たぎるぜ!味スタ西 ~2013 Jユースカップ:コンサドーレ札幌U-18vsアルビレックス新潟ユース〜

味スタ西へJユースカップ準々決勝を観に行く。
FC東京U-18に勝ちベスト8という"夢の扉"を開いた新潟。
ここから先は未知の舞台だ。
相手はコンサドーレ札幌U-18。
今シーズンの高円宮杯プレミアリーグでは3位につけ、優勝の可能性も残している。
紛う方なき強豪チーム。
ちなみに前年のJユースカップの王者。
その年に新潟は二回戦で札幌と対戦し1-0で惜敗している。
中邑真輔でなくとも「たぎるぜぇ〜!」と叫びたくなるカードだ。
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2013 Jユースカップ 第21回 Jリーグユース選手権大会
コンサドーレ札幌U-18vsアルビレックス新潟ユース

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新潟は4-4-2
前節との変更点は左SBに小池裕太くんに代わって平岩諒大くんが入る。
キャプテンは先週トップチーム昇格が報じられたCB酒井高聖くん。
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札幌は4-4-2
CBの内山裕貴くんとボランチの前寛之くんはトップチーム昇格が内定。

さて、試合。

札幌はビルドアップに落ち着きがあり、攻めにかかる新潟の手薄な所を冷静に狙う。
DFライン、中盤から両サイドへ正確なフィードが通りサイドで一対一の状況を容易く作り出す。
驚異的なスピードの松尾雄斗くんが左サイドを駆け上がり右サイドは藤井慎之輔くんが躍動。
新潟のラインをジリジリと押し下げていく。
サイド崩してからの中への折り返し。
決定機も多く作ったがシュートが枠を捕えきれない場面も多かった。
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新潟も何度かチャンスを作る。
札幌のプレスの波をかいくぐるにはタッチ数を減らしてパススピードを上げていくしかない。
攻撃にかけられる枚数はカウンターへのケアを考えればそれほど割けない。
自分達のペースでボールを回していてはあっという間に詰められてしまう。
プレースピードも判断もテンポアップしていかないと太刀打ち出来ない。
精度的にはギリギリのところだったと思う。
チャンスは作っており圧倒的にポゼッションされていたわけではないが、、、

「いま使っておるのがその10倍界王拳なのだ....」

という状況。
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後半開始。

新潟は集中した守備で前半をスコアレスで折り返した。
カウンターの質は悪くない。
新潟の両SH吉川佳介くんと飯野七聖くんはボールを持てばアクションを起こせる選手。
吉川くんはサイド裏へのスペースへ走り込み自らチャンスを呼び込んでいたし飯野くんは突破を仕掛けつつキープが出来る。
札幌が圧力を高めてくる前になんとか先制出来れば。

対する札幌はジワジワと圧を掛ける。
前半何度も前線へ好パスを供給していたボランチの前寛之くんも機を見て前へ。
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後半28分、札幌の蒲生幹くんが右から切り込んでシュート。
DFにブロックされるもこぼれ球を拾ってコース右にシュート。
均衡破れる。札幌先制。1-0

新潟はトップに山本礼利くんを投入。
シンプルに裏を狙う。
FW渡邉新太くんが多少強引でもドリブルでボールを運べるので新潟の攻撃陣が押し上がれる。
裏へ抜け出した渡邉くんがヘッドを合わせるも札幌GK輪島稜くんがセーブ。
渡邉くんは前への推進力だけでなく前線からのチェックで後ろを大分助けていた。
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札幌のDF陣は内山くんと進藤亮佑くんのCBコンビがゴール前を固める。
新潟は右サイドからの仕掛けが活性化されある程度功を奏していた。
ただ生半可なクロスは札幌のCBコンビが跳ね返してしまう。
ここを崩し切るにはもう一匙のK・U・F・U、、、すなわち"工夫"が必要か。
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ロスタイム。
新潟が得たFK。
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直接枠を捉えるがGK輪島くんがキャッチ。

試合終了。
1-0でコンサドーレ札幌U-18が準決勝進出。

札幌は本当に試合の運び方が上手い。
ダイナミックなサイドチェンジやしっかり入る縦パス。
破錠しそうにない守備をベースにキッチリ繫いでフィニッシュまで持ち込み新潟の守備網を奔走させた。

この試合の"SMVP"はCB内山裕貴くんだろう。
進藤くんと共に新潟の前に"壁"として立ちはだかる。
競り合いの強さによる空中戦だけでなく読みで新潟のクロスを何度もブロック。
この大会札幌が全試合無失点というのも頷ける。
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新潟はGK本田渉くんの好守に酒井くん五十田航輝くんのCBコンビが粘り強く対応。
酒井くんは空中戦だけでなくカバーリングでも裏へ出たボールを出足良く回収。
左SB平岩くんも中へ絞っての守備で貢献。
振り切られてもコースを消して札幌の攻勢に耐えた。
攻撃陣も札幌相手に充分やれるところを見せてくれた。
ただFC東京戦でも感じた事だがやはり痛感したのは「判断」の差。
通用する技術はあるがその「出し所」と「引き際」の判断が局面局面で後手に回ってしまう。
パススピード然り。
ちょっとでも緩く甘くなってしまったボールをこのぐらいの相手になると見逃してくれない。
しっかり足下に入れるパス。
それをキッチリトラップして周囲を見渡す余裕を作れること。
基本だがこれをラストパスだけでなく中央からサイドへ振るパス回しの段階から意識していかないとあっという間に窮屈なスペースに追いやられてしまう。
これも全国大会で得られる経験の一つだろう。
ただ負けはしたが新潟はこの後プレミア参入戦が控えている。
三年生にとってはこのチームでの最後の試合だ。
このチームで過ごした三年間の想いを一年生、二年生は継承してほしい。
この試合スタメンだった平岩くんは一年生。
この大会主力として戦ったボランチ手塚竣一朗くん左SB小池裕太くん左SH飯野七聖くん右SH吉川佳介くん達はまだ二年生だ。
彼らが来年もこの舞台に立っている事を願う。
それも「プレミアリーグ所属のチーム」として、だ。
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ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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