偉大なるチャンプ西岡利晃 ~関東大学サッカーリーグ戦:順天堂大学vs専修大学~

まずは、、、、、
西岡利晃選手、ラスベガスでの防衛成功御目出度うございます!!!
序盤はマルケスの左ジャブの伸びが良く、右フックを警戒するあまり距離感を掴めない感じだったが徐々に左ストレートの間合いを詰める。
5R、一度左ストレートで良いのが入った、マルケスの顔左にヒットしここから流れが変わったように思う。
次のラウンドでも左ストレートを警戒させながらグルリと左のフック、マルケスには軌道が読めていなかった。
8Rで西岡が偶然のバッティングにより頭を切り出血、ドクターチェック。
直後に勝機と観たマルケスが攻勢をかける、ここでちょっと相手の勢いに飲まれかけたがなんとかこのラウンドを凌ぐ。
インターバル、出血の勢いがちょっと気になる。良い流れだったのにこれを機に攻勢が逆転するんじゃないか?と。
9Rが始まったが僕の心配は杞憂だった、打ち合いで傷が開き出血するが冷静そのもの、流石はベテラン。
終盤は左ストレートを囮に右のボディ、左から右の返しのフック。
ダウンも奪えそうな展開。
マルケスがペースダウンしてきた、左の手数が減ってきて強引な右フック、ストレートを放つも西岡は冷静に観ていた。
右のガードを上げながらバックステップ、スウェーで射程距離圏外へ。

いよいよ最終12R。

素人目ながら(2R.3Rはマルケスが取ってたかしれないが)5R以降は確実にポイントではリードしている。
西岡の足は充分残っている、ある程度打ちながら回避重視のボクシングも出来た筈だ。
だが西岡は足を使って距離を取るのではなく最終Rもダウンを奪う為のボクシングを選択した(やはりラスベガスでの試合ということでアメリカのボクシングファンへのアピールもあったのだろうか。それともマルケスの状態を見てある程度打ち合ってもダウンされる危険は無いと踏んだのかもしれない)
その意気や良し(お陰でこっちはゴングが鳴るまでハラハラする試合を見ることが出来た)

判定は3-0で西岡。ラスベガスでの日本人初の防衛成功。

次戦は(引退試合になるという話も聞くが....)有力な対戦者候補としてノニト・ドネアが一階級上げて挑戦という話が出ている(会場にも来てましたね)
西岡vsドネア!!!なんという黄金カード!!!



さて、ついつい前置き(ってレベルじゃないな、観戦記の半分を占める"前置き"があるかッ!!)が長くなりましたが、西岡、、、
いや失敬、西が丘での関東大学サッカー。

JR東日本カップ2011第85回関東大学サッカーリーグ戦
順天堂大学vs専修大学

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専大は2位と好調だ。総得点が28と最も多いチーム。だが失点数も多い、23でワースト1位だ。
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順大は6位だが失点数は13とリーグ1の堅守を誇っている。
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順大、専大共に4-3-3のチーム。どのようにしてこの差が出るのか、興味深い。

さて、試合。

前半早々、順大の岡庭和輝くんが左サイドを突破しゴール前へクロス。中央で原田開くんが合わせるもGK正面。

専大の仲川輝人くんがPA内で倒される、専大にPK。
長澤和輝くんがコース右に蹴ったシュートを順大GK大畑拓也くんが横っ跳びで弾く。
長澤くんは一度蹴ろうとして再度やり直した。
ここも駆け引きの一つ、一瞬だけ集中を切らす目的もあったのかもしれません。
ただ冷静に、大畑くんがコースを読み切っていましたね。

前半終了。

順大はPKというピンチを凌いだのはいいが攻撃がスムーズに流れない。
3トップでサイドに開いた岡庭くん原田くんを使おうという意識が強すぎて専大に読まれていましたね。
二人が中央に絞って受けようという動きもありましたが縦に入るボールがあまり精度が良くなく、"雑"ですらあった。
トップの左山駿介くんがなかなか高い位置でボールを収められないのも痛い。
ポジショニングに苦労している感があった。
いつも思うのだが順大はトップの人選に試行錯誤している印象。

