Brightness 〜第93回全国高等学校サッカー選手権大会決勝:星稜高校vs前橋育英高校〜

新年明けましておめでとうございます。
ブログ開始から今年で大体5年目(アクセスしてくれた人の多分9割が「なにかの間違い」で来てしまった人やと思いますが)
(そして読んでる人は多目に見積もって5人ぐらいやと思うけど)今年も書くで!

あ、そういえば前回のブログで「庄七堂’sユース・アウォード 2014」を発表したんやけどいままでやってなかった企画として「一年生でベストイレブン」を組んでみたで。

2014年度U-18年代:ベスト・イレブン(一年生)
GK:廣末陸【青森山田高校】
DF:古賀太陽【柏レイソルU-18】
DF:杉山耕二【三菱養和SCユース】
DF:土田直輝【大宮アルディージャユース】
DF:増渕利樹【栃木SCユース】
MF:齋藤一【三菱養和SCユース】
MF:小柏剛【大宮アルディージャユース】
MF:渡辺皓太【東京ヴェルディユース】
FW:澁谷雅也【國學院久我山高校】
FW:渡辺力樹 【横浜F・マリノスユース】
FW:川上 エドオジョン 智慧【浦和レッドダイヤモンズユース】

さて、2015年のサッカー観戦初めは選手権の決勝戦。
実は決勝を観るのは初めて。
選手権というと塀内夏子先生の漫画『オフサイド』のこのシーンを思い出すんよね。
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平成26年度第93回全国高等学校サッカー選手権大会決勝
星稜高校vs前橋育英高校


星稜は4-4-2
星稜は去年の選手権準決勝以来の観戦。
この試合スタメンの森山泰希くんがゴールを決めている。

前橋は4-4-2
去年のプリンス関東でvs國學院久我山戦を観戦。

さて、試合。

前半11分、星稜が前線で大田賢生くんが前橋のCBからGKへのバックパスが甘いと見るや素早くパスカット。
PA内GKを躱して左に抜け出そうとしたところでGKのスライディングにより倒される。審判の笛が鳴り星稜にPK。
キッカーの前川優太くんがコース右に決めた。星稜先制。1-0
このゴールの前からだが前橋のDFラインでのパス回しは若干の不安定さがあったのは確か。
そこを星稜が見逃さなかった。

ペースを掴んだのは星稜。
セカンドをきっちり拾えている。

前橋は渡邊凌磨くんが多少遠目からでもガンガンシュートを放つ。
サイドから中央にカットイン、DFが二人いても振り切れてしまう。

星稜が前半を1-0で折り返す。

後半6分、前橋がGK吉田舜くんからのロングフィードに前線の野口竜彦くんがボールがバウンドした瞬間に反転してDFを抜き去り足元に収めてシュート。コース左に決まる。前橋同点。1-1

後半8分、前橋の渡邊くんがハーフウェーラインから左サイドをドリブル。
PAへ入ると大胆な切り返しで対面のDFを振り切ってからファーの上段を狙い澄ました強烈な一撃を放つ。前橋逆転。2-1

後半19分、星稜の大田くんが右サイドドリブルからカットインして左足でクロス。逆サイドに走り込んでいた右SB原田亘くんがヘディングを合わせる。星稜同点。2-2
逆サイドへ駆け上がったSB原田くんに報いるかのような大田くんの左足による親切懇切丁寧なクロス。

星稜の攻勢。
対して前橋のGK吉田くんが身を呈してゴールを守る。
GK吉田くんは守護神としてだけでなく低空フィードで素早く前線へ繋ぎカウンターの起点にもなる。

2-2で後半終了。
10分間ハーフの延長戦へ。

延長前半5分、星稜の宮谷大進くんが左サイドから長めのスローイン。
前線の森山くんがファーストタッチでシュートに最適な位置へボールを置き左足でシュート。星稜逆転。3-2
DFラインの裏へ抜けると同時に絶好のシュートコースを生み出す完璧なファーストタッチだった。

延長後半10分、星稜が右サイドでボールをキープし時間を使う。
ボールを奪いにいかなければならない前橋は必然的にサイドへ選手たちが寄る。
キープしていた藤島樹騎也くんがサイドでの密集地帯からフリーの森山くんへパス。
距離はあったが目前にDFがいないと見て取った森山くんは迷わず右足を振り抜く。
ゴール左上段に突き刺さるミドル。星稜追加点。4-2
森山くんはキープなりドリブルしながらパスコースを探すという選択肢もあった。
一旦バックパスで戻してもいい場面だ。
時間を使うという目的ならそれが理にかなっている。
前橋もそう考えていたかもしれない。無理はしてこないだろう、と。
むしろそれを逆手にとった。
相手の意識というか心構えの逆を取る一種のフェイント。
ボクシングで例えれば「最終ラウンドのクリンチからの離れ際右ストレート」という感じだ。
GKの伸ばした手も届かないパーフェクトな軌道のミドルは星稜の優勝を決定付ける4点目。

試合終了。
星稜高校が選手権初優勝。
前半で先制点を奪いながら後半の早い時間帯に矢継ぎ早の失点で逆転される。
焦燥で浮き足立ってサッカーが雑になってしまうということもままある試合展開だ。
だが星稜に焦りはなく気負いがプレーに負の影響をもたらすこともなかった。
チームのクオリティを保ちつつ選手個々は120%の力を出そうとする。
文字にするのは容易いが並大抵の事ではない。
個々の選手たちが見事に統率されているが決して平均化されずに噛み合ってプラスαを産み出す。
グッドチームだった。

最後にどうしても紹介したいブログがある。
元プロレスラーであり衆議院議員でありそして星稜高校OBの馳浩さんの選手権決勝についてのブログ。
馳浩『1月12日』
星稜についてだけでなく石川県のスポーツの未来と希望についても触れられていてとても素晴らしい内容です(あまりにも素晴らしすぎて「僕が今更観戦記を書く意味があるのか?」と新年早々自問するほど)
是非御一読を。
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Author:庄七..
日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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