赤壁の戦い ~高円宮U-18プレミアリーグ:三菱養和SCユースvs青森山田高校~

高校3年生のDF岩波がオランダの名門PSV入りへ

神戸の岩波くんがPSV?
今後こういうケースが増えそうだな。
選手の契約については詳しくないけど育成費の他に「次のクラブへ移籍した場合は発生した移籍金の何%かを頂く」という契約は結べないのかな?
抑止力というか牽制としてね。
「とりあえず取っておこう」みたいなのが一番タチが悪いから。
それにもう「欧州クラブならどこでもいい」みたいな時代じゃないでしょ。

ちなみに岩波くんがPSVに移籍した場合、神戸に戻って来る事は絶対に無いと断言出来る。
何故なら岩波は「買取制で返品不可」だからだ(書店員にしかわからないネタ。「岩波 返品」でググると元ネタがわかります。ちなみに僕は昔、渋谷ブックファーストでバイトしてました。もう潰れたけど)

高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 プレミアリーグ イースト
三菱養和SCユースvs青森山田高校

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養和は4-2-3-1
開幕戦から若干のメンバー変更が。
CBに横山道一くんが入り佐々木巧くんが左SHに。
左SBには関野太聖くんトップには黒木周くんが入る。
2得点の中崎海渡くんはベンチスタートだ。

山田は4-2-3-1か。
林雄紀くんをトップに置き室屋成くんが右SH。

さて、試合。

前半、養和の山下由都くんがやや距離のある所からミドル。
ゴール上段を強襲するがGK野坂浩亮くんが両手で弾き枠外に逸らす。

前半13分、山田の池上丈二くんが左サイドを縦に突破し低空のクロス。
ゴール中央で林くんが潰れてファーサイドに流れたボールを室屋くんが右足で合わせた。山田先制。1-0

前半終了。

養和は攻めの形がなかなか作れなかった。
縦に抜けるスピードはあるのだが山田は中央が固い。
左サイドは山田の室屋くんの圧力で抑えられてしまった。
山田が仕掛ける中盤からDFラインへのプレッシングにも苦しんだ。
自陣でのDF間のパスをかっさらわれてあわや...というシーンも。

山田は攻守の切り替えも速く自分達のペースで試合を運ぶ。
特にCB山田将之くんは長身で競り合いに強く彼のヘディングクリアを拾って攻撃に繋げる形が何度も見られる。
先制点は前線の3人でキッチリともぎ取った。
右サイドは室屋くんが突破とタメを創る。
前線での積極的なプレスから林くんがフリーで絶好の追加点のチャンスもあったが...

後半開始。
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養和は選手交代。
中崎くんを投入してきた。

後半早々、養和が好い位置でFKを獲得。
ゴール左、距離は20mちょいか。
中崎くんが右足で蹴ったシュートはバーを直撃。

養和が攻撃のリズムを刻み始める。

山田は前半は右サイドだった室屋くんを左にチェンジ。

後半38分、養和の清水貴明くんが中盤から一気に右サイドの相馬勇紀くんへ正確なロングパスを通す。
サイドの深い位置で受けた相馬くんはゴールラインギリギリまで持ち込んで中へ切り込む。
DFを一人躱してシュート、これが決まって養和同点。1-1
途中交代の相馬くんが見事な同点ゴール。
角度のほとんどない所から軸足が浮く程の思い切りの良さでシュートを叩き込んだ。

同点に追いついた養和だが攻めの姿勢を打ち出してきたのは山田のほうだった。
養和は辛抱強く耐える時間が増える。
クリアは遠くへ大きく蹴り出す。
蹴り出したボールが会場のネットを超えていた。
隣接する建物に届け!とばかりの気合いのこもったクリアだ。

試合終盤間際。山田にビッグチャンス。
PAまで持ち込んでのシュート、これは養和DFのブロックに阻まれたがこぼれ球がゴール前DFとGKの間に転がる。
すかさず拾ってGKと一対一。
すわ!終了間際の勝ち越し弾!
と思われたシーンだったが養和GK永井堅梧くんが飛び出してきて超至近距離でのシュートを足でブロックするスーパーファインセーブ。

そして試合終了。
1-1のドローに終わった。

山田は前半、中央からサイドにはたいて前線をワイドに使うサッカーで効果的に先制点を決める。
室屋くんはこれまでSBとしてのプレーしか観た事がなかったが先制点も含め"ウィング"としても素晴らしいプレーを見せてくれた。
攻撃陣で僕の目を惹いたのが篠田朋宏くんだ。
中盤の底から左右にボールを散らし養和の守備を横に広げる。
山田は後半、プレスの圧力がやや弱まった。
それでも攻勢に出る養和をなんとか凌いでいた。
守備ではCB山田くんと縣翔平くんのコンビが空中戦はほぼ完勝の出来。
同点にされてから(まあ、あの同点弾は致し方ないだろう)巻き返したがあと一歩...いや半歩というところでタイムアップ。
山田にとっては追加点と勝ち越しの決定的なチャンスがあっただけに手痛いドローと言えるだろう。
少々気になったのはボランチの椎名政志くんだ。
彼はプレミアでも屈指のボランチだと個人的には思っているのだが...
パスミスをしたり守備が軽いというわけではなく"試合"に絡めていない。
ベンチからも厳しい指示の声が飛ぶ。
まあこの年代のこの時期の好不調はあまり気にする事でもないだろう。
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養和は劇的とも言える同点劇。
中崎くん、相馬くんといった途中交代の選手が同点弾を呼び込んだ。
アシストした清水くんはDFラインからゲームを組立てカウンターの起点となる。
同点後は守備陣が良く踏ん張った。
右SB金子大起くんは後半の山田の猛攻を跳ね返し、出足の良いカバーリングで室屋くんにプレーするスペースを与えない。
左SB関野太聖くんもまず縦を切りしっかりと中へ絞って守る。
原島玄太くんと横山くんのCBコンビも身体を張って中央を固める。
原島くんはロングボールを弾き返す"防波堤"として。
横山くんはゴール前、バイタルで危険になりそうな展開をスライディングで刈り取り未然に防ぐ。
GK永井くんは終始その"声"で最後方からチームを鼓舞し、最後の最後にファインセーブで養和を救った。
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