてきた。
この本の特徴は「悪人がいない」というところだろう。
全日本を離れた者達にもそれぞれ主義、主張があり事情がある。
和田さんは彼らに対して冷たく突き放したり、一方的に批判したりはしない。
なるべく彼らの事情を汲んで「何故?」を考察する。
その態度はむしろ「大らか」とさえ言える。
これを"全日イズム"とするのは安易だろうか?(現在の全日のことではない)
レフェリーとして、ジャイアント馬場さんの付き人として全日本を支えてきた著者の回顧録だけに歴史的資料としての価値も高い一冊だ。


☆庄七堂ブック・アウォード:漫画部門☆

『ばくだん!~幕末男子~』加瀬あつし
短評:ご存知『カメレオン』『ゼロセン』の加瀬先生の最新作。
幕末にタイムスリップした高校生が主人公。なんだかんだあって新撰組に入隊することに。
内容は「新撰組=男子校」という設定で結局やっていることは『カメレオン』と一緒だ(笑)
舞台が幕末でも下ネタ...いわゆる「加瀬節」は健在。


『黒色火薬時代』速水螺旋人
短評:モーニング2で『大砲とスタンプ』を連載中の速水先生。
『黒色火薬時代』は「MC☆あくしず」で連載中の作品だ(単行本はまだ出ていない)
黒色火薬、、、つまり先込め前装式の銃が全盛だった時代において戦争における銃器の役割、特徴などを漫画で説明していく。
マスケット銃に浪漫を感じる人は是非読んで頂きたい。
ちなみに僕はマスケット銃なら「フリントロック式」一択だ!!


『マコちゃん絵日記』うさくん
短評:新進気鋭のギャグ漫画家うさくん先生。
その才能は既に限られたフィールドには収まり切らない。
だが決して「このマンガがすごい!」と言ってはイケナイ。
このエントリーをはてなブックマークに追加

テーマ : 紹介したい本
ジャンル : 本・雑誌

漫画『GIANT KILLING』は"聖域"なのか?

今回取り上げたい漫画はこれ。

『GIANT KILLING』/原作:綱本将也、作画:ツジトモ

僕の周り(主にサッカー好きを対象とする)にもやっぱり読んでいる人が多い。
で、概ね評価が高いわけです。
いや評価が高いのは勿論わかるんですよ。
「サッカー漫画」というジャンルでいえば現在連載されている中ではトップクラスの漫画でしょう(最低クラスなのは某スピリッツで連載中の『L●ST MAN』』と『フットボ●ルネーション』)

ただね、評価が高いのはわかるんだけど「過大評価すぎやしないか?」って思いもあるんですよ。
批判する人、ほとんどいないですよね。
賛否で言うと、、、

賛:9.5 否:0.5 

ぐらいでしょうか(南アW杯前の岡田JAPANぐらいの比率、まあ賛否が逆ですが)

まあ駄目な部分は駄目出ししていこうと。

で、勘違いしてほしくないのは、僕、ちゃんと毎週読んでます。単行本は買ってないけど。
そもそもモーニングで連載開始した時点から読んでますから(華々しくモーニングの表紙を飾ったことも憶えてます)

僕は毎年、年末に個人的『庄七漫画アウォード』を発表してまして(ブログ始める前ですね、mixiで)
その年の良かった漫画3作品を選定しているわけです(あ、去年のまだやってないや、、、2010年は、、平野耕太『ドリフターズ』福満しげゆき『うちの妻ってどうでしょう?』沙村広明『ブラッドハーレーの馬車』の3作品です)

で、この漫画、連載開始が2007年ですよね。
その年に『GIANT KILLING』受賞してます。
で、2007年当時の選評(らしきもの)に、、、、

原作者が思い描く「理想のフットボールクラブ」
紙上版「サカつく」とも(原作者『U-31』の人か、なるほどな)
ディテールが細かいね、サポーター(どこのクラブだろうと)を萌えさせるポイントをわかってらっしゃる。
『坊ちゃん気質な気まぐれ司令塔』『質実剛健生え抜きボランチ』『気弱なベビーフェイスドリブラー』『元代表チーム最年長GK』『強面なツンデレCB』
チームにこんだけのキャラがいりゃいくらでもドラマが作れる。
この漫画今年連載開始だった気がするな、じゃあ新人賞とダブル受賞という事で。


