年年歳歳花相似 歳歳年年人不同 ~浦和レッズvsアルビレックス新潟~【J特】

雨の埼玉スタジアム。
浦和戦はいつも雨というイメージが強い(去年は快晴だったけど)

まずは試合の前に、ある個人的な目標があった。
それはレッズのマスコット『レディア』を捕獲すること。

「マスコットならスタジアムに行けば会えるんじゃない?」というのは甘い認識だ。

数年前の埼玉シティカップ『浦和レッズvsマンチェスター・U』でマンUのマスコットと共にピッチで挨拶していたのをカメラに抜かれ、それを見ていた解説席の福田正博さんに、、、

「レディア、今日は仕事していますね!」

と言わしめたほどのマスコット。
J's GOALのフォトニュースでも、、、

「今年は例年に比べ、よく働いています(笑)」

と、キャプションが入るほどの存在だ。

今日も見つける事が出来なかった。

いま『会いに行けるアイドル』が飛ぶ鳥を落とす勢いだそうだがレディアは、、、
『会いに行ってもいないマスコット』という、従来のマスコット像を脱構築したポスト・モダンなマスコットであろう。

前置きが長くなってしまいましたが、どうも庄七です。

さて、浦和との一戦。
スタメンにはエジミウソン、マルシオ、永田充と見知った顔触れが並ぶ。
個人的には因縁等は全く感じない、移籍して来たり、移籍されたりはプロクラブの常(まあ「試合中に移籍される」と困るが...しかし主力二人を抜かれて完璧に割り切れというのもなかなか難しい、そこらへんの複雑な感情は以前ブログに書いた『マルシオの奇妙な冒険』という日記で表現してみた)

ただ、やはり敵に回すのは厄介な選手達だ。

2011 J1 第13節
浦和レッズvsアルビレックス新潟


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さて、試合。

新潟はガンバ戦からメンバーを変更して来た。
木暮を入れてミシェウをFWに。小林慶行を下げ、三門をボランチに、左SBに石川、右SBに高徳がスライドし、右SHに藤田を押し上げる。

かなり大胆な布陣変更と言えるだろう。
「藤田をSHに」というのは僕もガンバ戦の後に考えた、しかしそれは「内田が復帰すれば...」という前提で。
高徳を右に回すという発想はなかったな。

試合開始。

序盤、浦和がボールを保持。
セカンドがなかなか拾えず、取ってからのカウンターもパスミスでフイにしてしまう。

前半22分、浦和の左からのFK、直接狙うには距離がある。キッカーはマルシオ。
中央に蹴ったボールをエジミウソンがヘッドで擦らせ、ボールはゴール右隅へ。浦和先制。1-0
エジのマークに付いていたのは石川かな。前に入っていただけに悔やまれるが、まあ仕方ない。
良いボール、ナイスヘッドだ(エジは簡単そうなヘッドは外すイメージが強いが難しいのは決めるのね)

ここから新潟が崩れるかな?と危惧したがその後は新潟も攻撃の形を造る。
バイタルエリアでロペスかミシェウが受けて二人のワンツーでの突破、さらには藤田が大外から上がって裏を突く。
もしくはサイドの遠い位置から早めに中央へクロス、中央からやや離れた場所に陣取るロペスがダイアゴナル・ランの動きでマークを躱しながら中央に侵入する等々。

スピラノビッチと永田がスピード勝負の対応に遅れる場面もしばしば。

前半最大の決定機は藤田がCKの跳ね返りをもう一度入れ直す、ロペスの頭へドンピシャだったが山岸がナイス反応でブロック。
こぼれ球を千葉ちゃんがスライディングボレーするも枠の上。

しかし、新潟はペースを完全には掴みきれない。

一つはパスミスの多さ、ピッチセンターのサイドでの細かいパス交換でミスが出てリズムが作れない(特に左サイド木暮と石川との間、でも時間が経つうちに良くなってきた。二人で崩し切るシーンもあったし試合毎に良くなっていくかな?石川は対人の守備では及第点)

