シネマ庄七堂:~ア イ ラ ブ♡ゼ イ リ ブ~ 映画『ゼイリブ』を語る

このブログではちょくちょく映画の事についても書いてます(サッカー以外だと大抵アクセス数が悲惨なことになりますが)
で、誰かの映画評を聞くとき、読む時に「この人はどういう映画が一番好きなのか?」っていうのは重要なファクターですよね。
軸は何か?何処に置いているのか?ってことですから。
まあこれからもちょくちょく映画について書いていくとは思うのでここで僕の"オールタイム・ベスト"映画を紹介しておきたいと思います。

『ゼイリブ』監督:ジョン・カーペンター、主演:ロディ・パイパー

ストーリーは要約すると、、、

資本家は実は宇宙人だった!我々は飼いならされている!!
この秘密のサングラスをかけると彼らの正体を見破ることが出来るぞ!


いや僕は別に「俺ってこんな"B級SF映画"見てんだぜ・好きなんだぜ!!」って事を前面に出したいわけではないんです。
大体僕は"B級"だとすら思ってないし"カルト・ムービー"だとすら思ってなくて。
普通に「小学生が視聴覚室で見るべき映画じゃないの?」とすら思ってます。

まずオープニング、ベースラインが印象的なカントリー・ブルース調の曲で幕を開けます(音楽もカーペンター監督自身が担当)

デカイ荷物を背負った主人公が線路沿いを歩いてくるわけですよ。ホーボー(渡り鳥労働者)ですね。
音楽と相まって主人公が"社会から爪弾かれた存在"ってのが台詞なしでも伝わってくる。
これで支配者=宇宙人という構造にスムーズに流れ込んでいけるという見事なオープニングと言えるでしょう。

で、この映画は宇宙人が"既に"我々を"支配""していた"ってのが味噌ですよね。
そして一般の人々は全くそれに気付いていないという。
まあその手法自体は目新しくないかもしれませんが特筆すべきは宇宙人が地球人を洗脳するツールが"メディア"と"広告"だってことです。
地球人に擬態した宇宙人の正体を見破る為のツールがサングラスなんですがこれをかけると広告のキャッチコピーが全部、、、
「服従せよ」「消費せよ」「考えるな」という言葉に変わるというのは実にショッキングな演出でした(初めてテレビで見た時は小学生でしたが物凄く印象に残ってますから)

こっちは"サブリミナル"ですがウィルソン・ブライアン キイ著の『メディア・セックス』と『メディア・レイプ』はこの映画が扱っているテーマと通ずるものがありますね(多分時期的に同じぐらいだと思う)

TV番組で宇宙人(文化人的な立場の)がジョージ・A・ロメロ監督(さらにカーペンター監督も)を批判するシーンなんかはクスッと笑えること請け合いです。

多分もうテレビの『洋画劇場』とかでは放送しないでしょう(深夜ならあるかもしれませんが)
DVDも絶版なのかな?Amazonでも結構な高値になってますね(僕の知人で見たいという方がいたらお貸しします、VHSですが...)

『第9地区』とかを見て「ジャンルとしてのSF」に興味を持った若い人達には特に、、、
おすすめです。

ここからは蛇足になりますが。
この映画、「プロレス映画」としても楽しめます。
見所は主人公と相棒が、、、

「いいからこのグラサンかけてみろって」
「いやだね!」

という言い争いから何故か始まるプロレスです(*ストーリーにまったく関係なし)
6分という長尺でストロングスタイルを展開します。
アクションシーンで『フロント・スープレックス』を披露する映画なんてそうそうないですよ。
そもそも映画史上例のない「眼鏡をかけるんだ!!」「イヤなこった!!!」というやり取り!!!
最近知ったんですが(Wikipediaって便利だね)主演のロディ・パイパーはモノホンのプロレスラーだそうで。納得。

映画の後半は銃でバンバン宇宙人を撃ち殺していきますが最初の格闘シーン、主人公は丸腰ですよ、どうやって宇宙人を倒すと思いますか?
それはですね、、、
ラリアットです。
もう一回言いましょうか?
ラリアットです。
プロレスラーvs宇宙人。
もうね異種格闘技戦なんてもんじゃないです。
そもそも格闘ジャンルとか人種まで超えて"地球外生命体"と戦ってるんですから。
総合格闘技?60億分の1世界最強?
スケールが小さい小さい。
こっちは"銀河系1歳強"ですから(銀河系かどうかはわかりませんが)

この作品ははからずも『プロレス最強説』を証明してしまったと言えるでしょう。
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Author:庄七..
日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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