2011年(暫定)ベスト・ゲーム ~全日本大学サッカー選手権大会:決勝 ~中京大学vs関西大学~

と、いうわけで男子のほうの決勝戦。

試合前には『J内定者によるサイン会』企画が。
ブースには関東の大学を中心に総勢18名の"プロ"選手がズラリ(特別参加として流経大の山村くんも、3年生だけどまあプロ入り確実だし)

僕は滅多にサインを貰うことがないんですよ。
いままで貰ったサインと言えば、、、

ドラゴン・キッド、斎藤了、堀口元気、マット・サイダル(エヴァン・ボーン)、ジャック・エヴァンス、ドン・フジイ、、、、

全員プロレスラーやな、、、

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写真は水戸に内定している岡本達也選手のサイン。
握手しながら笑顔で「応援して下さい!!」と言ってくれたので応援するよ!!!水戸は大卒選手の加入が多い。注目やな。

持参したノートに18名のサインを頂きました。
初めてサッカー選手からサインを貰ったよ!!!

第59回全日本大学サッカー選手権大会決勝
中京大学vs関西大学


今年は中京大学と関西大学の決勝戦となった。
普段見る機会が多いのが関東一部リーグの上位大学ということもあり、関東勢が一校も決勝まで上がってこられなかったことに軽く驚いている。
全国に強豪校は犇めいているということか。

関西大学は初見です。
金園英学くんが磐田に、田中雄大くんは川崎に入団が内定している。

中京大学は去年年末に駒澤大学とのトーナメント一回戦の試合を観戦。
その時の印象を引用させて頂く、、、

前半に中京の布陣を観て軽く驚いた。
基本は3-5-2なんだけど守備時は両翼の選手が下がってくる、完全に5人でDFラインを形成。
しかもアンカーの熊澤圭祐くんがCB化。6人で防波堤となる。
....中略.....
かと言って「カウンター頼りのドン引きサッカー」だけではない。
ボランチの佐藤和弘くんがセカンドボール回収と適切なボール配給で中盤の"ハブ化"に貢献。
また前線の齋藤和樹くんがイーブン(か、やや不利)なボールでも足元で収めてキープしてくれるので両翼の平山照晃くん星野悟くんの攻撃参加の為の"タメ"が作れる。


このチームは交代で選手を投入する度になにかしら選手の位置をいじってくるチーム。
観ているほうも脳内の"ポリバレント"さ脳力の"運動量"を求められるチームだ(笑)
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さて、前半。

前半18分。関西大の攻撃、左サイドでボールを持った田中雄大くんがあまり深くない位置からクロスを上げる。
前線にいたのは金園くん、ゴールまでの距離はやや遠目。
田中くんのボールは最高到達点に達した後緩やかに確実に金園くんの頭へ、
これを金園くんがヘディングシュート。ボールは中京大のゴールへ。関西大先制。1-0
田中くんのクロスが素晴らしかった!!!
座標も正確な上に金園くんのジャンプ最高到達点にピタリと合わせるクロス。
よく"ピンポイント"とか"点と点"で合わせるという常套句はあるが。
これはまさに"点と点"を"3次元"で合わせたかのような。
まるで『3D対応クロス』3Dメガネがあればその凄さをさらに実感出来ただろう(笑)
いや、この"クロス"鳥肌ものでしたよ。

中京大の佐藤和弘くんがゴール右からミドルシュート。これは関西大GK金谷和幸くんが左に弾く。

中京大FKのチャンス、ゴール右、直接は厳しい距離か?
佐藤和弘くんが蹴ったボールはゴール前ファーサイドで待ち構える熊澤圭祐くんの足元へ。
トラップしてのシュートはGKが弾き、ポストにも弾かれる。

関西大が後方からロングパス、一気に中京大の前線へ。
関西大、中島龍基くんが受けて右サイドを突破。GK石川湧也くんと1対1だったがシュートは左枠を外れる。
このシーン、GK石川くんのコース切りが利いてましたね。

中京大左サイドでFKのチャンス。左サイド距離はやや遠目、キッカーは無論佐藤くん。
ファーの奥、走り込んで来る森本良くんを狙った、
ピンポイントで届く、森本くんが撃ったシュートは残念ながらサイドネット。

