春風 ~関東大学サッカーリーグ戦:明治大学vs日本体育大学~

関東大学サッカ-リーグの開幕戦。
新シーズンの幕開けに相応しい好天だ。
その陽気に思わずコートを脱いでYシャツでフラリと観戦してたら日が傾きかけた頃寒さで凍えそうになった...
この季節油断は禁物。

JR東日本カップ2012 第86回関東大学サッカーリーグ戦
明治大学vs日本体育大学

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明大は4-4-2
松岡祐介くんがDFラインを統率する。
同学年のGK三浦龍輝くんと左SB松藤正伸くんの元FC東京U-18組がスタメン(二人とも坊主になっていた)
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日体大も4-4-2
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さて、試合。

前半9分、明大の阪野豊史くんから右サイドの梅内和磨くんへボールが渡る、前方には大きなスペースが。
梅内くんはドリブルで前進しPAへ、GKとの一対一を落ち着いて決めた。明大先制。1-0

前半ロスタイム、日体大の新井純平くんがバイタル中央からドリブルで仕掛ける。
この突破に対して明大DFが倒してしまいFK獲得。ゴール中央やや距離があるか。
新井くんの右足から放たれたシュートはゴール左上段に綺麗に"収まった"。日体大同点。1-1

前半終了。

明大ペースの前半。
左サイドを矢島倫太郎くんが、右サイドを梅内くんがテクニックを駆使して爛々と仕掛ける。
ダブルボランチの三田啓貴くんは攻撃のスイッチを入れ、苅部隆太郎くんが時に最終ラインまでをカバー。
最終ラインと中盤の間でボールが詰まった時はFWの岩渕良太くんが中盤の底まで下がってきてゲームの組立てに加わる。
明大は得点以外にもポスト直撃弾が2本、いずれも崩してからであり攻撃の形が作れている証拠だ。
ロスタイムの失点に関しては新井くんを褒めるしかないだろう。

日体大はシュートが同点ゴールのFKを含めても1~2本だったんじゃないかな?
前線のFW渡辺亮太くんは長身だ。
彼をターゲットに中盤をある程度省略して最終ラインから大きくフィードを入れることは理に適っている。
だが明大の前線からのプレスによりなかなか落ち着いて前を向かせてもらえない。
最終ラインからのボールがことごとく精度を欠いていたのは明大の「取れないまでもパスコースを限定させる」プレスにハマっていたからだろう。
DFが無理な体勢で蹴ってしまう場面が多く見られた。
だが、しかしFKは見事の一言。
守備陣はGK小川駿くんの奮闘も大きかったがよく一点で踏ん張ったと言えるだろう。

後半開始。
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後半6分、日体大の平野又三くんが左サイドからゴール前へクロス、山なりのボールを渡辺くんがヘディングでしっかりと合わせる。
叩き付けたヘディングシュート、スピードはそれほどでもないがコース左にしっかりと転がっていく。日体大逆転。1-2

後半9分、明大阪野くんが左サイドでボールを持つとPAのやや手前を横切る様なグラウンダーのパス。
中央の岩渕くんがスルーして右サイドから梅内くんが走り込んできてシュート。
GK小川駿くんが一度はブロックするもこぼれ球を再び梅内くんが押し込んだ。明大同点。2-2

後半25分、日体大が左サイドからゴール前に迫りシュートを放つ。
GK三浦龍輝くんがブロックするもボールはゴール前にこぼれる。
押し込もうとする日体大と跳ね返そうとする明大。ゴール前は混戦状態。
最後は梅村徹くんが頭でねじ込み日体大再逆転。2-3

後半40分、日体大の渡辺くんがこの日二枚目のイエローカードで退場(遅延かな?笛が鳴った後にボールを蹴り出してしまった)
日体大は残り時間を10人で戦う事に。
ただ逆にやり方が絞れていいかもしれない。

後半45分、日体大が自陣のPA内で胸トラップしようとしたところ手に当たってしまいハンドを取られる。
明大にPKのチャンス。
キッカーは阪野くん。
コース右へのシュートはGK小川くんが横っ跳びでセーブ。小川くんの読み勝ちだ。

後半ロスタイム。明大の途中出場石原幸治くんが右サイドを突破しゴール前にクロス。
しかしクロスがズレてしまった。
落下点に誰もいない....と思ったら矢田旭くんが(若干戻り気味に)猛然と走ってきてそのままダイレクトでボレー。
これが決まって明大土壇場で同点に追いつく。3-3
矢田くんのマーベラスなゴール。
体勢的に難しいところだがしっかりと腰が入っていた。

試合終了。
明治大学3-3日本体育大学のドロー。

日体大は後半見違える様に良くなった。
トップの渡辺くんにボールが収まるし中盤でタメが作れる様になり右SB中西規真くんが攻撃に絡んで来れる。
守備ではGK小川くんの至近距離でのシュートブロックにPKストップなどで明大の攻撃を最少失点に抑えた。
後半ロスタイムまでリードしていたので欲を言えば勝ちたかったし勝てたかもしれない試合ではあったが前半の出来から考えると引き分けは上々だとも言える。
一人少なくなっていたしね(逆転もありうる展開ではあった)
前半は昇格チームが1部の「雰囲気に呑まれて」しまっていたのかもしれない。
だが前半のうちに同点に追いついた事で自信を持って後半に挑めた。
去年2位の明大に引き分けた事はこれからリーグ戦を闘う上で大きな自信と糧になるだろう。
そういう意味で前半終了間際の新井くんの同点FKはこのチームの今シーズンを左右する重要な得点だったのかもしれない。

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明大は前半、失点以外はパーフェクトな立ち上がり。
後半は高く設定したラインの裏、CBが縦になった時のギャップをつかれてしまった。
ただ各ボジションで卒業生の抜けた穴にしっかり選手が台頭して来てる印象を受けた。
ボランチの苅部隆太郎くんはなかなか良かったんじゃないかな。
186cmと長身で時にDFラインに入ってロングボールを弾き返す。
特に二年生の新守護神三浦くんは何本も決定的なシュートをブロック。
特筆しておきたいのは右サイドの梅内くんに通したフィード。
左サイドに選手を寄せておいて低空で一直線に右へ。凄かった。
確かに(敵味方含め)左に寄っていたので右の梅内くんはフリーだ。
だが裏を返せばフィードをインターセプトされたら即座にカウンターを被弾する。
これはリスクを考えたらなかなか出来ない。
ピタリと足元に届けるコントロールと(胸から上だとトラップが大きくなる可能性がある)何より(カットされない為の)スピードが伴わないと出来ない芸当だ。
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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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