レイド(急襲) 〜関東大学サッカーリーグ戦:順天堂大学vs桐蔭横浜大学〜

RAID:(占領目的ではなく,相手に打撃を与えるための)不意の襲撃、奇襲、 空襲

インドネシア映画の『ザ・レイド』見たやで。

アクション以外の要素を極力削ぎ(殺ぎ)落とした傑作。
あらすじは「麻薬王逮捕の為にビルに乗り込んだらバレてビル中の住人が襲って来た!」というシンプルさ。
主人公は格闘術だけでなく銃やトンファーやナイフ、マチェーテ(山刀)を駆使して相手を殺傷していく。
足払いや相手の膝裏を折り畳むように蹴るアクションが斬新。
最強のボス役「マッド・ドッグ」に至っては丸藤の「不知火」まで使う。
主演のイコ・ウワイスとマッド・ドッグを演じたヤヤン・ルヒアンは本物のシラットの使い手。
この映画を見てしまうと「シラット最強説」を支持したくなる。
マッド・ドッグさんは見かけはこんな↓だが
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銃を使わず素手にこだわり、さらには自分をあえて不利な状況に追い込んで決着をつけようとする"漢気"に満ちた方。
マッド・ドッグさん主演で一本映画を撮ってほしいぐらいだ。

JR東日本カップ2014 第88回関東大学サッカーリーグ戦
順天堂大学vs桐蔭横浜大学

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順大は4-2-3-1
ワントップに佐野翼くん。
一列下に左から米田隼也くん長谷川竜也くん新里涼くんを並べる。

横浜は4-4-2
右SHに一年生の岡本一輝くんが入る。
川崎U-18出身のドリブラーだ。

さて、試合。

序盤は横浜が攻勢に出る。
シンプルにサイドに叩いてサイドアタック。

順大は一旦受け切ると前からのプレッシングの圧力を高めていく。
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前半34分、順大の米田くんが左サイドから切り込んでシュート。
DFにブロックされたこぼれを長谷川涼太くんが蹴り込んだ。順大先制。1-0

前半41分、順大は宮本和輝くんがライン裏へロングボール。
これを横浜のDFがヘッドでGKに渡そうとするも飛距離が出ずPAに届かない。
GKも出るに出られないルーズなボールを佐野くんがPA手前で掻っ攫ってそのままシュート。2-0

前半44分、順大の米田くんが追加点。3-0

前半終了。

横浜の守備は順大のプレスに対応しきれず。
サイドにボールを動かそうとするがそこで詰まってしまう。
フリーな選手を捜すのに手一杯で縦に展開する事がままならない。
攻撃では左SH山根視来くんが時折キレのあるドリブルを見せるも単発で終わってしまう。
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順大は畳み掛ける様に3得点。
SHの米田くん新里くんがサイドでボールを持てるのが大きい。
前線からボールホルダーへの寄せが速く横浜のビルドアップを狂わせる。
守備では谷奥健四郎くんと新井一耀くんが盤石の出来。
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後半開始。

後半16分、順大は新里くんのCKから谷奥くんがフワリとライン裏GKの手前にボールを入れると米田くんが抜け出してへディングを合わせる。
ループ気味にGKの頭を越してゴールへ。4-0

後半21分、横浜は順大のクリアの跳ね返りが上手いことスペースにこぼれる。
これを坪井秀斗くんが拾って右サイドからドリブルで独走。
PAに入ってGKとの一対一、ニアを強襲するシュートで一点返す。4-1

さらに横浜は左サイドに流れて来たボールを山根くんがダイレクトでシュート。
決定機だったがバーに弾かれる。

試合終了。
これで順大は開幕から負けずの3勝1分。

横浜は返す返すも二点目のミスからの失点が痛かった。
そこからあれよという間に三失点目。
順大のプレスの勢いを凌げなかった。
後半は開き直って攻に転じる。
ただもう少しシンプルに攻撃を完結させた方が良かったかもしれない。
ボールの持ち過ぎやパスコースを探してロストしてしまうシーンが目立ってしまう。
前線の山﨑将くんはドリブルでボールを運べるしキープ出来るのだが孤立しがちだった。
左SH山根くんは単独でサイドから仕掛けられるし彼のドリブルは大きな武器。
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順大は前線から激しくボールホルダーをレイド(急襲)するプレッシングでゴールを襲撃。
佐野くんの得点シーンが象徴的だ。
奪えないまでも相手の組立てをレイトさせる。
佐野くんとトップ下の長谷川くんが前線から中盤まで上下にプレスをかける。
技巧に定評のある長谷川くんだがこの試合はチェイシングやプレッシングでの貢献が高い。
SH新里くんは変幻自在の足技で相手の裏をかく。
ボールキープから後ろに引いて踵でハタいて縦に抜けるプレーでサイドを抉る。技の引き出しはまだまだありそうだ。
ボランチの内山秀輝くんはアンカーの位置でサイドのスペースを埋めボールを奪取しまくると後半は積極的に前へ。
CBの谷奥くんは空中戦の強さとレンジの長いスライディングでボールを狩る。
後半途中から前線には高田雅貴くんが投入される。
高田くんは鹿島ユース出身の一年生だ。
彼は長身でDFを背負ってボールがキープ出来る強さがある。
彼の起用で順大の攻撃オプションとバリエーションが広がる。
これから出場機会が増えるんじゃないかな?
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この試合の"SMVP"は米田隼也くん。
静岡学園出身の一年生。
この試合2得点と大爆発。
ドリブルでの縦への突破や周りとのショートパス交換でチャンスを創る。
攻撃だけでなく守備もサボらない。
果敢なプレッシングで左サイドを押し込めていた。
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ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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