Movin' On Up ~高円宮杯U-18 プレミアリーグ参入戦:鹿島アントラーズFCユースvs星稜高校~【J特】

先週の土曜日は埼玉スタジアムへ。
高円宮杯プレミアリーグ参入戦とプレミアリーグイーストとウェスト王者同士のチャンピオンシップが行われる。

試合開始は10時から、埼スタ2と埼スタ3の二会場で参入戦を計4試合。
締めは埼スタでチャンピオン・シップが行われる。
まさに育成年代の"フジロックフェスティバル"と言えるだろう。
しかしフジロックと違ってタイムテーブルが微妙にズレているわけではない。
第一試合は鹿島vs星稜にするか磐田vs旭川実業にするか・・・
これは98'フジロックでプライマル・スクリームかエイジアン・ダブ・ファウンデイションのどちらを観るか迷った時に似ている(結局プライマルを選択したが)・・・

悩んだ挙げ句、鹿島vs星稜に決めた。

星稜は初見、北信越の王者だ。
勿論、来年は新潟がこの舞台に立っている事を望んでいる(ちなみに新潟はJユースカップで鹿島に0-4で負けている)、が、その前に関東と北信越の差を観ておきたい。

鹿島を観るのは二度目だが面白いサッカーをしていた。
特にトップ下の橋本龍馬くんのプレーが印象に残っている。
もう一度観てみたいと思っていた選手だ。
彼の存在が観戦の決め手になった。
98'フジロックで言えば、、、
「やっぱりプライマルの"ロックス"は聴いておきたいよな!!」
といったところだろうか。


高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ参入戦
鹿島アントラーズFCユースvs星稜高校


鹿島は4-3-3か。
既に3名のトップ昇格が決定している。

星稜は4-4-2だ。
今年は最後まで新潟と北信越プリンスリーグ首位を争った。
冬の全国高校サッカー選手権への出場も決めている。

さて、試合。

前半終了間際、鹿島にCKのチャンス。右からのボールは星稜DFがヘッドでクリア、も、当てるのが精一杯でPA内にこぼれてしまう。
ゴール前中央でこぼれ球をフリーの斉藤俊介くんがダイレクトでシュート。鹿島先制、1-0
斉藤くんが吃驚するぐらいフリーになっていた。ニアに人数を掛けすぎたか。

前半終了。

星稜は勿体無い失点だった。
試合開始後は素早いプレスで鹿島に自由にプレーさせず、中盤でのボール奪取が目立った。
奪ってから中盤でワンタッチ、ツータッチでテンポ良くボールをハタき、右SHの古川裕也くんが空いたスペースを突く。
もしくは長いボールをトップの辻拓郎くんに当ててそこからの展開を狙う。
鹿島にサイドの裏スペースを突かれ出してもGK置田峻也くんを中心に良く守っていた。

鹿島は中盤でなかなかボールを繋げないとみるやDFラインからサイドの裏へ一気に通す。
両サイドの宮内龍汰くんや鈴木隆雅くんはスピードもあってボールが収まる。
トップの中川義貴くんも中央で競ったりサイドへ流れて起点になるなど汎用性の高いプレーを披露。
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後半開始。

後半3分、鹿島にFK、距離は27m程か?ゴール左であまり角度はない。
橋本くんが右足で蹴ったボールはゴール前の選手の頭にあと少しで合わず....
と思ったらボールは直接逆サイドのネットに吸い込まれていた。鹿島追加点、2-0
隣の友人に「直接狙ったと思う?」と聞いたら「狙ったね」と即答。
うむ、狙ったからこそゴールになったわけだし、合わせたなら合ってる筈だ。

鹿島、右サイドから中川くんが切り込みシュート。これはGK置田くんがブロック。
浮いたこぼれ球を宮内くんがヘッドで狙うも枠の上。

試合終了。
鹿島が星稜を下しプレミアリーグ昇格。

敗れはしたが星稜が良くなかったわけではない。
序盤の中盤でのプレス→速攻には期待が持てた。
特にボランチの古川裕也くん井田遼平くんがプレスで効いていた。
トップの辻くんも下がってきて頻繁にボールを引き出す。
ただ鹿島は相当やり辛い相手だったのだろう、徐々に押し込まれる形に。

GKの置田くんはビッグセーブを連発、彼がいなかったらもっと点差が開いていたかもしれない。
セービングだけでなくフィードの良さも目を惹いた、前線にしっかり「胸から下」に収まるキックを蹴る事が出来る。
選手権では彼のプレーにも注目してほしい。
2011121711520001.jpg

鹿島は布陣は4-3-3だが両SBがかなり高い位置を取る。
前半はボランチの斉藤くんがCBの位置まで下がってカバーする為3バックかと錯覚したほど。
今日はそれほどでもなかったが鹿島の守備は基本マンマークでしっかり相手につく。
マンマークと言っても星稜が中盤でボールを持ったら前線の選手にピッタリ張り付くわけではない。
一定の距離を置いて相手に存在を悟らせず、相手がトラップしてターンする瞬間を狙ってボールをかっさらう。
この"一定の距離"というのが肝。
まるで「グラディウスのオプションの様な」マークが秀逸だった。

今日は右ウィングで出場していた鈴木くんは以前観た試合ではCBだった。
その時は対人、空中戦とCBとして見事なプレーだったがウィングとしてのドリブルでも光るものがあった。
昇格が内定しているがトップチームではどのポジションをやるのだろうか?楽しみだ。
2011121711530000.jpg
この試合の"SMVP"は橋本龍馬くんに。
追加点のFKは勿論見事だったが中盤でのボールの捌き、時にはDFラインに入ってのカバーと鹿島の前と後ろをリンクさせていた。
この試合のゴールでチームをプレミアへと move up(昇進、昇級)させた。
橋本くん自身も今後サッカー選手として Movin'on Up(動き出す、前進)してくれることを期待している。

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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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