電撃戦 ~adidas cup 2012:三菱養和SCユースvs栃木SCユース~

ロッベンってジェイソン・ステイサムに似てるな。
つられてリベリーまでが『トランスポーター』に出てくる悪役に見えてしまう。
しかしロッベン身長180cm超えててあのスピードってどういうことなの。
オランダ代表だと周りがでか過ぎて普通に見えるけど。
そういや「何故オランダ人はデカイのか?」というと、、、

「オランダは国土が狭く肥沃な土地が少ないため家畜の牛を手っ取り早くデカクするために成長促進剤を食わせてたのでその肉を食ったオランダ人もデカクなった」

という説がある。
まあジョークだと思うけど。

adidas CUP 2012 第36回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
三菱養和SCユースvs栃木SCユース

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養和は4-4-2
2トップは黒木周くんと木村陸人くん。
木村くんを観るのは久し振りだ。

栃木SCユースの監督は阪倉裕二さん。
元ジェフ市原のDFだ(Jリーグチップスのカード持ってる)
僕はジェフ市原のファンだったから阪倉監督を間近で見られて凄く嬉しかった(俳優の田中要次さんに似てる)
布陣は4-4-2か。
選手名がわからないので(不本意ながら)背番号で表記する。

さて、試合。

前半25分、養和の左サイドからのクロスに栃木GKがパンチング。
こぼれ球に反応した青山航くんがトラップから倒れ込みながらシュート。これが決まって養和先制。1-0

前半31分、栃木が左サイドから細かく横に繋ぎゴール中央で10番がシュート。
DFに当たったボールを拾って再度蹴り込む。これがゴール左に決まって栃木同点。1-1

前半42分、養和CKのチャンス。清水貴明くんのプレースキックに飯泉涼矢くんがヘディングシュートを叩き付ける。
このシュートは栃木GKがなんとか弾いたがそこに木村くんが詰めていた。
スライディングで押し込み養和再び一点差。2-1

前半終了。

養和が完全に制空権を掌握した。
空中戦では完勝と言っていい前半の出来。
まずFWがハイボールを競り勝って前線で基点を作りそこから二列目、三列目の押し上がりを待つ。
ラグビーで例えるならキックで敵陣まで侵入しそこからボールを奪ってトライに繋げる"エリア・マネジメント"が近いかもしれない。

栃木は闇雲にロングボールを蹴るだけでは養和の壁は崩せない。
空中戦で不利と見るや攻撃の活路をサイドに見出そうとする。
DFラインでの組立てからボールを左右に動かしピッチをワイドに使おうという狙いだ。
ベンチからも「開いて!」「ライン下げるな!」という声が飛ぶ。
むろん「言うは易し」であり栃木が狙い通り効果的にサイドを使えていたとは言い難い。
パスミス、ポジショニングのズレでチャンスをフイにしてしまうシーンが目立った。
それでも何度か9番と7番の一対一の仕掛けからサイド奥深くに侵入しチャンスを作る。
同点弾もサイドからだった。

後半開始。
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後半29分、養和が左サイドからクロス。途中出場の下田悠哉くんがゴール前でクロスを胸トラップ。
トラップで対峙するDFの前方にボールを落とし自ら抜け出してシュート。養和追加点3-1。

試合終了。
3-1で三菱養和SCユースの勝利。

栃木は後半、競り合いで勝てないとわかるとセカンドボールに対して敏速に素早く寄せてボールを回収しカウンターに繋げようとする。
しかし疲れもあってか相手に対する寄せ自体が甘くなってしまいピンチを迎える。
DF陣のビルドアップもなかなかスムーズにいかず特にSBへのパスが養和のプレスに狙い撃ちされてしまい組み立てもままならない。
ならばとロングボールを前線に預ける。
単純なボールでは難無く弾き返されてしまうので狙いはセカンドを拾ってからの波状攻撃。
このパターンが上手くいくシーンも何度かあった。
後半の序盤は10番がこぼれ球を拾って積極的にミドルシュートを放つなど同点への期待を匂わせる。
この試合、個々で目に付いたのは左SBの6番。
彼が左サイド、中盤でボールを持つと大小に展開出来ていた。貴重なボールの預け所として機能。
また試合前の練習をなんとはなしに見ていたのだが前線の8番は小柄でテクニックがある(試合ではなかなか発揮出来ずにいたが)面白い選手だ。
3-1と敗れはしたが栃木SCはユースが2006年に発足したまだまだこれからのチーム。
試合前のミーティングでは阪倉監督が選手達に「システムに魂を吹き込むのは君達だ」と声をかける。
良い言葉やね。
こういう"芯のある"指導者の元なら選手達もグングン伸びるに違いない。
このチームからトップに(大学経由でも)昇格しプロでガンガン活躍する選手が出てくれば上を目指す選手達のモチベーションは飛躍的に上昇するだろう。
相乗効果でチームはどんどん強くなる。
そして、それは決して遠い未来のことではないだろう。
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養和は完勝と言っていい試合。
前半から空中戦を制したがこのチームは地上戦も出来る。
左SHの中崎海人くんは得点能力、アシストの才に秀でた選手。
左SB島田雄平くんはSHもこなせる攻撃型SB(サイド深く角度の無い所から「あわや」というグラウンダーのシュートも放っていた)
彼らが左サイドにアタックを仕掛ける。
センターラインは競り合いに無類の強さを見せ、サイドは機動力で相手陣地を撹乱する。
そこに中盤から清水くんの高低長短緩急を織り交ぜたロングフィードが飛んでくる。
近接航空支援と機甲部隊による縦深突撃。
まさにブリッツクリーク!電撃戦だ。
そして今年の養和は守備が一味違う。
GK永井堅梧くんは高いキックの精度で前線を援護し、さらに"声"でチームを引き締める。
CB原島玄太くんと飯泉涼矢くんは空中戦100%に近い勝率で競り勝つ。
飯泉くんは打点の高いヘディングシュートで2得点目もアシストした。
彼の射程距離の長いスライディングタックルも魅力的だ。ファウルせずにクリーンにボールを刈り取る。
右SBの横山道一くんはCBもこなす選手だがこの試合では「CBとしての守備」が右サイドで利いていた。
サイドへのロングボールをヘッドでことごとく跳ね返す。
養和はDFも中盤もヘッドが"強い"だけでなく"上手い"。
単純なクリアに終わらず味方に"繋ぐ"もしくは空いているスペースに"落とす"ことを意識したヘディング。
試合終盤の守備陣の集中力は驚嘆ものだ。

この試合の"SMVP"は木村陸人くんに。
久々に観たけど相変わらず"ごつい"FWだ。
競り合ったDFが人身事故レベルで弾き飛ばされていた(相手DFにとっては「原チャリと衝突する」ぐらいの衝撃だろう。電撃戦になぞらえるなら"戦車"の如き働き)
1得点をあげたが彼のポストプレー、前線でのプレスは得点以上にチームにとって効いていた(特にプレス。右に左にボールホルダーをチェイスする。あそこまで追ってくれると後ろは凄く助かる筈だ)
前線での"基点"であり"起点"。
「彼がいるからこそ出来るサッカー」が養和にはある。
彼の復帰は養和にとっての"転換点"になるかもしれない。
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ロッベンってジェイソン・ステイサムに似てるな。つられてリベリーまでが『トランスポーター』に出てくる悪役に見えてしまう。しかしロッベン身長180cm超えててあのスピードってどういうことなの。オランダ代表だと周りがでか過ぎて普通に見えるけど。そういや「何故オラ?...

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