専修楽 ~全日本大学サッカー選手権大会:専修大学vs明治大学~

あけましておめでとうございます。

皆さん大晦日はいかがお過ごしだったでしょうか。
僕はボクシングを見て過ごしました。
特にテレ東のWBA世界スーパーフェザー級王座統一戦、内山高志vsホルヘ・ソリス戦は凄かったですね。
11R、内山の左フックでのワンパンチKO
フィニッシュブローをスローで見ると腰が入ってなくてモーションも短く、言ってしまえば"手打ち"に近いパンチだったんですけど完璧に相手の意識を断ち切ってました。
まさに"KOダイナマイト"の名に恥じぬKO劇。

内山チャンピオンのおかげで良い年越しとなりました。

第60回全日本大学サッカー選手権大会 決勝
専修大学vs明治大学

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大学サッカーのチャンピオンを決める一戦(各地域のリーグ王者も出場するわけだから"統一戦"とも言える)

専大は4-3-3
2011年の関東大学リーグ王者としてこの大会に挑む。
町田也真人くんはジェフに、庄司悦大くんは町田ゼルビアに加入が内定。

明大は4-4-2
関東大学リーグでは専大と勝点3差の2位。
GK高木駿くんは川崎に丸山祐市くんはFC東京、宮阪政樹くんが山形に加入内定している。

さて、試合。

明大、岩渕良太くんが近い距離で前線の阪野豊史くんに預けると阪野くんは潰れながら岩渕くんにポスト。
再び受けた岩渕くんがシュート、も朴泰希くんがナイスセーブ。

専大、左サイドからクロス。ゴール前の大西佑亮くんがヘッドで合わせ・・・ずスルーしてファーサイドから走り込んできた庄司くんが右足を会わせるも枠外。

前半終了。

専大は中盤の庄司くんを軸に広角に展開する。
ワントップの大西くんが懐は深く足は長くボールを収める。
収まるとそこから長澤和輝くん、仲川輝人くんの両ウィングが切り込んでくる。

明大は防戦一方だったわけではない。
機を見てのカウンター。
中盤をショートパスで繋いでいく崩しなどアイデアを見せた。

後半開始。

前半8分、右サイドから仲川くんがドリブルで切り込みクロス、明大DFに当たったこぼれ球をPA中央付近で町田くんが拾って横の長澤くんへパス。
長澤くんは短いドリブルから思い切ってシュート。専大先制。1-0

前半21分、専大は右SB北爪健吾くんが町田くんにパスを入れ町田くんは少しタメてから右サイドを追い越した仲川くんにスルーパス。
仲川くんがグラウンダーで折り返したクロスを中央で長澤くんが会わせるもGKブロック、ファーにこぼれたボールを大西くんが押し込んで専大追加点。2-0

明大はCBの丸山くんをボランチの位置まであげ、3バック気味にして反撃に出る。

前半35分、専大は明大が蹴ったCKのこぼれ球を前線に残っていた仲川くんが拾って町田くんに預ける。
仲川くんはハーフウェーライン付近からダッシュ。そこに町田くんがスルーパスを通す。
完全に抜け出した仲川くんはGKと一対一。ドリブルで右に躱してGKも抜いて無人のゴールに流し込む。専大、決定的な追加点。3-0

試合終了。

専修大学が圧倒的な強さでインカレ王者に。

明大は前半の戦いは理想通りだった。
ボランチの三田啓貴くんも積極的に前線まで顔を出す、中盤で攻撃を組立てるだけでなくドリブル、キープにも冴えを見せた。
FW岩渕くんも準決勝から好調をキープしているように観えた、阪野くんを起点にした前線で動き回りフィニッシュに絡む。
相手の勢いを防ぎつつ攻撃の糸口を見出した、、、かに見えた。
後半に入って専大の攻勢に耐えきれず。
バランスを崩して丸山くんをボランチに上げSHを二枚同時交代で流れを引き寄せようとした。
守備に追われていたSB松藤正伸くんも終盤ゴール前に顔を出す、惜しいヘッドもあった。
が、結果的に攻撃はトーンダウンしてしまった印象だ。
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専大は自らの攻撃サッカーの集大成を決勝の舞台で披露した。
勿論攻撃だけで勝てるわけではない。
攻撃から守備への切り替え、プレスが速い。
栗山直樹くん鈴木雄也くんのCBコンビは関東大学リーグ得点王の阪野くんを完封した。
右SB北爪くんは後半、明大のサイド攻撃に対して素早い寄せ、チェックからのボール奪取、スペースのカバーと完璧に対応。

ボランチの庄司くんがサイドチェンジ、スペースへのフィード、縦パスを駆使して中盤を掌握。
とにかく中盤からサイドへのフィードがバンバン決まる。
専大はとにかくスペースを作るのが上手い。
一人一人がしっかりキープ出来るからDFを引き付けられる、一人が二人を引き付ければ一人分のスペースが空く。
そこにパスを出せれば容易にスペースを創り出す事が出来る。
言葉にすると簡単な事だがそれを可能にしている庄司くんのパス技術に感嘆する。
この大会の最優秀選手に選ばれたのも納得の出来だった。
個人的には「ポスト・ガチャピンさん候補」としても期待している。
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町田くんは2アシストの活躍。
縦に強いウィングを活かす為のパスセンスとタメを作ることが出来るトップ下だ。

下田北斗くんも庄司くんと良い距離間を保っていた。
守備時はサイドのスペースをケアし、奪ってからすぐに攻撃に繋げる。
庄司くん町田くんが攻撃の"駆動輪"だとしたら下田くんはグリースのように"潤滑油"の役割を勤めた。

前線は3人がそれぞれ持ち味を発揮し、三者三様のゴールを決めた。
トップの大西くんは190cmの長身を活かし前線のみならず中盤でも良くボールを収め、攻撃時の"灯台"として周りを照らし出す。

長澤くんは左サイドの切り込み隊長としてピッチを縦断。
ドリブルしながらいつでもシュートを打てる体勢がとれている。
先制点はその姿勢が実った。

そしてこの試合の"SMVP"は仲川輝人くんに。
得点シーンはオフサイドにならないようハーフウェーラインギリギリを狙って飛び出した。
GKとの一対一での落ち着きも見事。飛び出してくるGKを見極めて冷静に躱した。
試合を決定的にした3点目は明大のCK時に専大があえて前線に二人残していたからこそ生まれたもの。
残り時間を考えれば全員ゴール前の守備に戻してもおかしくない(それか一人だけ前線に置くか)
攻撃サッカーの専大を象徴するゴールだった、、、というのは言い過ぎかもしれないが(笑)
ともあれ最高のゴールでシーズンを締めくくった。
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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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