あるサッカーコラムへの怒り ~ウエスタン・ポイズンに冒された人々~【J特】

僕は世間では高尚なスポーツ雑誌と言われている某Numberとかいう雑誌は全く読まない(だって"面白くない"から、反論、異論、暴論、があるのは当然として「その文章が面白いか?」って考えるのは最低限のことだと思うのだが、サッカー雑誌の所謂"コラム"ってほんと「つまんねぇ...」。特に某マガジンの編集長コラムは酷い。あと外人記者のコラムも同低レベル)

まあ中には有益な情報もあるかも?と思って読むこともあります(麻雀のハイテイツモぐらいの確率ですが)

最近ウェブで読んだ中に「いくらなんでもこれはどうなん?」というのがありました。

アジアU-19の失敗と日本サッカーの人材難。~長身DF不足がはらむ深刻な問題~

こういう「危機感を煽るだけ」のコラムってほんと多いね。
まあ僕の怒りをも煽り、このブログを書かせたというだけの意義はあるかもしれませんが。
以下、引用して、、、

日本で長身DFが育たない背景には長身FWの少なさがある。


・・・まず"長身"の定義は何なのか?具体的に言うと何センチ以上が長身なのか?
180cmオーバーの日本人FWなんてざらにいますけど。。

日本の場合、優れたFWというと、どちらかと言えば小柄で、俊敏なタイプが多い。つまり、国内での勝負しか考えなければ、DFにそれほど高さは求められていないのだ。


なるほど、つまり、「FKやCKで180オーバーのDFが上がってくるということを全く考慮しなければ」そうかもしれませんね。
まあ、小柄で俊敏なタイプばかり前線に置いているチームもあまり見掛けない気がしますが。

南アフリカでのデンマーク戦を思い出してみてほしい。
次々に放り込まれるロングボールを、闘莉王、中澤佑二が完璧にはね返したからこそ、日本は勝てたのだ。


確かにあの二人のCBは頼もしかった。
だが、もう少し遡って思い出してほしい闘莉王や中澤はU-19の代表に一回も選ばれたことがなかったことを(闘莉王は当時、国籍の問題もあったのかな?)

あくまで対世界を見据えて、意識的に育てなければ、必要な人材は伸びてこないのだ。


はい!出ましたマジックワード『対世界』。
便利な言葉ですね~、これを使うと"高尚"な"考証"っぽく聞こえるから不思議。
で、「意識的に育てる」って?具体的には?
相撲部屋の新弟子検査みたいに身長制限でも設けますか。
それかバスケ部、バレー部から勧誘してくるとか。

にもかかわらず、人材不足の問題に改善の兆しはない。


その兆しとやらはどうやったら見えるのか、もしくは見えたと判断するのか。
まあ日本代表にジェラール・ピケみたいな選手が出てくれば"兆し"なんでしょうね。
でも"ピケみたいな選手"はピケしかいないでしょう。
そもそも「人材不足の問題」って本当に"問題"なのか。勝手に問題化しているだけじゃないのか?
これもサッカーコラムによくある「本当は別に問題じゃない問題」ですね。
手前で作った問題に手前で悩むという。

まあアジアU-19選手権での敗退が悔しいのは僕も同じ。
身長で韓国のロングボールに対応しきれなかったのも一因ではあるでしょう。
でも一つの大会の一つの試合の一つのチームを見て"人材不足の問題"というのは性急に過ぎやしないだろうか。
さっきも書いたが「中澤と闘莉王は"U-19に縁のなかった選手"」だ、CBは他のポジションに比べて"晩成"なんだと思う。
だからねたまたまこの時期のU-19代表に長身CBがいなかったと、それだけの話ですよ。
思い出してほしい、数年前まで「日本はパサーは多いがドリブルで打開する選手の人材が不足している」なんて言ってませんでした?
いま、どうですか?むしろパサーのほうが減ってきてやしませんか?(ユース、大学年代の試合を観い行く機会が多いのだが、パサー減ドリブラー増を凄く実感する)
"人材不足"なんて単なるサイクルの一つでしょう。
そもそもU-19世代に長身DFがいないわけではない。182cm以上で今年プロ入りした選手は、、、

キローラン木鈴(東京V)182cm
増田繁人(新潟)189cm
杉本健勇(C大阪)187cm

杉本くんはFWなのかもしれんが。
大学生になるが山村和也くんもいる。186cmでボランチ、CBもこなせる有望な選手だ。
これだけで"兆し"にならないだろうか?

