Going the Distance 〜adidas CUP 日本クラブユースサッカー選手権U-18:三菱養和SCユースvsFC東京U-18〜

日本の夏
クラ選の夏

adidas CUP 2014 第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会決勝
三菱養和SCユースvsFC東京U-18

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養和は3-4-3
前線は3トップでもあるしワントップ2シャドーでもある。
右ウィングに伊東駿くん。
左SHに椿健太郎くんが入る。
キャプテンは左CB池田樹雷人くん。
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FC東京も3-4-3
トップに佐々木渉くん。
左ウィングに蓮川雄大くん、右ウィングに長澤皓祐くん。
キャプテンは左CB大西拓真くん。
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FC東京と養和は今年の東京都クラブユースサッカー U-17選手権大会の決勝で対戦している。
その時は3-2で東京が勝利。
養和は3-0から二点を返す猛攻を見せたが一歩及ばなかった。
あれから約半年程。
両チームの積み上げたものが決勝の舞台で試される。

さて、試合。

FC東京の蓮川くんが左サイドから持ち込んでシュート。
蓮川くんは東京の快足ドリブラー。
ドリブルだけでなく前線からの効果的なチェイスを絡めて相手の防御陣を削ぐ。
養和は対面に相馬勇紀くん。
一人で右サイドを貫通せしめるドリブラー。
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この二人のサイドでの差し合いは見物。
『はじめの一歩』で例えるならさしずめ「フリッカーvsバレット」といったところか。

養和は左サイドから下田悠哉くんがドリブルで持ち込んでシュート。

FC東京はボランチの安部柊斗くんがバイタル左から巻いてゴール右端を狙うシュート。
枠にキッチリ入っていたがこれは養和GK斉藤雄太くんが横っ跳びで弾く。

前半24分、養和は前線でのプレスから下田くんが奪うとそのままゴリゴリとドリブルで運んで強引にDFを抜きGKと一対一。
シュートはGKにブロックされるもこぼれ球を伊東駿くんがグラウンダーのシュートで流し込む。
養和先制。1-0
伊東くんは前述の新人戦決勝でもゴールをあげていたはず。
大舞台に強い。
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FC東京は右サイド山岸瑠くんが切り込んで折り返し長澤くんがシュートも養和GK斉藤くんがセーブ。

前半終了。

FC東京はボールは持てている、決定機も作れてはいるが多少膠着気味。
横にボールは動くが効果的な縦パスがなかなか出せない。
連戦の影響は勿論あるだろう。
バイタルでボールを引き出す動きがやや少ないかな。
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養和はCB杉山耕二くんの蓮川くんへの対応がほぼパーフェクトな出来。
距離を空け過ぎず、さりとて詰め過ぎない。
遅らせつつ味方がカバーに入る時間を作る。
スピードとスペースを上手く消していた。
中盤ではFC東京の要であるボランチの高橋宏季くんの縦パスをかなり警戒。
パスコースを限定してボールの行き所をサイドに追い込む。
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後半開始。

FC東京の右サイド山岸瑠くんがかなり高い位置を保って養和を押し込む。
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サイドから前線の佐々木くんがキープしたボールを足掛かりに養和のDF陣をこじ開けにかかる。

養和は奪ったボールを前線のディサロ 燦シルヴァーノくんに預けて一気に押し上がる。
ディサロくんはボールを受けてキープし周りを使う事も出来るしそのまま単独でボールを前に運ぶ事も出来る。
両方を状況に応じて使い分けながらもゴールを常に意識しチャンスとあらばシュートを放つ。
後半13分に先制点をあげた伊東駿くんに代えて松井輝純くんをピッチへ。
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松井くんはそのまま右ウィングに入る。
後半24分には左SH椿くんと高橋瞭斗くんを交代。
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両サイドにフレッシュな選手が入った事でサイドでのプレッシングを継続させさらにカウンターに厚みを加える。
松井くんはドリブルで持ち上がれるので奪ってそのままカウンターに繋げられる。
高橋くんは押し上がるFC東京の手薄な右サイドを駆け上がってカウンターを成立させていた。
後半38分に足を痛めた下田くんに代えて平山駿くん。
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下田くんは先制点に繋がる強引な仕掛けだけでなく献身的なプレスでピッチを縦横無尽に駆ける。
後半42分にボランチの瀬古樹くんと根上鉄平くんを交代。
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瀬古くんは中盤の底でかなり広いスペースをケアしていた。
交代選手を含めた走力戦でもあり総力戦。

後半31分、FC東京は長澤くんに代えて渡辺龍くん。

FC東京、佐々木くんが右から切り込んでシュート。
ゴール右上段を強襲するボールは養和GK斉藤くんが超絶反応で左手一本で弾く。
さらにFC東京は後半42分にボランチの高橋くんに代えて前線に大熊健太くんを投入。
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ピッチをワイドに使ってのクロスや養和のバックラインの裏を狙ったボールをガンガン蹴り込んで来る。

ただ中央で跳ね返す意識を持った養和の壁は高く、厚い。
パスは回されても最後の局面では体を投げ出してギリギリのシュートブロック。
さらに守り一辺倒ではなく交代した選手達が前線を掻き回してFC東京の猛攻を押し戻す。

試合終了。
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三菱養和が1-0で勝利しクラブユース選手権優勝。
Jクラブの下部組織ではない所謂「街クラブ」が優勝するのは実に31年振りだそうだ。

養和のDF陣は最後まで集中を切らさなかった。
サイドでの守備は二人でしっかり挟み込むという意識で対応。
特に右サイドは杉山くんと相馬くんのチャレンジ&カバーが徹底されていた。
池田くんはハイボールの競り合いをほぼ完勝。
さらに左サイドに張り出して高い位置で起点になる事で逆説的に攻撃で守備を助ける。
ゴール前では関野大聖くんが卓越したカバーリング。
バイタルでFC東京の攻撃を搦め穫る。

この試合の"SMVP"はGK斉藤雄太くん。
FC東京の決定機を三本は防いだ。
1-0のゲームはGKの華舞台。

試合後の閉会式と表彰式。
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準優勝のFC東京U-18

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各賞を授与される三菱養和の選手達

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得点王は蓮川雄大くんとディサロ 燦シルヴァーノくん
蓮川くんはMIPも受賞

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大会MVPの下田悠哉くん

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おめでとうございます!
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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
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