シネマ庄七堂:~みんな 丸太は持ったな!!~ 映画『フューリー』を観た

先週の土曜日は池袋で映画を観てきたやで。











フューリー
監督:デヴィッド・エアー
キャスト:ブラッド・ピット
シャイア・ラブーフ
ローガン・ラーマン
マイケル・ペーニャ
ジョン・バーンサル
ジェイソン・アイザック


ノルマンディー上陸作戦後。
ドイツの反撃にあいながら進軍するアメリカ軍。
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感想としては「戦争映画」としては76点ぐらい、、、
ただし「戦車映画」としては1200点!

戦争映画としてちょいと減点の対象となったのは中盤のドイツ人女性とのアレコレと最後のバトル。
上映時間が134分というのは戦争映画だと長いものではないけど中盤のはちょいと冗長というかもうちょい短くても良かったのかも。
ただキャラクターの説明描写が劇中であんまりない(ブラピがなんでドイツ語を喋れるのか?とか)し男達のその後の団結と絆を示唆する上では不可欠。
不必要なシーンでは全く無い(けど長い)
最後は「ブラピ無双」になるが「戦車関係なくなってるやん....」というのが率直な感想。

逆に戦車映画としての加点対象は数多い。
何冊かの戦史を読んできたワイのような人間には「なるほど」と思わせる描写が多々。
基本的なことで言えば戦車の乗員5名。
車長、砲手、装填手、操縦手、副操縦手。
この映画の主人公の一人ローガン・ラーマンは新兵で副操縦手を任されるがどういう役割かというと車内から機銃を撃つ(本来は無線手も兼ねるがそれは車長のブラピがやってる)
本を読んでもそれぞれの役割が想像し辛い部分が映画としてみるとスムーズに伝わって来る。
また戦車が歩兵にとってどれだけ脅威でありまた味方の場合どれほど心強いかということもわかる(シャーマン中戦車はノルマンディー上陸作戦でも投入されたが上陸後に砲弾を撃ち尽くした際も海岸を行き来することで歩兵の遮蔽物として働いた。上陸以前に沈没したり海中の溝にはまって動けなくなったりといった悲惨な車輌も)
野戦における曳光弾(発光する弾、機関銃の四発に一発は曳光弾、弾道を目視するのが目的)がレーザービームみたいに飛び交う描写は戦争映画としては斬新なのでは?
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そして対戦車兵器としてのパンツァーファウストの威力と射程距離の短さ!
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威力は確かに「子供でも」戦車一輌を破壊する事が出来る反面「えっ!こんなに近付かなきゃいけないの?」というぐらい射程が短い(まあ原理はロケット花火みたいなもんやからね。ドイツ兵がドイツW杯の柳沢ぐらい近距離で豪快にふかしているシーンも)
それと白燐弾の使い方。
本来は煙幕効果が目的だが建物に撃ち込んで発煙(プラス発火)で中にいるドイツ兵を燻り出すという「超強力なバルサン」みたいな使い方をしていたのが目から鱗。
投降しているドイツ兵(SS)を射殺してたけどああいうのもハリウッドの戦争映画(第二次大戦)では珍しい(その射殺された将校から素早く腕時計をもぎとっていく兵士とかね。戦争犯罪もしくは反英雄的行為もしっかり描写されている)
あとブラピが時折カート・アングルに見える。

この映画の(戦車映画としての)クライマックスはティーガーとの対決。
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こっちの砲弾はカッツンカッツン弾かれるがこちらは一発被弾したらお終い。
スリリングな戦車戦が展開される。

ちなみにシャーマンの側面に丸太が積んであるがあれはぬかるみにハマった際に活用する為(多分パンツァーファウストの防御にもなる)のものであり武器として使用するわけではない。
決して『彼岸島』オマージュではないことを最後に付け加えておきたい。
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*画像はこの映画となんら関係ありません
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Author:庄七..
日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
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