さて、次。
クラブユースの指導、育成についての記事。これも噴飯ものだが、、、

〈20年目の風 Jリーグ熟考:上〉ぬるま湯の育成 さらば

中高時代をJリーグのユースチームで育った日本代表選手は、増えてはいるがまだ少ない。5年前のW杯ドイツ大会は登録23人中6人。昨年のW杯南ア大会は7人。今度のアジア杯は9人だった。


順調に増えてんじゃねぇかっ!!!
減ってるならともかく一体何をもって"少ない"というのか。過半数割れしてるからか?

上野山信行・Jリーグ技術委員長は「日本代表選手を多く育てているのは高校の先生たち。我々Jリーグによる育成は指導力に課題がある」と語った。


そもそも高校サッカー出身者vsクラブユース出身者という対立構造になんか意味があんのか。
正直「どっちもあって良かったな~」という感想しかない(高校選手権放送してる日テレは興味あるだろうけど)

ドイツは地域のクラブがプロを頂点にしたピラミッドを作り、プロのユースチームは常に新しい選手を試す。毎年選手の入れ替えもある。全体が大きな一貫指導になっていて競争原理も厳しい。日本は自前で育てる『小さな一貫指導』しかやっていない。大きなシステムも競争も欠けている


この部分はよくわからんのだけど「全体が大きな一貫指導」ってなに?小学生の頃からってこと?
「毎年選手の入れ替えもある」ってユースはそういうもんだろ。
それともドイツでは他のユースから引き抜いてんのか?

Jリーグのユースは狭き門だが、入ってしまえば中学、高校の各3年間はチームから外されることがないのが通例。


入んのが大変なんだよっ!!!(元ジェフユース落第生は語る)
その時点で過酷な競争だしチームから外されなくてもそう簡単に試合に出られるわけじゃない。

この「ぬるま湯」がドイツをはじめとした欧州や南米の育成現場と決定的に違う


ここで僕は"飯を噴く"を通り越してマンモス西のように"鼻からうどん"噴きました。
その地域(もしくは全国)から1年毎に有望なプロを夢見る若人が加入。
レギュラーを掴む為に日々切磋琢磨し試合に出続け、年代別代表に選ばれ、才能もある。
でもトップチームの事情によってはプロ昇格することが出来ない、、、
それでも大学に進学(大学でのレギューラー争いだって熾烈だ)したりJFL、社会人リーグからスタートしてプロサッカー選手を目指すんだよ。

それを、、、

ぬ・る・ま・ゆ?

な・め・ん・な・よ!!!






いやはやつい筆が過ぎてしまいました。
ではここで僕からユースの育成、強化について具体的な案を。

①日本代表の試合に前座として試合を組む
今年、ロンドン五輪代表と日本代表のダブルヘッダーありますよね?あれを日常化しようということで。
キリンカップでも国際親善試合でも何でも良いからとにかく対戦国のU-19代表も一緒に来日してもらえばいいんですよ。
国際経験を積む。代表戦の雰囲気を肌で感じることが出来る等のメリットがあります。
いまも日本で行われる国際ユース大会っていうのはありますがそれを日本代表戦の頻度で。
確かに費用は嵩むでしょう。でも日本代表を強化することに直結してるわけですから。
チケット代が数百円上がる程度でカバー出来るんだとしたら僕は喜んで払いますけどね。

②ユース世代のACLを
これ、現行のACL出場チームでユースの大会もやってしまえという。同会場でダブルヘッダーで。
まあこれは書いてて自分でも「無理だな...」って思いますけどね。
なんせ学生だし。平日に遠征とかキツいでしょう。
しかし規模は小さくても良いので「アジアのクラブユースNo.1決定戦」があるといいな、と思います。
毎年、高円宮杯優勝チームと日本クラブユースサッカー選手権の優勝チームが出場し、アジアを戦い抜き、ゆくゆくは世界へ、という。
いまはあまりやらないけど海外有名クラブを招いて親善試合する時はそのクラブのユースも呼んで試合組んでほしいやね。
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