と、書いてる。評価はしてるんです。
ディテールが細かいってのはやっぱりこの漫画の肝でしょうね。
ほんと「サポーターに人気あるのもわかる」んです







はい、ここからなんですよ。
「サッカー漫画の中では最高に面白い」は良いとして、、、

「漫画としてはどうか?」

ここに僕は物足りなさを感じているんです。
まずね僕が一番不満な点、それは、、、

「大ゴマ使って魅せ場の筈なのに妙に台詞が薄っぺらい」

序盤で達海監督が村越さんに言う台詞、、、

「お前が背負ってきたもんの半分は
これから俺が命懸けで背負ってやるよ」

これは良かったですね。
こんなちょっとクサいぐらいの台詞が漫画では丁度良い。
でもね、これ以降はあんまり、、、出てこないんですよね。
これは達海監督のキャラが飄々としてるってのもあるからしょうがないんだけど(あえて個人的に言わせてもらえば試合中に「楽しんでる?」って聞くような監督の下でサッカーやりたくないけどね、僕は)

で、これは現実のほうの話で現広島ユースの森山監督が去年の高円宮杯決勝戦で試合前選手達に言った言葉、、、

「(出場停止で出られない)宗近の想いを背負ってほしい、背負うのは"重荷"ではなく背中を押してくれる筈だから」

言っちゃえば漫画以上に漫画っぽい言葉じゃないですか。
こういうのが聞きたいし読みたいんですよ。
読んでいるのが漫画という"表現"である以上は。

で、次に。

この漫画は"監督の視点"というのが売りの一つであるわけです。
それ自体は凄く良い試みじゃないですか。
その意気は充分買いたい。





その視点に重点を置くとですよ、少なくとも"既存のサッカー漫画"の評価軸からは外れるわけです。
要は軍記、戦記もので言えば"将軍"という視点なわけです。
そうなると試合自体も重要だけど試合中のベンチワーク、遡って試合前のスカウティングが魅せ場になってくるわけじゃないですか。

で、唐突ですが僕は三国志漫画『蒼天航路』が大好きなんですよ。
あの漫画の魅せ場、どこでしたか?
それは三人の軍師(荀、郭嘉、程)が喧々諤々の議論をしてるとこじゃないですか。
そこに曹操がフラッと来て三人の議論の斜め上をいく発想を言ったかと思えばスンナリ同意したりもする。
その時の軍師達の表情で曹操の「計り知れなさ」を表現してるわけです。
で、この議論のシーンは状況説明も兼ねているんですね。

「敵の兵力はこれぐらいで自軍はこれぐらい、戦況は....」と。

この軍師という存在はいわばサッカーチームの「コーチ陣」にあたるわけですよ。

で、この『GIANT KILLING』ですが、、、

「コーチ達の存在感希薄過ぎ」
です。

これね非常に勿体ないなと思うんですよ。
もっとコーチ同士で議論させて(状況説明も兼ねてね)その上に達海監督が自分の発想を被せて来る。
この方が絶対後に活きて来るはずなんです。
コーチ達に読者の意見を投影させておいて、、試合中に達海監督の作戦が的中すると、、、

「なるほど、達海監督はこれを狙ってたのか」と「あ、試合前に言ってたことはこのことだったんだな」と読者に思わせる。
いまの状況だと達海監督が一人でビデオ見て一人で決めてるように思える(読者がミスリードする余地がない)
これは本当に勿体ない。
ここに「対立意見としてのコーチの存在」があればもっと盛り上がると思うんだけど。

蛇足だけど『蒼天航路』って郭嘉(あと夏侯惇ね)の"ツンデレ"っぷりが際立ってましたよね。
この漫画だと立場的に松ちゃんかな(黒田が夏侯惇か)
全っ然キャラが弱い。もっとツンツンしてデレデレしなきゃ。
これ気持ち悪いことを言ってるなと思うかもしれませんが本っ当重要で。
こういう「同性相手にマジで赤面する」みたいな「ホモソーシャル感ギリギリの"男の友情"シーン」ってのは"男達の集団を描く"場合、感情移入する際の重要なメタファーになるわけです。

、、、長くなったな~

ここからは簡潔に。

◎ゴール裏のサポーターの揉め事とかは正直鼻白む
でもこれがこの漫画の"リアルさ"としてサポーターの好感を得ているのも事実なんだろうし(現実でさえ"どうでもいい"と思ってる事柄を漫画でやられてもな~).....
これ以上割合が増えないことが僕の願いです。