あとはミシェウの「難しいプレーをしようとして失敗し、簡単なプレーをミスする」という悪癖にもよる。

実際、浦和が縦へロングボール、右サイドのエジにDF二人が付いていたが被ってしまい高崎が抜け出しGKと一対一というシーン。高崎が外したが失点を覚悟した。

さらには浦和の左サイドからのクロスに東口がパンチング、こぼれ球を柏木が拾ってシュート。
これは高徳がナイスカバーをしていたおかげで失点は免れた。

前半終了。

後半から新潟は三門と小林を交代。

小林はDFラインと前線を繋ぐリンクマンとして働く。
本間が左右にパスを散らし、小林は(出来るなら)縦パスを狙う。
特に終盤は前掛かりに攻める浦和の中盤のスペースを小林が巧く使っていた。
実際試合後のインタビューでは、、、

Q:後半に入ってミシェウがいい位置で受けられるようになったが?
小林慶行「あそこでミシェウをどれだけ気持ちよくプレーさせるかがチームとして一番大事なこと、そして自分の仕事だと思っている」

ミシェウには攻撃時なるべくセンターサークルより向こう側でプレーしてほしい、ということだろう。

後半25分、新潟の左サイドでのFK、キッカーは藤田。低く速い弾道のボールをゴール前へ、ファーに流れたボールを折り返してゴール中央、鈴木大輔が押し込んだ!新潟同点。1-1
鈴木のJ初ゴール!!御目出度う!!!

さらに高徳がドリブルからロペスへスルーパス、ロペスのDFを躱してからのシュートはバーを直撃。

新潟がリズムを掴む。

終了間際、ロスタイムで新潟のFK、同点のシーンとほぼ同じ位置か?
藤田が右足で入れる、山岸が弾いたところで試合終了(直接狙ったようにも観えたが、どうかな?それともDFとGKの間を狙ったか)

1-1のドロー。
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終盤、浦和は個々の選手の持ち味が活かせてなかった。
エジは悪い時の癖で右に流れがちになってしまい右サイドで孤立無援状態に(たまにフォローにマルシオが来るが)
もしくはエジをポストにして活路を見出そうとするもここは新潟のCBが跳ね返すor身体を寄せて前を向かせない(新潟のDF陣はファールにかなり気を使っただろう、なんせキッカーがマルシオだから)

浦和は全体的に攻めに急ぎ過ぎの感があった、ボール離れが速すぎて中盤でのタメにならない。

そういうサッカーを指向しているのならいいが「マルシオと柏木が中盤にいるチームがそれをやるの?」と思った。
実は宇賀神を高く買っている僕だが(多彩な良いクロスを持っている)守備で奮闘したものの攻撃ではそれほどだった(攻撃にSBを使うという意識があまりないのかな?)

浦和のファンはストレスが溜まっていそうだ。
いるメンバーとやっているサッカーの乖離が大きい(終盤はマルシオがピッチを漂っていた)

入場者数が25,272というのも寂しい話だし残念な話でもある(まあ、人様の事は言ってられないか...)

強かった頃(ポンテ、ワシントン在籍時、良くテレ玉で試合を見てた)の浦和は90分間試合を支配するというよりも、、、

「劣勢だけど終盤“延髄切り”で流れを変えてから“卍固め”でギブアップ取る」

というプロレス的な勝ち方が出来ていた。
が、近年はどうやら総合格闘家に転身したみたいだ。
猪木イズムから前田イズムへのシフトチェンジに戸惑う浦和ファンも多いのではないだろうか(しかし浦和には安心材料が一つある、それは「今年の浦和ユースはかなり強い」ということだ、そこには希望がある)

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新潟は後半のサッカーを前半からやれるかどうか。
前節から大幅な修正をしてきたがチームが崩壊することなく形を造る事が出来ていた(何気に凄い事だ、ボランチ変えて、両SBを実質入れ替えているわけだから)

藤田と高徳の右サイドはなかなか見応えがあった。
特に高徳は失点もののシュートをブロックと藤田を追い越すサイドの掛け上がりで勝ち点1に最も貢献していたと思う。
何よりも彼の持っている「攻撃のアイデア」にワクワクさせられた。

あとDF陣のパス廻しは前節より良くなっていた。
柏戦、ガンバ戦は「横に横に動かしてサイドに行き詰まったら縦へ蹴る」という感じだったが本間を加えて常にトライアングルを作りプレスのギャップを造る「前向きなバックパス」が多かった。
でも、もっと良くなる筈。
本間の位置から直接縦に通るようになれば東口のキックの精度と併せて大きな武器になる筈だ。

そして、いまさらだが、、、

東口結婚おめでとう!!!

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君がッ!泣くまで!祝福するのをやめないッ!
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テーマ : Jリーグ
ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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