江戸川ロックオン ~関東大学サッカーリーグ戦:国士舘大学vs東京学芸大学~

先週の土曜にNHKがゴールデンで映画『ウォーリー』を放送してたんですが(NHKがこの時間に映画やるなんて珍しいな。こどもの日だからかな)
すげえ良かった!
ちゃんとディストピアの未来と再生への希望を提示してキッチリ完結させる。
特に前半は台詞がほとんどないのに成立している。
やっぱり脚本がしっかり出来ているからか(邦画が洋画に制作費で敵わないのは納得出来るけど脚本の質がなぜこうも出るんだろうか?正直、近年のジブリアニメは脚本がアレすぎるわ)
Pixarって「子供向け」と「子供騙し」をしっかり見極めてるよな(勿論、大人の鑑賞に耐えうるだけの強度を持った「子供向け」ってことだけど。「子供騙し」と「代理店騙し」で成立している映画が多いからね)

こういう映画をゴールデンで放送するNHKはグッジョブやわ。

JR東日本カップ2012 第86回関東大学サッカーリーグ戦
国士舘大学vs東京学芸大学

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ゴールデンウィークの最終日に江戸川陸上競技場へ。
関東大学サッカーが二試合。
一試合目は国士舘vs東学大だ。

国士舘はトップに石澤太暉くんを置く4-2-3-1か。

東学大も4-2-3-1

さて、試合。

前半30分、国士舘のロングフィードを石澤くんが最前線でキープしようと身体を張り、DFを背負いながらターンして裏へ抜けたところを東学大のCB脇本晃成くんが後ろから引っ張って倒してしまう。
完全に抜け出してGKと一対一というシーン、脇本くんには一発レッドの提示。
試合時間60分あまりを残し東学大は10人に。
ギリギリPA外だったのが唯一の救いか。国士舘の直接FKは枠外。

前半38分、国士舘にCKのチャンス。ゴール前に入れたこぼれ球をPA外から瀬川和樹くんがボレー。
GKが弾いたボールに仲島義貴くんが詰めてゴール。国士舘先制。1-0

前半終了。

国士舘は前半で大きなアドバンテージを得た。
トップの石澤くんのスピードには目を見張るものがありオープンスペースへのスピード勝負でDFを置き去りにするシーンが何度か。
再三の裏への抜け出しに東学大のDFも手を焼き、最終的には手を出してしまった。
しかし、若干だがトップと二列目の距離が開き過ぎの感があった。

東学大は大きなビハインドを背負って後半へ。
ゴール前まで迫るシーンはあまりなかったがバイタルでは連動したパスワークから崩そうとする意図は見られた。
ボールホルダーがゴールを背にしてキープしている側を一人がスウィッチして抜け出し、出し手は横に開いてリターンを受ける・・・
というシーンが随所に見られた。
こういう"パス&ゴーの連動"は見ていて楽しい。
ゲームで言えば『ぷよぷよ』の連鎖が決まった時の様な爽快感がある(ちなみに僕はメガドライブ時代からのオールドスクーラーだ)

後半開始。

東学大は後半から佐々木陽次くんと佐藤聖くんを投入。
中盤の河村敏章くんをSBに下げる。布陣は中盤がフラットな4-4-1という印象だ。
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後半15分、東学大はトップの岡卓磨くんが前線で粘っこくキープし結果的にファウルを誘発。
ゴール左、距離は25m程かな?キッカーは茶島雄介くん。
放たれたシュートは一直線にゴール左ニアの上段に突き刺さる!
GKはファーに読んでいたのか反応が出来なかった。
キック自体はインサイドで、所謂"巻いて蹴る"タイプのシュートなら反応出来たかもしれない。
が、実際はインサイドでありながらインステップの無回転に近い球質のシュートだった。
GKの感覚としては「壁を越えたと思ったら入っていた」という感じなのではないかと想像する(ひょっとしてこの日の強い風も影響していたのかもしれない)

後半ロスタイム、国士舘がPAでドリブルを仕掛ける。
守る東学大、安藝正俊くんのスライディングが足にかかってしまい完全にボールが抜けた後だったのでファウルを取られる。
安藝くんはこの試合二枚目のイエローで退場。
東学大にとって9人になったのはいいとして(よくないけど。まあロスタイムだし)試合終了間際に国士舘に逆転のPKが与えられる。
国士舘のキッカーは佐藤優平くん。
東学大にとっては勝点1か0か?
この試合の命運はGK都丸雄司くんに委ねられた。
佐藤くんのシュートを都丸くんは右に飛んでブロック、東学大がこぼれ球を必死にクリア。
が、副審の旗があがっている(恐らくキック前に東学大の選手がPAに入っていたという判定だろう)
PKのやり直し。
キッカーは再び佐藤くん。
コースは左、都丸くんは横っ跳びでシュートを弾き出す。
都丸くんの読みが完璧に当たった。
「PKなんて運。フィフティー・フィフティー」と言ってしまえばそれまでだが自分の(些末な)経験上ノッているGKというのは読みが当たるというよりもキッカーに「そこに蹴らせている」という感覚になることがある。
まるで全てが自分の筋書き通りになるような「GKの全能感」というやつだ。
まあそもそも名前が「都丸」ですからね、そりゃシュートも「止まる」というもの。
彼が都丸性を授かって産まれた時から既にこの試合の結果は定められていたのかもしれない。
これが"全能感"というやつ(笑)

そして試合終了、
1-1のドローに終わった。

国士舘は数的優位を活かせなかった。
ボールは保持出来るのだが入れ替わったり追い越す動きが物足りない為に東学大も守り易かったのではないか。
二列目の金子昌広くん福田真也くん進藤誠司くんの三人はそれぞれ個性的で魅力的ではあるのだがどうもそれが攻撃の圧力に繋がらない。
お互いが持ち味を相殺している....というのは言い過ぎかもしれないが硬直化している印象を受けた。
それでも終盤、ボランチの佐藤くんが一列上がってサイドへのパスと縦へのスルーパスを織り交ぜるようになってからは俄然試合が動き出す。
後半は左SB瀬川くんも積極的にオーバーラップしチャンスを作る。
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東学大は一人少なくなった後半は中盤の4人がフラットになり上下にアップダウンすることで数的不利によるスペースの空きとボールホルダーへのマークのズレをカバーした。
押し込まれる展開が続くが佐々木くんと山崎直之くんのFC東京U-18出身コンビでカウンターからチャンスを創っていた。
佐々木くんはボランチからFWまでこなせる選手、こういう展開にはうってつけだ。
東学大は苦しい試合をモノにした。
勝点は1だがこういう試合を経験する事はこの先1部で戦う上で大きな糧となりそうな気がする。
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ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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