神奈川ヤングライオン杯 決勝戦 〜神奈川県クラブユースサッカー新人戦:横浜F・マリノスユースvs川崎フロンターレU-18〜

決勝は素晴らしい天候に恵まれた。
ここ数週間のはっきりしない天気が嘘のようだ。
恵まれすぎて若干顔が日焼けでヒリヒリしている。

2014年度 神奈川県クラブユースサッカー新人戦 三位決定戦
横浜F・マリノスユースvs川崎フロンターレU-18

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マリノスは4-4-2
準決勝から若干のスタメン変更。

川崎は4-2-3-1か。
この試合の背番号と選手名が公式HPのものとあっているかわからないので背番号で表記
*メンバー表を見ることが出来たので訂正しました。

さて、試合。

前半立ち上がりはマリノスペースか。
トップの中杉雄貴くんと左SH西浦英伸くんが前線を引っ張る。
多少強引でも突っ掛けるドリブル、思い切った仕掛けで川崎DFにアタックをかける。
ボランチの佐多秀哉くんがタイミング良く一列前へ顔を出す。
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川崎は立ち上がりを持ち堪えると攻撃陣の特徴が徐々に活きてきた。
中盤はほとんどツータッチでボールを回し。
前線の宮代大聖くんをトップにバイタルでのショートパスつるべ打ちで中央をこじ開ける。
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前半終了。
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0-0とスコアは動かなかったが非常に密度の濃い前半だったと言えるだろう。
立ち上がりはマリノス。
持ち直して川崎が良さを見せる。
マリノスは受けてソリッドなカウンターで応戦。
主導権を握ったのはどちらか?なんとも判別し難い。
両チームともに持ち味を出した。

後半開始。

マリノスは後半から選手交代。
ボランチに川原田湧くん。
トップに渡辺力樹くん。

川崎はバイタルでのショートパス・スクリーンパスによる中央突破を何度か試みる。
村田聖樹くんがアンカー、時に最終ラインに入って後方からビルドアップ。
田中碧くん、岸晃司くんは中盤で高い技術を見せる。
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マリノスは前線に中杉くん渡辺くん西浦くんの三人がいれば十分相手にとって脅威。
キープして味方の押し上げを待つ事も出来るしこの三人でフィニッシュまで持ち込む事も出来る。
後半24分に西浦くんに代えて左SH阿部隼人くん。
右SH薄葉迅人くんに代えて遠藤渓太くんをピッチへ。
マリノスは交代で入った阿部くんが左サイドの裏へ抜け出すとGKと一対一。
GK名良橋拓真くんをギリギリまで引きつけておいてファーサイドでフリーだった渡辺くんへラストパス。
若干川崎DFの寄せが速かったか、渡辺くんが打ちきれない。
後ろに預け、シュートを打つが川崎がブロック。
それこそ刹那の間だろうがマリノスは千載一遇のチャンスを逃し、川崎は大ピンチを凌いだ。

川崎も選手交代はすれど最後まで攻撃のスタイルを変えず。
むしろ選手間の距離は縮まりパスはより細かくなっていく印象だ。
変化を付けるための選手交代というよりも選手の色を出すための交代。
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川崎に対してマリノスの守備陣が非常に集中していた。
何度か中央突破されかかり守備ブロックが破城するかと思われたがCB坂本寛之くんは最後まで人に食らいつき、GK原田岳くんが勇気ある飛び出しで最後の一線を越えさせない。

後半終了。
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0-0のスコアレス。
延長戦はなく即PK戦となる。
こういう試合だと攻勢を耐えたチームのGKに流れが行くという見方もある。
だがこの試合は両チームのGKがノッているとみていいだろう。

マリノスの先攻でPK戦へ。
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4人目までは両チームともゴール。
マリノスの5人目のキッカーを川崎GK名良橋くんが左に横っ飛びでセービング。
川崎は5人目のPKを島崎竜くんがしっかり決めた。
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川崎が神奈川県新人戦優勝。

マリノスユースは新人戦を三試合観たが非常に守備陣が安定している。
CBの板倉洸くんと坂本くんは非常に完成度の高いCBコンビだ。
二人とも上背のある長身CBというわけではないが到達点が高く滞空時間が長くて競り合いに強い。
特に坂本くんは三試合を通して的確なカバーリングと的確なフィードを見せてくれた。
この試合はGK原田くんとCBが危険なエリアを最後の最後でカバー。
坂本くんは川崎のシャッフルするかのような連動にも混乱することなく眼と体がしっかり追いついていた。
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川崎U-18は中盤からほとんどツータッチでパス回し。
ワンタッチ目で味方の動き出しの為の"間"を作るのが凄く上手い。
その"間"を信頼出来るのがチームとしての完成度なのだろう。
SBを含めて両サイドの上がるタイミングに迷いが無い分最短距離を最速で駆け上がる。
相手にリトリートさせる間を与えない。
どれだけ密集していてもショートパスでバイタル中央から崩す。
昔のチェコ代表のショートパスが「ウルチカ・パス」と呼ばれたけど小径を通すようなショートパス(メキシコのパチューカとか2011、12年のヴェルディユースを思い出す)
ワンツー、フラッシュ、スクリーン、ヒール、ポストを駆使して抜け出してしまう。
勿論全てが成功していたわけではなくブロックに引っ掛かってしまう事もあるが多少強引でも無理やりやり切って成立させてしまうのも魅力。

この試合の"SMVP"はGK名良橋拓真くん。
会心のPKストップ。
PK戦だけでなく試合中も好セーブを見せた。
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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

コメント

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Twitterから見つけてブログ拝見させていただきました!
フロンターレのGK名良橋くん良い選手ですよね!
シュートストップや正確なフィードも持ちながら、広い守備範囲も持っていて…
昨年のプリンスリーグから一目惚れをしてフロンターレユースを見つつ、名良橋君のおっかけ状態です(笑)
将来性のあるGKであの試合だけでは良さが伝わりきれてないと思いますので、フロンターレユースの試合、今後も是非見に来てください!(名良橋くんだけでなく、あのパスサッカーも見ていてとっても楽しいと思われますので…笑)
長文失礼致しました!

Re: タイトルなし

やまおかたいきさん。
コメントありがとうございます。
確かにGKの良さというのは一試合だけではわからないところがありますね。
今後も注目していきたい選手の一人です。
川崎はプリンスリーグを等々力で開催する時は凄く「プロの公式戦」の雰囲気を作ってますね。
ヤンフロ通信や選手紹介の充実したオフィシャルHPもそうですがユースへの愛情というか「ユースも川崎フロンターレの選手」という感じが伝わってきて素晴らしいことだと思います。
今年は何試合観られるかわかりませんが5/9のvsヴェルディユース戦は是非観に行きたいですね。
富士通スタジアム川崎にも行ってみたいですし。

また読んでいただけたら嬉しいです(メモを取りながら観戦しているわけではないので文中に間違いなどがあったら御指摘下さい)
プロフィール

庄七..

Author:庄七..
日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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出身地:新潟県

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