Youthful Days ~高円宮U-18プレミアリーグ:三菱養和SCユースvs浦和レッズユース~

今年のユーロはスペイン優勝で幕を閉じた。
ちょくちょく見てたけど「ワールドカップよりレベルが高い!」っちゅう煽り文句はどうなんやろうね。
意地悪で穿った見方をすればメキシコに負けたフランスとアメリカに負けたイングランドが決勝トーナメント進出してニュージーランドと引き分けたイタリアが準優勝なんでしょ?
そもそもメキシコを差し置いてレベル云々の話はしてもらいたくないね(これは僕が常々「メキシコ最強説」を唱えているからかもしれん)
あと僕の持論として「プロレスの強い(=盛んな)国はサッカーも強い」というのがある。
まあこれは願望だけどね、そうなってほしいという。
この論が正しければ数十年後はメキシコ、アメリカ、日本がTOP3と呼ばれるんじゃないかな。
いや僕も欧州のサッカーレベルが高いのを認めるにやぶさかではないですよ。
でも中には音楽で言う「日本のロックはダサイ」って論調に近いものを感じる事を平然と言う人もいるからな。
「なぜなら英語のほうがカッコいいから!」みたいな。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 プレミアリーグ イースト
三菱養和SCユースvs浦和レッズユース

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養和は4-4-2か。
ボランチの位置に秋本和希くんが、左SHに佐々木巧くんが入る。
2トップは木村陸人くんと中崎海渡くんの"陸海コンビ"

浦和は今季初めての観戦。
布陣は去年からの4-1-4-1か(明確にワントップを置いている感じでもないので0トップなのかも)
10番を受け継いだのは中村駿介くん。

さて、試合。

前半8分、養和にCKのチャンス。左から秋本和希くんが入れたボールにファーサイドで木村くんと飯泉涼矢くんが待ち構える。
木村くんの背後から頭越しに飯泉くんがヘディングシュートを叩き付ける。
GKが正面でキャッチング、、、したがゴールラインを超えていたと副審が判定。養和先制。1-0
飯泉くんはセットプレーでフリーになる確率と得点率が恐ろしく高い。
養和の得点パターンとして確立されている。

前半39分、浦和が縦にフィードを入れバイタルで中村くんがボールを持つ。
寄せてきた養和DFと一対一で対峙。選択肢は抜くか?タメるか?
中村くんは上半身を左右に振りDFを"動かす"ことでシュートコースを自ら創りその僅かに空いたコースを最小モーションのキックでゴール左にねじ込んだ。浦和同点1-1

前半終了。

養和は早い時間帯で先制点を奪った。
セットプレーは養和が得意とする形だ。
攻撃は長いボールを蹴って木村くんに当てるか最悪サイドラインを割っても敵陣の高い位置でプレスをかけ相手をハメようとする。

浦和は養和のプレスのキツさに負けてロングボールを蹴り込むだけでは分が悪い。
プレスをかいくぐり後ろからボールを左右に動かしながら養和の守備網の隙をうかがう。
ベンチからは「ピッチをワイドに」使う事を口を酸っぱくして指示されていた。
サイドにボールが入ればワンツーで突破、もしくは中に切り込んでショートパスで崩す。

後半開始。

浦和の左SB小坂慎太朗くんが自陣左サイドでボールを持つと縦に素早くフィード。
これをハーフウェー付近から飛び出した関根貴大くんが受けてドリブル開始、一気にPAに侵入する。
スピードで後手に回った養和のDFがたまらず後ろからチャージ。倒されてPK獲得。
キッカーは中村くん。
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コース右に蹴ったシュートは養和GK永井堅梧くんが横っ跳びでブロック。
こぼれ球を拾われて撃たれるも素早く体勢をリカバーしてキャッチング。

養和、GK永井くんがハイボールのキャッチングから前線に鋭いフィードを蹴り込む。
途中投入の相馬勇紀くんが受けるとDFを躱してGKと一対一。
シュートも浦和GK関口亮助くんが足でブロック。
よく距離を詰めていた、最善の判断だ。

試合終了。
1-1のドロー。

養和は後半ポゼッションでかなり不利になり終盤は相当押し込まれる。
プラン的には堅守からのカウンター、もしくはセットプレーでの追加点という試合展開が"モア・ベター"だったのだろうが守備陣は良く耐え抜き後半を0に抑える事でドローという"ベター"な結果を勝ち取る。
PKストップの永井くんや空中戦で絶対的な強さを見せた飯泉くんと原島玄太くんのCBコンビといった目に留まり易い活躍は勿論の事FW中崎くんの前線から追い込む精力的なプレスがチームを助けていた。
ボランチの青山航くんは中盤でボールを持っている時にプレスで寄せられても一回いなしてから「縦に蹴るか?サイドを使うか?後ろに戻すか?」と冷静に試合展開を判断出来る。
縦にドンドンボールを蹴る養和のサッカーの中で彼の判断力は貴重なアクセントとなっている。
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浦和で目を魅いた選手はまずCBの西袋裕太くんだ。
養和の木村くんとのマッチアップは見応えがあった、彼を自由にさせないことで養和の攻撃の芽を摘む。
相方のCB寄特直人くんはロングフィードに冴えを見せた、自陣から左右に高く張り出した選手にピタリと合わせる。
寄特くんはプロフィール上だとMF登録になっている、ボランチからCBにというパターンかな。
攻撃陣では関根くんだ、とにかく速い。
特に裏へ抜け出した時などカバーするDFが「追い付けるかな?」と思いそうなところでさらにグンッ!と加速し振り切ってしまう。
中村くんはFW、トップ下、シャドーの役割をこなす。
同点弾のシーン。
スピードではなく「DFの反射」につけ込む中村くんの「上半身のフェイント」
DFは「動かされ」そして「動けなくなる」
見事だった。
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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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