花開き、幕開ける ~高円宮U-18プレミアリーグ:東京ヴェルディユースvsコンサドーレ札幌U-18~【J特】

大震災の影響でJリーグは延期、関東大学サッカーリーグも開幕を延期。
連日、Jのクラブは積極的に練習試合を行っている。
が、やはり"公式戦"も観たい。

そんな僕の願望を叶えるべく昨日開幕した、、

高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ
東京ヴェルディユースvsコンサドーレ札幌U-18

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を観に夢の島競技場に足を運ぶ。
初めて訪れる競技場だが雰囲気は良い(芝の状態はともかく)
公園の桜も咲き乱れる(が、一枚も写真に撮らずに選手ばかり写真に収める自分はなんと風流を解せぬ奴よ...とも思う。ちなみにこの時期になると連発される『桜』をテーマにした曲の中で自分が一番だと思う楽曲は川本真琴の『桜』だと思うのだが皆さんはどうだろうか?)

東京ヴェルディユースは今年二度目の観戦。
前回観た試合は降雪下で環境が過酷だったためイマイチ試合内容が頭に残っていない。この試合でじっくり吟味したい。
コンサドーレ札幌U-18は初見。古今の年代別代表に多数名前を見掛ける"札幌U-18"だけに楽しみにしていた。

まず、前半。
ヴェルディは高木大輔くんをワントップに置く4-2-3-1か。
札幌はやや中盤がフラット気味の4-4-2に見受けられる。

序盤、札幌のパス廻しがやや堅い、GKからのボールをカットされピンチになったりスローインがそのまま相手ボールになってしまう。
若干心配したが一過性のものだったらしくその後は落ち着いてゲームを組み立てる。

札幌、FWの下田康太くんが後方からのロングボールをDF躱して抜け出しGKと一対一。
決定的シーンだったがヴェルディGK中村一貴くんが横っ跳び、指先僅かにかすってボールは右に外れる。

ヴェルディの右CK、ファーに抜ける。PA内で吉野恭平くんが胸トラップ→シュートもミートしきれず枠を捉えられず。

前半34分、札幌の左SB前貴之くんがドリブルでPAまで侵入、縦に行こうとした所でヴェルディのディフェンスがタックル、ボールを捕らえられずに足にかかってしまう。
主審はPKのジャッジ。
PKをFW榊翔太くんが決めて札幌先制。1-0

終了間際の44分、札幌の前貴之くんが左サイドからPAライン手前の中央に位置した下田康太くんにクロス。
これは合わなかったが流れたボールを榊くんが拾い縦へ仕掛ける。
PAに入った所でDF二人に寄せられ体勢を崩すもボールを前へ運ぶ。追いすがるDFを振り切り榊くんがシュート。
これが決まって札幌追加点。2-0
榊くんの「前へ前へ」という姿勢が結実した追加点。

札幌の良さが出ていた前半。
SHが相手陣内サイドライン際でボールを持つと大外からSBが駆け上がって来る。
サイドから崩そうという意図のある攻めの姿勢。
右SBの小山内貴哉くんは前半からかなりの上下動を繰り返す(後半は流石に疲労の色が濃かったが)
アンカーの深井一希くんも好印象、ボランチでコンビを組む堀米悠斗くんと共に落ち着いてゲームを組み立てていた。
シンプルだが好感が持てるサッカーだ

ヴェルディはワントップの高木くんのところでなかなかボールが収まらない。
中央、細かいパス&スウィッチで崩そうとする"らしさ"は出ていたが。パスミスが多くビッグチャンスに繋がらない。
後半どう出て来るか?

さて、後半。
ヴェルディは金子綺杜くんを投入。
中盤の中島翔哉くんがワントップの高木くんに近いポジションでプレーするように。
中島くんはパスが丁寧で一本のパスで決定機を創り出せる。トップに近い位置でプレーすることによってヴェルディの攻撃の循環が良くなって来たように思えた。

後半4分、札幌陣内で右サイドに流れたボールをヴェルディの左SB田中貴大くんが駆け上がりながらボールをトラップ、勢いそのままにPA内へ。
追いすがるDFを振り切ってシュート、これが決まって2-1
田中くんのナイスラン、そのままシュートまで持っていく判断も良かった。

後半16分、ヴェルディが右サイドからグラウンダーのクロス、そのまま左ファーに流れ、待ち構えていた高木くんがシュート。
ミートしきれずボールスピードはなかったが不思議なバウンドをしながらGKを抜けカバーしていた札幌DFを抜けそのままゴール。ヴェルディ同点。2-2

札幌、17番の中原彰吾くんが右サイドからゴール前中央待ち構えていた下田くんの頭にタリピツのクロス。
フリーで決定的だったがボールはバーを超える。

ヴェルディ、FKのチャンスゴールやや左30m程の距離。舘野俊祐くんが左足ニアを狙う。
枠を捉えるも札幌GK阿波加俊太くんの横っ跳びセーブ。

ヴェルディ、左からCK。角度の無い所からヘッドで反らしたボールを杉本竜士くんがフリーで合わせるも札幌GK阿波加が飛び出しながら右足でセーブ。
阿波加くん、飛び出しの思い切りの良さでヴェルディの逆転を防ぐ。

そのまま試合は終了、2-2のドロー。

ヴェルディは後半見違えるように良くなった。
特に杉本くんが多彩な攻撃の元に。左サイドから果敢に中央に切り込む。
その切り返しは"鋭い"ということ以上に"大きい"切り返し。DFがついていけない。
また、フットサル特有の「足裏」を使ったプレーが印象的。キープ時に足裏で撫で、ボールを引き戻しながらチョコンと前に浮かせて突破するというプレー等を効果的に使っていた。

後半は前半対面の前くんに押さえ込まれがちだった左SBの田中くんが積極的に攻め上がる。
前半ワントップで孤立気味だった高木くんも後半近い位置に中島くんがいたことで前線からちょっと下がった位置でチャンスを演出。

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初めて観た札幌は後半追い付かれたが非常に良いチームだった。
2トップも好関係で好印象、タッパがあり前線で起点となれる下田くん、小柄だが裏へ抜けるスピードを持った榊くん。
榊くんはスピードだけでもヴェルディDFを振り切れるが後方からのロングボールをヒールで浮かせて裏へ抜ける等アイデアも多彩。
2得点と充分結果も出した。

個人的なMVPは左SBの前くん。
後半は押さえ込まれがちだったが前半で2得点に絡む活躍。
左サイドを駆け上がり中に切れ込んだり良質なクロスを提供する、2点目も前くんの左足クロスからだった。
「レフティーかな?」と思ったらCKを蹴る時に右足で蹴っていたので驚いた。

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互いのチームの持ち味が発揮された試合だったと思う。良い試合を観た。
特に札幌は「また観たい」と思わせてくれるチームだった。
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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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庄七..

Author:庄七..
日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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庄七
162cm / 52kg
出身地:新潟県

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