専大はサイドからゴール前まで幾度となく侵入。
守備では左SB松本陽介くんがサイドへのボールを出足良くインターセプト、すぐさま攻撃に繋げる。
中盤の庄司悦大くんが右へ左へパスを散らし攻撃を展開する。

後半開始。

後半早々、専大の下田北斗くんが中央ドリブルで持ち込んで右サイドの仲川くんへ。
仲川くんはPA内でGKと一対一。
仲川くんのシュートはGK大畑くんが身体でブロック。
大畑くんが一対一にも慌てずに体勢を崩さず、シュートコース上を身体の面積でゴールへの道を阻んだ。
時として「飛び込む威勢の良さ」がゴールを守ることもありGKの勇気と判断が賞讃されるケースが多いがここは大畑くんの「飛び込まない勇気」が光ったプレーだ。
後半開始早々のビッグプレー。

後半10分、順大は佐山くんに代えて井村雄大くんをピッチに。

後半12分、順大が左サイドハーフウェー付近で囲んでボールを奪うと天野純くんが一気に逆サイドの原田くんへ速いパスを通す。
原田くんはDFを一人躱してシュート、これが決まって順大先制。1-0
天野くんの一瞬に賭けたキラーなパスが通った時点で勝負有りでしたね。

後半15分、専大は町田也真人くんをピッチへ。
これで専大にサイドだけでなく真ん中から崩す為の起点が生まれる。
実際ボールは良く廻っていました。真ん中からサイドへ、開いてから中央へ。
だがフィニッシュまで持ち込む機会がそう多くはなかった。

後半ロスタイム。順大が専大のビルドアップのパスをカットし、ゴールに近い左サイドまでボールを運ぶと天野くんが中央へ横パス。
バイタルでボールを受けた井村くんがコースが空いているのを観てシュート。
これが決まって順大追加点。2-0
専大の前へ前へという気持ちがミスを生んでしまった。

後半ロスタイム。専大のCK、鈴木雄也くんがヘッドで繋いだボールを栗山直樹くんがヘディングシュート。
専大が土壇場で一点差に追い付く。2-1

試合終了。
順大が2-1で勝利。

専大は前半の出来は良かった。
後半もこのまま圧力をかけていけば順大のゴールを破れそうな雰囲気はあったが先制されてからのゲームプランが思うようにいかなかった。
本名正太朗くんを下げて前目の選手を入れたので中盤の底を庄司悦大くんが一人で広大なスペースを埋めざるを得なくなる。
押し込めているうちはそれでも良かったが.....2失点目はそれが裏目に出てしまった。

順大は数少ないチャンスを物にした勝利。前半の出来は決して良くはなかった。
後半、中盤の天野くんが2アシストの活躍で勝負を決めた。
先制した後は専大が前掛かりになった為に圧力が減ってより自由にプレー出来ていた。

清水皓平くんと谷奥健四郎くんのCBコンビも良かった、谷奥くんはヘッドの競り合いでほとんど負けていなかったんじゃないかな。

そして"SMVP"はGK大畑拓也くんに。
観戦するのは5月の筑波戦以来。
大畑くんは磐田ユース出身で一度トップに昇格し、今年順大に進学した。プロから大学へというケースだ(原田くんもそうですね)
順大には大分に特別指定されているGK上福元直人くんもいる。
なかなか正守護神に定着とはならなかったが上福元くんがベンチ外の今、守護神定着となるか?
この試合、前半のPKストップと後半早々の一対一を止めたのは大きかった。
身長は178cnと決して大柄ではないがこの試合では"読み"が冴えていた。
PKストップが顕著な例だがボクシングで言えば肩の動きと癖を読んで相手の出鼻にパンチを合わせるカウンターパンチャーの技巧。
GKにもボクサーにも反射神経とスピードだけでは到達不可能な"域"があるんです。
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ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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