今日の早川くん ~Jユースカップ:アルビレックス新潟ユースvsFCトリプレッタユース~【J特】

Jユースカップは3年生にとっては最後の大会になる。
高校でサッカーを辞める人もいれば大学に進学してプロを目指す人もいるだろう。
悔いなくプレーしてほしい、、、結果がどうであれ。
このメンバーで戦う事は、もうないのだから。

そして、全選手の今後のサッカー人生に幸あれ、と願う。

2011Jユースカップ 第19回Jリーグユース選手権大会
アルビレックス新潟ユースvsFCトリプレッタユース

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トリプレッタは初見。
メンバー表を見る限り4-3-3か。

新潟は4-4-2
前節のマリノス戦からスタメンを5人変えてきた。

さて、試合。

開始早々トリプレッタ、田代修太くんが左サイド深い所でフリーでボールを受けるとそのままシュート。
これはGK本田渉くんがブロック。
一点もののプレーだった、完全に田代くんをフリーにしてしまった。GK本田くんのビッグプレー。

前半26分、新潟の渡邉新太くんが左サイドでボールを持つとそのまま横に切り込んでシュート。これが決まって新潟先制。1-0

前半32分、新潟が敵陣からのクリアを中盤でヘディングクリア。
これを前線の斎藤恭志くんがDFと競り合ってボールを追い掛け、DFから奪ってPAを抜け出しゴールに流し込んだ。
新潟追加点、2-0
斎藤くんのチェイスが良かった、DFが先にボールに触っていたがトラップした先に回り込んでボールを奪う。
GKとの一対一も落ち着いて決めた。

新潟、右サイド小底朝陽くんからのクロスをファーに待ち構えた早川くんがシュートを狙う。
これはGK藤本彰太くんが正面でキャッチ。
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前半終了。

トリプレッタは左サイドを有効に使えていた。
中央から左の田代くんへボールが渡るとそのまま左サイド侵入しクロス、シュートを狙う。

新潟は開始早々のピンチを凌ぐも序盤はトリプレッタに自陣の右サイドを使われていた。
それでもゴール前を固めてしぶとく跳ね返す、そのセカンドボールを前線がよく拾っていた。
前線でボールを持てると中盤、SBが押し上がり人数をかけてボールを落ち着いて廻せるようになる。
今度は新潟が右サイドを有効に使えるように。
特に右SHの小底くんがスピードで再三対面のDFを単騎で振り切り、右からのクロスで何度もチャンスを演出。

後半開始

後半20分、新潟、右サイドを小底くんがドリブルで抜け出しクロス。
ファーにいた早川史哉くんがヘディングシュート。
GK藤本くんにブロックされるもこぼれ球を再び押し込んでゴール。3-0
右サイド小底くんのクロス→ファーの早川くんへというのはここまで何度か観られたパターン。
ようやく実を結んだ。

新潟、右SBの江崎千尋くんが右サイド開いてボールを持つと普通ならクロスの位置から思い切ってシュートを狙う。これはバーに弾かれる。

新潟、斎藤くんがPA内でこぼれ球を拾うとGKの頭上を越すループシュート。上手くGKのタイミングを外した、が、これもバー。

後半26分、新潟が右サイド依田隆希くんがマイナスに折り返したボールを渡邉くんがシュート。4-0

後半43分、新潟は右サイドを小底くん井上丈くんの二人で崩してPA付近の五十田航輝くんにパス。
五十田くんのミドルがゴール左に決まって。5-0
「スピードとパワーでネットを突き刺す」というよりも「ポイントに置く」感じのコースを良く狙ったシュートだった。