前半終了。
1-0だが試合の流れはどちらにも傾いていない。
両校チャンスを作っていた。"一進一退"という言葉がもっとも適切かな。

中京の決定機に一番絡んでたのは佐藤くんじゃないかな?
ボランチとしての役割を全うしつつセットプレーでは相手に脅威を与える位置にボールが蹴られる。
またいいミドルシュートも持っている。
もちろん守備組織もしっかりしている。
ボールを奪った後のクリア、及び一発目のパスにこだわりがあるのだろう。
クリアも安易にせずに前線にしっかり預けられるパスのようなボールを蹴る。
2トップの藤牧祥吾くん齋藤和樹くんがそのボールを決して無駄にしない。
齋藤くんは卓越したボールキープで味方の上がりを待つことが出来る。
藤牧くんは常にDFラインの裏を狙うことによって守備を綻びさせる。

関西大は両SB田中雄大くんと桜内渚くんの攻撃参加が利いてましたね。
つるべの動きでバランスを取りつつ中盤でのサイドの攻防で有利に。
金園くんはポストもしっかり出来るFWだ。そこに2トップの相棒、藤澤典隆が絡んで来る。
先制点で中京大も金園くんをケアせざるをえない、そのおかげで後半は藤澤くんが躍動していました。
また僕が目を見張ったのがCBの寺岡真弘くん。
最後方から的確なフィードが蹴られる。それも右サイド、左サイド、中央と広角的に。
明らかに攻撃のオプションとして組み込まれている、守備もソツなくこなしていた、まだ1年生らしい!!!

さて、後半。

中京大は3-5-2だがもうWBは守備にあまり下がってこない。1点を取る為に。

関西大の攻撃、ゴール前の混戦からボールを拾った藤澤くん軽くバウンドしたボールを掬い上げるようにゴール上段へシュート。
決定的だったがこれはバーがイジワルした。

関西大の攻勢。田中裕人くんがPAエリアちょい右外からミドル。
中京大GK石川くんが左に弾く、ボールは生きている。そこに金園くんが詰めGKとタイマン。
これを石川くんが身体でブロック。
石川くんのミドルシュートからのリカバリーの早さで追加点を死守。

中京大の攻撃、関西大のほぼ中央を藤牧くんがスルーパスに抜け出す、GKと1対1。
PA外だったか関西大のGK金谷くんがスライディングでシュートブロック。

関西大の金園くんがPA内でパスを受ける。中京大DFを腕でブロックしつつ反転してシュート。
これもGK石川くんがブロック。

関西大の岡崎建哉くんが抜け出しシュート、これもGK石川くんのブロック。
こぼれたボールはさらに関西大の選手にわたるも石川くんが執念でボールに詰め。これもブロック。
石川くんの奮闘が中京大を救っていた。
またセーブ面は勿論フィードでもチームに貢献。カウンタサッカーに必要不可欠な低く速い弾道のボールを最前線に効果的に供給出来る。
低い弾道の速いボールがなぜ効果的かというと相手DFラインがバックステップで下がりながらボールの落下点を見定める余裕がなく、対応が難しいからだ。

試合終盤、関西大はボールを相手サイドの奥深くでキープして逃げ切りを計る。

そし90分終了してロスタイムは4分。
ロスタイム3分を経過して中京大にFKのチャンス。
距離はゴールまで30mあるかないか。やや左の位置。
キッカーは中村亮太くん、、恐らくこれがラストプレーだろう。
放たれたシュートはGKの逆を突きニアへ突き刺さった!!!
土壇場で中京大が追い付いた!!!1-1
スローVTRを観ると蹴ったボールの軌道はファーへ、だが壁にいた関西大の岡崎くんの頭に当たっている。
反動でコースが変わり軌道はニアへ、完璧にファーのコースに飛んでいたGK金谷くんは逆をつかれてしまった。

関西大のキックオフ直後に後半が終了。

劇的な同点弾で試合は延長戦へ。

延長前半、中京大が押し込んでいるように見えた、何度も関西大の前線までボールを運ぶ。
しかし決定機とまではいかず。

延長前半終了。

延長後半。
今度は攻守逆転し関西大が押し込む。

延長後半11分。関西大の安藤大介くんがPA右奥深くまで抜け出しゴールラインギリギリでセンタリングを上げる。これをゴール中央の奥田勇太くんが頭で叩き込み。関西大2点目!!!2-1
二人とも途中交代の選手。

延長後半終了。

関西大学が全日本大学サッカー選手権大会優勝。
2011010517040001-1.jpg

両校とも持ち味を存分に発揮した試合だったのではないだろうか。
最後までどちらが勝ってもおかしくなかった。
スコア自体は2-1だが決勝戦らしい"固い試合"にはならなかった。
敗れはしたものの中京大のGK石川湧也くんのナイスセーブが試合を引き締まったものにしくれた。
あれだけ当たっているとPK戦の際は有利かと思ったのだが....

ともあれ新年早々最高の試合を観せてくれた。
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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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