◎女性キャラの立ち位置がよくわからん
まあ「有里ちゃんとタッツミーの仲は進展するのか?」っちゅうことです。
いやそういう恋愛要素を入れるのは僕は全然アリだと思いますけどね。
折角"有里ちゃん"を可愛く描けているわけだし。
いや、そういうのを望まない読者がいるのもわかりますよ。「必要ねぇよっ!!」って。
ただ"そもそも論"で言えば、、
「じゃあなんで広報役をわざわざ女性にしたの?」ってことじゃないですか。
今だとほんとに"記号としての女性キャラ"でしかないし。
だから『はじめの一歩』の「一歩と久美ちゃん」みたいにさ試合の合間に1話ぐらい"デートの回"挟むぐらいはいいじゃない(『はじめの一歩』のような"プラトニックな関係"である必要は全くないし)
その流れで言えばあの女性記者と椿くんの関係も"板垣くんと真理さん"的にさ。
女性記者だし。
あ、今思ったんだけど椿くんと板垣くんって作中での立ち位置も近いのかな、
"秘めた天才性"っていう。
板垣くんがvs星戦で見せた"覚醒シーン"が椿くんにもあるのか。
楽しみだ(そこで達海監督が椿にとっての「乗り越えるべき父」だった、という普遍的な神話の構造があればな~「椿は現役時代の達海を知らない」っていう設定はつくづく勿体ないと思う)

◎勝った時の達成感、負けた時の悲壮感がぼやけてる
これリーグ戦を描くに当たって最も不利な要素ですよね。
甲子園や高校選手権みたいに「負けたら終わり」ではないですし。
部活動のような"有限の美"というのはプロでは明確ではないですから。
リーグ戦だと毎試合"未知の強豪"を出すわけにはいかなくなってくるでしょう(逆に言えば"ナビスコ"や"天皇杯"をどう描くかが非常に楽しみなわけですが)
その点『ORANGE』は上手く描いていたと思う、あの漫画には"昇格"っていう明確な目標があったし。

もともと題名が『GIANT KILLING』ですから自らが強豪になっちゃいけない(でも山形戦は立場逆転してますね)

やはりACL優勝してクラブワールドカップ出場でしょうね。
で、決勝で達海監督が序盤でイングランド5部のチームを率いて対戦したプレミアのチームと再戦すると、、、
あのチームどこだっけ?ああ、ポーツマスか...微妙だな~(そこはチェルシーとかマンUにしておけば、、、そこを倒して真の『GIANT KILLING』完成、と)

だからこの漫画どこに着地するかが興味深いですよね。
多分漫画的には"フリューゲルス"的な展開がベタでありベターなのかもしれません。
もしくは映画『メジャーリーグ』的に大団円。

そして10年後の設定で『日本代表監督編』連載開始と。
このエントリーをはてなブックマークに追加

テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

さよなら、ジャガー

今週号の週刊少年ジャンプをもってうすた京介先生の『ピューと吹く!ジャガー』が終わってしまった。


これでジャンプで読んでるのは『ONE PIECE』だけになっちまったか(あ、『HUNTER×HUNTER』もあるか...)

連載開始から10年か.....ジャンプの巻末ギャグ漫画の伝統を引き継いでからなんだかんだで毎週のように読んでたな~。
最後尾に『ピューと吹く!ジャガー』があることの安心感。
サッカーで言えば"絶対的な守護神"がいるチームみたいな。

これで「声を出して笑える」ギャグ漫画が一つ減ってしまった。
やっぱりギャグ漫画って作品の質が重要なのは勿論、どこか「作者を信用してないと笑えない」っていう部分はあると思う。
世代的なものもあるんかもしらんけど(あとやっぱり"ダウンタウン"の影響は計り知れないと思う、『ごっつええ感じ』を通過しているか否かという。そういや以前インタビューで「バカルディが好き」って発言してた、やっぱり、"ツッコミ芸"的な影響はありそう、そのインタビュー写真で先生が"ズボンズ"のTシャツ着てた、バカルディとズボンズって"微妙な昔感"が出てますね(笑)

だからこれは決して作品を否定しているわけじゃないんだけど『銀魂』ではどうしても笑えないんだよな~
これは仕方のないことなのかもしれんけど寂しいね。
読んでいたギャグ漫画がどんどん減っていってしまうのは。

ギャグ漫画でいま読んでいるのは小田原ドラゴン先生の『チェリーナイツ』と福満しげゆき先生の『うちの妻ってどうでしょう?』ぐらいかな?

あとは木多康昭先生の『喧嘩商売』か(格闘漫画だけど格闘とギャグでパッキリわかれている。そういやジャンプでうすた京介先生の『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』と木多康昭先生の『幕張』が連載してたのって同時期ぐらいだよね)

でも10年以上ギャグ漫画家を続けるって奇跡的なことだと思う。
なにより『~マサルさん』で確固たる評価をものにしながら『~ジャガー』であっさりその上をいくというのは凄くカッコいい(間違いなく『~ジャガー』は『~マサルさん』を超えていると思う。だから「うすた京介?『~マサルさん』は昔読んでたけどね~」っていう奴は絶対信用しない)

先生自身がTwitterで「打ち切りじゃない」って発言していてちょっと安心した。
そうだよな打ち切る必要なんてどこにもないもんな。
やっぱり"10年間という区切り"もあるのかな。

