東京ダービー ~FC東京vs東京ヴェルディ~【J特】

昨日は"東京ダービー"を観に行ってきました。
僕のダービーの理想は「プロレスのビッグマッチ」
つまりはエンターテイメントであれ、ということ。なんでもいい、盛り上がれば。
因縁、遺恨、雪辱、、、これらは真剣勝負の最高のスパイスになる。
実際今日は35.000もの人が観にきている。興行的に大成功ということだろう。
だからこそギスギスし過ぎるのもいかがなものかと思う。
特に応援する人達がスタジアム内外で(ガチで)貶し合うのは理解出来ない(プロレス的な"アングル"としてなら理解出来るが)
かつて『ブレーキの壊れたダンプカー』と称されたスタン・ハンセン。
ブルロープを振り回して入場する"荒くれ者"というイメージだがある時振り回したロープが観客席の高齢の女性に当たってしまい慌てて、、、

「Sorry! grandmother(おばあちゃん、ごめんね)」と謝ったというエピソードがある。

こういうエピソードを微笑ましく思えるプロレスファンのメンタリティーこそがサッカーのファン、サポーターにも必要なのではないだろうか。

2011 J2 第33節
FC東京vs東京ヴェルディ

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ヴェルディはボランチの小林祐希が累積で出場停止。 高橋祥平がボランチに。
さらに左SBに和田拓也が入り中谷勇介をSHに上げてきた。
河野広貴は状態が良くないのかな?ベンチ。

さて、試合。

キックオフ直後、ヴェルディの森勇介が挨拶代わりに右サイドをドリブルで侵入。
そのままシュートまで持っていきそうな勢いに会場が沸く。
プロレスで例えるならビッグマッチで初っ端からドロップキックを放つようなもの。
ダメージの有無ではなく観客を沸かせる為にはどうすればいいかが良くわかっている。
良い試合の入り方だ。

FC東京、左サイド森重からファーのルーカスへクロス。ヘディングで合わせるがシュートは左に外れる。

ロスタイム、FC東京は素早くリスタートし左サイドからゴール前へクロス。ルーカスがヘディングシュート。
GK柴崎は手に当てるもそのままゴールへ。FC東京先制。1-0

ロスタイムは続く、ヴェルディがFKのチャンス。ゴール左で距離は23~4mぐらいか。
キッカーは菊岡、右足で蹴ったボールはゴールのど真ん中上へ、ニアにポジションを取っていた権田が必死に手を伸ばす。
かろうじて手に当てたかな?ボールはバーを叩き跳ね返される。
直後に前半終了の笛。

後半開始。
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ヴェルディは菊岡拓朗OUT 河野広貴IN

菊岡は前半足を傷めていたがその影響だろうか?
河野が入る事でボールがより前へ運べるようになる(惜しむらくはスタメンから菊岡と河野の並ぶヴェルディが観たかったという事)

後半12分、ヴェルディは中谷勇介OUT マラニョンIN

後半16分、ヴェルディのCK。キッカーは河野。左足で蹴ったボールは弾道低く土屋が待つニアへ。
ゴールネットが揺れた。ヴェルディ同点に追い付く。1-1
土屋がボールの軌道を足でずらしたシュートが決まったと思っていたが帰ってVTR見たらブロックしようとした森重の足に当たってますね。
オウンゴール扱いに。

FC東京、右サイドの椋原が鋭いクロス、ゴール前の羽生がゴールに背を向けながらヘッドで逸らし若干軌道を変えるシュート。
枠に飛んでいたがGK柴崎がキャッチ。

後半20分、FC東京は田邉草民OUT 石川直宏IN
後半33分、さらに羽生直剛OUT 坂田大輔IN

J2とは思えない交代だ。

後半38分、ヴェルディは高橋祥平OUT 菅原智IN

FC東京がCKをゴール前に入れ、ヘッドでファーに流す。
今野が走り込んできてシュートを放つもGK柴崎が己の身体を"壁"にして防ぐ。

後半42分 、FC東京、ルーカスOUT ロベルト・セザーIN

直後にFC東京、左サイドをドリブルで突破したセザーから逆サイドの石川へパスが通る。
石川はGKと一対一、シュートは柴崎が足でブロック。
GK柴崎、会心のシュートストップ。

後半ロスタイム、ヴェルディの阿部がPAでクロスに合わせてボレーもミートしきれず。

ここで試合終了。
1-1のドローに終わった。

ヴェルディは前半、FC東京を良く抑えていた。ルーカスをターゲットにしたボールは何度も土屋が跳ね返す。
シュートを打たれてもコースをしっかりブロック。CBの富澤は守備だけでなく何気に良いフィードも披露。
失点シーンはルーカスの動き出しと森重のクロスを褒めるしか無い。
後半、マラニョンの投入で左サイドが活性化、SB和田も積極的に左サイドを駆け上がってくる。
ただし崩せてはいたが...シュートを打ちきれず。
後半は河野の存在が光る。かなりFC東京の守備陣を掻き回してましたからね。
ただし巻をチームでどう活かすかについてはまだまだ練られていない印象。
阿部がサイドに流れてボールをキープ出来るのは良いのだが肝心のゴール中央になかなかボールが入らない。
巻がいるならある程度崩し切る前に放り込んでも良いような気もするのだが..."ヴェルディ"というチームにそれが合っているかというと...ううむ。
ゴール近くで競り合う、ゴールに雪崩れ込む巻を観たかった、活かせていたとは言い難い。

FC東京は今季は味スタでの富山戦以来の観戦ですがチームとして良くなっていました。
森重と今野という反則級のCBコンビは勿論。
アンカーの高橋は去年のナビスコ新潟戦ではCBとして出場したのを観戦。ラインコントロールが見事でした。
この試合、中盤のスペースを埋めるとともにDFラインとの繋ぎ役もそつなくこなす。
若干のヒヤッとするプレーを除けば無難に良いアンカー。縦パスの意識があるのも好印象。
SHの田邉は初めて観たがドリブルでの突破が魅力的。谷澤とともにドリブルキープから攻撃のアイデアを創成する。

ベンチの顔触れもJ2とは思えない(怪我人がいることも考えればかなり豪華と言えるだろう)

SHには谷澤、田邉、石川、永里、鈴木達と魅力的なSHが揃っている。
スピード、ドリブルが武器のアタッカー勢揃いだ。
だからこそバイタル真ん中で攻撃に変化をつけられる選手が必要に思う(今は羽生がやっているが。大竹をレンタルで出したのは不可解だった)
FC東京を応援している人は今の梶山をどう思っているんだろう?
チームの攻撃のスウィッチなのは確かだが接触不良もままある。
数年前(FWに戸田がいた頃)まではもっとバイタルからゴールに直結するスルーパスをバンバン出してたのに(ポジションが変わってるけど)
今日のダービーを観る限り試合終了まで残すような選手には観えなかった。

この勝点差なら十中八九J1昇格は決定的だろう。
今季ほとんど選手が移籍せずに降格してきた。
各ポジションの補強も積極的に行い戦力的にはJ2ぶっちぎりで独走だと開幕前は思われていた。
だが蓋を開けてみれば上位陣は混戦。2位鳥栖とも勝点差4。4位徳島とも勝点差は7だ。
厳しい事を言うようだが去年降格した時のサッカーから上積みがあるかと聞かれれば、、、

「ある」と断言する事が難しい。
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ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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