東京ヤングライオン杯三位決定戦 〜東京都クラブユースU-17サッカー選手権大会:三菱養和SCユースvs横河武蔵野FCユース〜

サッカー:得点力向上へ「蹴りこみ強化を」各世代で課題共有 協会スタッフ会議

『はじめの一歩』の宮田くんの親父の言葉を思い出すな。
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ボクシングにラッキーパンチはない
結果的に偶然当たったパンチにせよ それは・・・練習で何百何千と振った拳だ
その拳は生きているのだ
試合を投げて適当に振ったパンチなど決して当たらん
当たったとしても死んだ拳では人は倒せん
ある者は名誉のため
ある者は金のため
様々な理由のために辛い練習を耐え抜く
何千何万とサンドバッグを叩き
思いのたけ全てを両の拳にこめる
最期の最期まであきらめない
そういう生きた拳こそが
奇跡を生むのだ!!


サッカー協会の言う「蹴りこみ強化」と「メンタルを含めた技術」ってこういうことでしょ。
シンプルだけどこれは「精神論」とか「根性論」と切って捨てる様な単純なもんじゃない。

第16回 東京都クラブユースU-17サッカー選手権大会 三位決定戦
三菱養和SCユースvs横河武蔵野FCユース

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養和は4-2-3-1
以前観戦した町田ゼルビア戦からスタメンに変更が。
トップに平山駿くん。
左ウィングに和田賢人くん。
左SBに佐藤大介くん。

横河は4-3-3
養和との3位決定戦は2011年以来かな?

さて、試合。

前半5分、養和の瀬古樹くんが右サイドでボールを持つと切り返して左足でループ。ファーの上段に決まって養和先制。1-0
芸術的なサイドからのループシュート。
瀬古くんはセットプレーを右足で蹴っているので利き足は右かと思っていたが左右遜色のないキックを持っている。

前半19分、養和の松井輝純くんが裏へ流れたフィードを追いかけGKに詰める。
GKがキャッチする寸前でボールを掻っ攫うとそのまま無人のゴールへ流し込んだ。2-0
ボールを最後まで追いかける姿勢とGKのほんの僅かな逡巡を見逃さなかった松井くんのファインプレー。
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前半24分、養和の平山くんがGKへのバックパスに詰める。
パスの距離とスピードが足りずGKが蹴り出す前に平山くんが追いつきGKとのマッチアップから右に抜け出したところでアフターでGKが引っ掛けてしまい倒されてPK獲得。
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平山くん自らPKをコース左に決める。3-0
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前半32分、養和の平山くんがバイタルでこぼれ球を拾うと左サイドに流れて左足ミドル。ファーに突き刺さる強烈な一撃。4-0

横河もカウンターから右サイドへ繋いでPA内へ成実浩太郎くんがシュートを放つ。
養和GK塚田匡壮くんがよく詰めていた、コースを消し至近距離でのシュートをブロック。
こぼれ球を養和DFが懸命のクリア。

前半43分、養和のCK、瀬古くんの入れたキックにゴール前で競り合い。
ゴール前での混戦からこぼれ球をPA外の和田くんに。和田くんが右足でゴール右に決める。5-0

前半終了。

横河にとっては悪夢のような前半。
放ったシュートは2本ぐらいか。
バイタルに入った時のボールの繋ぎ方は悪くない。
ただ養和のプレスがゲームメイクの根底からズレを生じさせる。
失点に直結するミスが続いたことの影響もあるだろう。
選手が萎縮したまま前半を終えてしまった印象。
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養和は前線からのプレスがハマっていた。
前半早々の瀬古くんの先制点で流れに乗る。
横河が立ち直る隙を与えず畳み掛けてミスを誘う。
瀬古くんと右SB田嶋凜太郎くんのコンビが右サイドを掌握。
先制点は瀬古くんの大外を走る田嶋くんのオーバーラップに横河のDFが気を取られてしまい瀬古くんへの詰めが甘くなった。
守備ではDFラインを高く保ち前線へのボールをインターセプト。
CBコンビの杉山耕二くんと清野拓斗くんが横河のパスを遮断する。
この二人のチャレンジ&カバーが抜群に冴え渡っていた。
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後半開始。

後半6分、横河は左サイドでボールをキープし中央に戻して落としたボールに太田翔くんがダイレクトでミドル。5-1
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後半になって横河に攻撃の形が産まれる。
バイタルへの縦パスが入るようになるとサイドを経由しシュートで終わる。
フィニッシュまで持ち込めるようになった。
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養和は守備を意識しつつ攻勢に出る横河のGKとDFラインの間に生じる大きなスペースへカウンター。
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途中投入の森田大喜くん、瀬古くんがこのエリアで仕掛ける。
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後半ロスタイム、横河は太田翔くんが左サイドからのクロスに合わせる。5-2

試合終了。

横河は後半見事に立て直した。
前半の失点はやはりメンタル面に依る所が大きかったのだろう。
5点差というのはもう吹っ切れるしかない点差な訳だが後半2得点という爪跡を残した。
2得点の太田翔くんは去年のJユースカップで観て以来だが快速が持ち味のMF。
前半は足を活かすスペースを養和に潰されて孤立気味だったが後半はサイドでのキープと周囲を活かすパス、ブロックをこじ開けるドリブルを見せてくれた。
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養和は前半の5得点で勝負を決する。
瀬古くんは右サイドでキレのあるドリブル。
先制点は切り返しから左足ループ。
田嶋くんとのコンビは相手にとって脅威。
後半途中からボランチへ。
去年はボランチでの起用が主だったが今年に入ってからSH(ウィング)として新人戦でインパクトを残す。
攻撃陣はそれぞれ個性に溢れている。
トップ下の松井くん左SH和田くんに平山くんが加わると多彩なバリエーションを引き出せる。
中盤を支えるボランチの存在も見逃せない。
齋藤一くんと根上鉄平くんのコンビは根上くんがアンカーで中盤の底をケア。
根上くんがカウンターの起点を潰し守から攻へ繋ぐ。
齋藤くんは中盤からサイドへの的確なパスの配給と縦への配球。
前線へ飛び出しバイタルでの攻撃にも加勢する。
左SB佐藤大介くんは左サイドで横河の攻撃を寸断。
空中戦に強くスライドして中央に絞った時も安定した守備。
CB清野くん。出足の良さでインターセプト&卓越したカバーリングとラインコントロール。
杉山耕二くんとのCBコンビはお互いポジショニングと「一歩目」の判断が速い。
バイタルでのパスを遮断。
相手の「前で取る」守備が出来ていた。

この試合の"SMVP"は平山駿くん。
PKとミドルシュートで2得点。
前線で起点になれるキープ力と精度の高いポストプレー。
丁寧なショートパス。
「落とす」だけではなく「繋ぐ」事を意識したヘディング。
前線で張るだけでなく一列下からゲームを作ることが出来る選手だ。
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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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