ギャグ漫画を批評するのって凄く難しいからやらない。ただ「面白い」としか書けない。

だからギャグ以外のことで言うと、、、
うすた先生の描く女の子って可愛いよね。
いや、ほんとに。
なにげに”女の子の私服が普通”なとこが(過剰に記号性を持たせたり適当に描いてしまわないところが技術の高さだと思う、白川高菜さんの"パジャマ姿"とか)

もしかして次回作は直球の『ラブコメ』でくるかもしれない(去年読み切りで描いてましたし)

凄く楽しみだ。
このエントリーをはてなブックマークに追加

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

バトン来訪者

ジョジョの奇妙な冒険バトン

Q1 1部では誰が好き?
A1 ダイアーさん 『稲妻十字空烈刃サンダークロススプリットアタック』
Q2 DIO様は1部と3部と6部どれが好き?
A2 1部の首だけの時
Q3 2部では誰が好き?
A3 シュトロハイム少佐 「フフフ。人間の偉大さは-恐怖に耐える誇り高き姿にある」
Q4 ジョセフの台詞は何が好き?
A4 「図にのるんじゃあないッ! このアメ公がッ!」
Q5 シーザーの性格はゆるせる?
A5 「友人が殺されたのだッ! 目のひとつくらいでへこたれるかッ!!」
Q6 ジョセフ、ジーザーどっちが好き?
A6 ジョセフ 「サンタナさん、さあ、ごいっしょに…さん…しー、 ハッピー、うれピー、よろピくねー」
Q7 3部では誰が好き?
A7 花京院典明 「答える必要はない!」
Q8 承太郎は、アヴドゥルのことブ男って言ったけどゆるせる?
A8 「ムウン!赤い荒縄(レッド・バインド)!」
Q9 承太郎のThe・サンの時の笑いはゆるせる?
A9 花京院のアヘアヘよりは許せる
Q10 ディオ様は最高にハイと通常どっちが好き?
A10 最高にハイってやつだぁー
Q11 3部の名言といえば?
A11 「子供の頃刑事コロンボが好きだったせいか こまかいことがあると夜も眠れねえ」
Q12 4部では誰が好き?
A12 岸辺露伴 「ぼくは『読んでもらうため』に  マンガを描いている!」
Q13 吉良の3つの能力はゆるせる?
A13 バイツアダスト以外なら
Q14 じゃあ康一の3つは?
A14 ACT1なら
Q15 4部で好きなスタンドは?
A15 しげちーの『ハーベスト』一番欲しい実用的な能力
Q16 5部では誰が好き?
A16 アバッキオ 「オレの落ち着ける所は……ブチャラティ。あんたといっしょの時だけだ……」」
Q17 ジョルノの髪の毛の変化はあり?
A17 不思議じゃあないな
Q18 ミスタとジョルノのホモシーンあり?
A18 「見えないぞッ、2人なのかよくわからないぞッ!! 見ていない!オレは見てないぞ。 なあーんにも見てないッ! 」
Q19 ディアボロ派?ドッピオ派?
A19 ドッピオ 「プルル!プルル」
Q20 ポルナレフの性格はアレで良かったと思う?
A20 最後は亀か....
Q21 フーゴは裏切り者?普通の人?
A21 普通の人、でも多分あのあと組織に殺されていると思う
Q22 6部では誰が好き?
A22 僕の名前は...エンポリオです
Q23 アナスイ派?ウェザー派?
A23 アナスイ 「祝福しろ。 結婚にはそれが必要だ。」
Q24 プッチの素数キャラあり?
A24 1、3、5、7、11、13、、、、、
Q25 もしも今3つのことしか覚えれなくなったら何覚える。
A25 魔少年ビーティー、バオー来訪者、ジョジョの奇妙な冒険
Q26 ジョジョ8部はあって欲しい?
A26 あるはず
Q27 荒木さん好き?
A27 尊敬してます
Q28 7部はジョジョの奇妙な冒険としてありだと思う?
A28 あれもジョジョ
Q29 好きな台詞を
A29 大切なのは、『真実に向かおうとする意志』だと思っている。 向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、 いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな。 …………違うかい?
Q30 お疲れ様です
A30 アリーヴェデルチ(さよならだ)

このバトンに回答する / 回答した人を見る

このエントリーをはてなブックマークに追加

テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

プロフィール

庄七..

Author:庄七..
日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

1 GK(ゴレイロ)
庄七
162cm / 52kg
出身地:新潟県

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
庄七堂来訪者
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
人気ブログランキングへ google-site-verification: googlef56d18af04542310.html
人気ブログランキングへ