後半ロスタイム、新潟はバイタルでボールを持った五十田くんが左サイドの依田くんにハタく。
依田くんはそのままPAにドリブルで侵入し豪快に蹴り込んだ。6-0

試合終了。
新潟が6-0の大勝でベスト16に進出。

トリプレッタは試合経過毎に徐々に差が出てきてしまった。
開始早々のチャンスを決めていればあるいは....とも思ったが。
だが先制されても安易に放り込まずショートパスで丁寧に組み立てる意図も感じられた。
特に中盤、バイタル付近での組み立てはパスもスピーディーで足元にしっかり入れる。
パスの出し手も入れてからの動き出しが良く、サイドだけでなく連動したパスワークで中央突破も狙う。
アンカーのキャプテン石巻涼くんは配球、潰しに活躍。
10番の藤尾翔くんも展開力があり相手をいなす技術もしっかりしている、新潟の早川くんとの"10番対決"はなかなか見応えがあった。
結果的には0点に抑えられてしまったが、その意気や良し!!だろう。
ただ中盤を厚くする為にコンパクトな布陣を意識したのか、かなり(無謀なほど)DFラインが高い。
2CBが2トップの対応をするのだが左右に流れる新潟FWに裏を取られまくってしまった。
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新潟は今日の勝利で次戦、鹿島アントラーズユースと対戦。
鹿島は現在関東プリンス首位。
新潟が北越プリンスで優勝していればプレミア参入戦で戦う確率が高かった。
これはチームの力を試せる良い機会。
鹿島は今年、プリンスのマリノス戦を観戦した。
4-2-3-1が基本布陣で攻撃時は両SBを高い位置に上げて2バック気味になる。
守備はマンマークが基本。
フィード技術に優れたCB鈴木くんと攻撃にバリエーションをつけるトップ下の橋本くんには要注意だ。
マリノスはシンプルな縦への突破から2得点で勝利した。
マンマークなので個々の突破力を活かしたい。

今日の試合、新潟はまず2トップ。
渡邉くんは2ゴールの大活躍。チーム最多の8本のシュートを放つ。
再三のラインブレイクと前線からのプレスでトリプレッタもDFラインからの組み立てがままならない。

斎藤くんは前線でのキープ、ポストは勿論、裏への抜け出しのアイデアが多彩。
バーを二回叩いたがシュートのバリエーションも豊富だ。
また、下がり目の位置から良いゲームメイクをした。
右サイドが活性化したのは斎藤くんが上手く小底くんを走らせていたから。

守備では福嶋竜二くん西村竜馬くんのCBコンビが完封。
西村くんは空中戦で強さを発揮、序盤のトリプレッタの攻勢を跳ね返せたのは大きい。
今日はロングフィードも上手く決まる。
DFラインから右SHの小底くんに一気に裏を取らせる展開も功を奏していた。

小底くんはスピードで何度もDFを振り切る。
記録上は1アシストだが6点のうち3点は小底くんの突破から生まれたものだ。

途中出場の依田くんが1ゴール、五十田くんが1ゴール1アシスト。
依田くんは20分程の出場だったが何度も決定機を迎えた。
五十田くんは前節のマリノス戦ではCBでスタメン出場していたがこの試合ボランチに入った。

今日出場した依田くん井上くん奥田晃也くん伊藤航希くん江崎くんが2年生。
GK本田くん五十田くん、2ゴールの渡邉くんもまだ1年生だ。

得点差以上に将来性を感じる試合だった。

そしてこの試合の"SMVP"は早川史哉くんに。
中央でパスを散らし、左サイドで起点になるだけでなくゴール前に詰めるシーンが目立った。
シュート数は7本、右サイドからのクロスにファーで合わせる攻撃のパターンを作れていた。
後半、中盤に奥田くんが交代で入って伊藤くんのワンボランチ気味になると奥田くんの攻撃参加が増えたお陰で早川くんが自由に動けるように。
シュートだけでなく大胆なサイドチェンジで攻撃に幅を持たせる。

さて、既に新潟日報で発表されたが早川くんはトップ昇格せずに大学に進学するらしい。
本人のコメントだが、、、

「もし4年後に拾ってもらえるのならば戻ってきたい」

なんて、謙遜も甚だしい。
君は4年後にJ(もしくは海外含む)の十数チームからオファーを受けてその中から好きに選択すればいい。
その上で新潟を選択して"もらえる"のなら....感謝するのはこっちだ。
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ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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