Attract+Action=Attraction 〜高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 CS:サンフレッチェ広島F.Cユースvs東京ヴェルディユース〜

観戦記をアップするのがすっかり遅れてしまった(まあ、僕のブログに速報性を求める人もおらんでしょうが)
もう年末ですからね、しかもなんの冗談か明後日はクリスマスですよ。
昔は僕も「仏教徒なのに云々!」言うて粋がっていましたがましたがクリスマスは元々異教徒を取り込む為に12月25日(ミトラ教の祭りを取り入れたという説、そもそも聖書にはキリストの生誕日についての記述は無い)になったという話を聞いて素直に祝福する事にしました。
そういえば子供の頃(小三ぐらいか)クリスマスの朝目覚めると枕元に『美味しんぼ』の最新刊がおいてあったな。
あれはクリスマスプレゼントだったんだろうか?
まあ新品だったしそうだったんだろう。
母親は僕が残していった『マスターキートン』を熟読する程漫画が好きやけど父親はほとんど漫画読まん人。
でも子供の頃一冊だけ手塚治虫の漫画を貰った事がある。
多分「名前を知ってて有名だから」という理由だろう。
学校の図書館にも置いてあるし(ちなみに僕の通ってた小学校には『火の鳥』と『ブラックジャック』が全巻揃ってた)
でも貰ったのが短編集。
しかも冒頭に『安達が原』が収録されてる強烈なやつだった(笑)
子供が読むにはかなりショッキングな内容で細かい部分は理解出来なかったけど凄く怖かったのは覚えている(他にも『荒野の七ひき』が収録されていた)
この年齢になって読み返すと色々発見がある(反政府革命運動の矛盾...というか欺瞞とかね)
読んでおいて良かったなと思える。
ある種の「毒」が体の免疫作用を高めるみたいなもん。
もっとも、父親にそんな意図はなかっただろうけど(笑)

高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 チャンピオンシップ
サンフレッチェ広島F.Cユースvs東京ヴェルディユース


広島の野津田岳人くん、そしてヴェルディの中島翔哉くんや前田直輝くんは既にプロの舞台でデビューを飾っている(特に中島くんはJ2でハットトリックを達成しており来シーズンはもう紛う事無き「戦力」として期待されているだろう)

ちょいと家を出るのが遅れて埼スタに到着したのがキックオフから5分後。
・・・もう一点入っている!

前半41分、広島の野津田くんがドリブルでバイタルを進むと左の末廣浩暉くんへラストパス。
末廣くんは右足でシュートを決める。2-0

後半2分、ヴェルディがCKのチャンス。ゴール前の畠中槙之輔くんがヘッドで送ったボールを安在和樹くんが倒れ込みながら右足を合わせた。2-1

後半12分、広島の野津田くんがミドルレンジから強烈なシュート回転のかかったシュート。
曲がりが凄まじくしかも沈んだ!GKは逆方向に反応してしまいなす術がない。3-1

後半18分、広島の平田惇くんがピッチ中央やや遠めの位置から思い切り右足を振り抜く。
ボールは綺麗な弾道を描いてゴール左上段へ。4-1

試合終了。
広島がプレミアリーグチャンピオンシップ二連覇を達成した。

点差ほど広島が圧倒していたわけではない。
ヴェルディはボールを保ち。繋ぎながら広島のDFラインを揺さぶる。
度々決定的なスルーパスも通っていた。
FWの前田直輝くんと菅嶋弘希くんは前線でターゲットにもなれるし裏も取れる、さらに中盤に降りて来てパスを捌いたりとオールマイティーな選手。
さらに突貫ドリブルの高木大輔くんや中島くんが攻撃に絡んでくる。
中島くんはチーム最多のシュートを放つなどこの大会にかける意気込みが伝わって来た。
ボランチの位置からトップ下までを上下動しパスを散らしながらドリブルも積極的に仕掛ける。
左SB安在くんは一得点と結果も出したが前半から彼が左サイドを再三突破しチャンスを創る。
チームの「攻めの姿勢」を体現したかの様なプレー。
その流れで後半一点返した時は「お?ここからヴェルディの猛攻が始まるかな?」と思ったが...
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広島は前線になかなかボールが集まらず。
サイド攻撃にしても全体的に押し込まれている中では人数をかけることも出来ない。
リードはしているが主導権はヴェルディ.....そんな試合だった。
その中で先制点と二点目のアシスト、さらに一点を返された10分後に追加点を取った野津田くん。
まさにパーフェクト。
チャンピオンシップのMVPに選出されたのは当然と言えるだろう。
IMAG0146.jpg
僕の"SMVP"はキャプテンの平田惇くんに。
4点目となるシュートも素晴らしかったが中盤の底でヴェルディの攻撃を分断。
時にはCBの位置まで下がり、身を呈してシュートをブロック。
そして奪ったら素早く縦へ送る、もしくは左右へパスを配給する。
決して安全なパスばかりではなく時には大胆なサイドチェンジを試みる等中盤に変化をもたらした。
パスの成功率はかなり高かったんじゃないだろうか。
IMAG0148.jpg
平田くんも試合後のインタビューで語っていたがやはり今年でユースの監督を辞任する森山監督やコーチの為にという想いが強くあったのだろう。
彼も口にした森山監督の『気持ちには引力がある』という言葉。
実に秀逸なスローガンであり(語弊を恐れず言うなら)プロパガンダだと思う。
「気持ちが大事」とか「最後は気持ち」と言うのは簡単。
だが正論だろうと言葉は伝わらなければ意味が無いし伝わったからといってそれを選手達が「飲み込む」かどうか、そしてどう「取り込む」か、さらに「取り組む」事が出来るかはまた別の話だ。
それを『気持ちには引力がある』という言葉に置き換え、直接的ではなく、さりとて間接的過ぎることなく伝え、尚かつ選手に「考えさせる」事が出来る。
ただ「情熱的」で「厳しい」というだけでは選手はついてこない。
こういう「言語感覚」も優秀な指導者の条件じゃないだろうか。
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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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