野性と科学の融合 〜東京都クラブユースU-17サッカー選手権大会:東京ヴェルディユースvs横河武蔵野FCユース〜

アイドルの峯岸さんという方がスキャンダルにより自ら頭を丸めたとか。
女性の丸坊主と言えば第二次大戦の資料映像でパリがドイツから解放された時にナチスと関係のあった女性たちを公衆の面前で丸刈りにしていく映像を思い出す。
満面の笑みでバリカン操るフランス人はショッキングやったな。
肉体的ではない残虐性。
だから峯岸さんの姿を見て「パフォーマンス」とか「エンターテインメントの一種」とか言う人の神経が信じられへんわ。
そういう人らはあの映像で見た「バリカン持ったフランス人」に思えてくる(自発的にやったにせよ、や)
同じアイドルグループやけどなんか「Jリーガーと合コン」したとかいう話も。
勿論、合コンしたJリーガーにもアイドルにもなんら非はないが男側は相手が相手だけに鉄壁の情報遮断を行うべきだったと思う。
Twitterでアリバイ工作は当然として影武者を用意するぐらいの周到さがほしかった。
ノルマンディー上陸作戦でのイギリス軍の芸術的情報工作を見習うべき。
「上陸はノルマンディーかパ・ド・カレー」というのは早い段階でドイツ軍も掴んでいた。
だがイギリス軍の思わせ振りな軍事演習や謎の人事異動、ラジオでの偽暗号によってドイツ軍はパ・ド・カレーの可能性を最後まで捨てきれなかった。
それが結果的に作戦の成否をわけた(なおヒトラーは十中八九パ・ド・カレーだと信じていた模様)

東京都クラブユースU-17サッカー選手権大会
東京ヴェルディユースvs横河武蔵野FCユース


ちょいと遅刻。
西が丘に着いたのは前半も15分ほどを過ぎたあたりか。

ヴェルディは4バックか。
山口陽一朗くんや畠中槙之輔くん菅嶋弘希くんなどは去年からスタメンでバリバリ出場していた選手。
新10番は澤井直人くん。

横河は4-4-2
FC東京と三菱養和を破っての決勝進出。

会場に着いてすぐにヴェルディのビッグチャンス。
ボランチの三竿健斗くんから前線の菅嶋くんへ縦にスルーパスが通る。
抜け出した菅嶋くんのシュートは枠上。
スコアは0-0、好ゲームの予感を漂わせる。

ヴェルディはボールを持ちゲームを動かす。
澤井くんが右サイドをドリブルで持ち込み足に乗せるようなフンワリとしたクロス。
ファーサイドで安在達弥くんがボレー、ミートしきれなかったが枠内へ。
これは横河のGK宗仲光くんが枠外へ掻き出す。

全体的にヴェルディが主導権を握っているかに見えたがヴェルディも(らしからぬというべきか)中盤での何気ないパスをミスするシーンがあった。
横河はパスカットから素早いカウンターを繰り出す。
さらに左SB松野崇紀くんが駆け上がってくると攻撃に厚みが増す。
ただヴェルディの守備陣はカウンターに対してリトリートして守るのではなく「前進しながらの守備」が冴えた。
出足の鋭いインターセプトで容易に前線に入れさせない。
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前半はスコアレス。
後半開始。

開始早々横河が縦に一本長いボールを送る。
佐野樹生くんが落としたボールに北原祐希くんが反応、裏へ抜け出しGKと一対一。
決定的なチャンスだったがGK長谷川洸くんがブロック。
さらに続く横河の猛攻。
左でのパス交換から左サイドを深く抉った平賀雅也くんがグラウンダーでマイナスの折り返し。
長岡克憲くんがダイレクトでシュートを放つも、、、力んでしまったか大きく枠上に。
しかし理想的な"崩し"の形。

横河の時間帯が続く。
ヴェルディベンチの指示を聞くにフォーメションを変更するみたいだ。
4バックからSB品田賢祐くんをWBに上げて3-5-2へ。
澤井くんをトップ下に配する。
その指示の直後に横河のCK。

後半18分、横河のCKのこぼれ球を自陣左サイドで澤井くんが拾うと右足アウトサイド気味に縦のスペースへ。
菅嶋くんがスペースへ走り込んでボールに追い付きDFに寄せられながらも左サイドから中央へドリブル。
DFを振り切って強引に打つ事も出来ただろうが冷静に逆サイドフリーの安在達弥くんへラストパス。
安在くんが流し込んでヴェルディ先制。1-0

後半27分、ヴェルディの菅嶋くんがシュート。GKの弾いたボールを拾って右からクロス。これがPA内で横河DFの手に当たりハンドの判定。
ヴェルディにPK。キッカーは澤井くん。コース左にキッチリ決めた。2-0

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試合終了。
2-0でヴェルディユースの優勝。

横河は前半を0-0で終えたのは狙い通りだろう。
後半の決定機のどれか一つでも決まっていたら試合はわからなかった。
ある程度ラインを高く保つ事(ヴェルディ相手には物凄く勇気のいる決断だ)で間延びすることもなくボールを繋げることも出来ていた。
このチームはCBからゲームをビルドアップすることが可能だ。
先制されてからはなかなか自分達の形に持ち込む事が出来なかったがこの大会を通じて強烈で鮮烈な印象を残した事は間違いないだろう。
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ヴェルディはやはり強かった。
選手個々の技術は無論、試合中の布陣変更にも対応する柔軟さ。
攻撃陣だけではなく守備陣も昨年からレギュラーだったCB畠中くんを中心に羽賀健太くん小田島怜くんといった質の高い選手もいる。
彼らが3バックを形成した時の守備網は生半可な攻撃では打ち破れそうもない。
澤井くんは「ヴェルディの10番」を背負うに相応しいプレーを見せてくれた。
まだパスの呼吸が周囲とは噛み合ないシーンも見られたが先制点を産み出した素早い右足アウト気味でのパス。
タイミング的にはあそこしかなく、球速的にも申し分なし。
ヴェルディは今年もクラブユース...いやU-18年代の中でも群を抜いたチームになるだろう。
なにしろ昨年のプレミアEASTでは無敗優勝を成し遂げている。
今年は東日本のあらゆるチームが「ストップ!ヴェルディ!!」の気持ちで挑んで来る筈だ。
IMAG0172.jpg
この試合の"SMVP"は菅嶋弘希くんに。
記録上は1アシストだが記録には残らない守備面での多大な貢献を評価したい。
猛烈な前線からのチェイスで奪い切れないまでも相手のパスコースをかなり限定している。
あれは後ろの選手をかなり助けている筈だ。
特筆すべきはそれを最後まで続けられる事。
残り時間20分〜15分と苦しくなるはずの時間帯でも足が止まらない。
「ひょっとしてベンチから近々の交代を告げられたのかな?」と思ったが残り10分でまるで自分が「交代選手」かのように前線からプレスを掛け続けた。
ヴェルディユースの選手達は「ユース年代のエリート」と周りから思われているし実際そうなのだろう。
確かに技術レベルではピカイチの選手達だ。
確かな基礎技術、高いテクニックを併せ持つ。
だが彼の様なチームへの献身、球際での粘り・泥臭さをも兼ね備えている。
それはまさに「野性と科学の融合した」姿。
『はじめの一歩』で言えば鷹村さんだろう。
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ジャンル : スポーツ

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