早慶戦 〜関東大学サッカーリーグ戦:早稲田大学vs慶應義塾大学 〜

今年初めての関東大学サッカー観戦。
有難いことに天気も持ち堪えてくれた。
この日、西が丘での一試合目は早慶戦ということもあり観客も多い。

JR東日本カップ2015 第89回関東大学サッカーリーグ戦
早稲田大学vs慶應義塾大学

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早大は4-4-2
スタメンのCB奥山政幸くん、SB新井純平くんやSH堀田稜くんらは去年から主力のメンバー。
ベンチには三菱養和出身のCB飯泉涼矢くんSH相馬勇紀くんとこれからが楽しみな選手もいる。
ただ第7節終了時点ではなんと最下位(12チーム中)
だが7位までのチームが勝点差2の中にひしめているという団子状態。
一勝すれば大幅に順位を上げられる可能性も。

慶大は4-2-3-1か。
現在2位だがこちらも6位から首位までが勝点差2の中でひしめきあっている。

さて、試合。

前半14分、早大のボランチ小林大地くんからDFラインの裏へスラリとしたパス。
裏へ抜け出した堀田くんがGKが詰めてくる前にシュート。
ポスト右に弾かれるも再び詰めてゴールに蹴り込む。早稲田先制。1-0
小林くんの高過ぎず、早過ぎず、長過ぎないマヒストラルなパスも良かった。

慶大も負けじとカウンターで手塚朋克くんが左サイドからドリブルで持ち込みながらのミドル。
コースは厳しくはないが無回転気味のシュート。これは早大GK後藤雅明くんがパンチングで枠外に弾き出す。

前半終了。

早大は先制点から流れが良くなった。
先制点をあげた左SH堀田くん。
右はSH田中太郎くんが早大の「切り込み隊長」として突破を仕掛け、そこに右SB新井くんが絡んでくるという"縦深攻撃"
突破後は敵陣内最深部に打ち込まれた楔になり攻撃をスムーズに経由させる。
ボランチの小林くんが中盤から丁寧かつ最適なパスを供給。
だが試合のペースを完全に握ったわけではない。
慶大のカウンターも何度か決定的なものがあった。
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慶大は前半一年生の松木駿之介くんが左SHとしてサイドで躍動。
空中戦も競り合えるしゴリゴリとドリブルで運ぶことが出来る。
前線の加瀬澤力くんまでなかなかボールが渡らず畳み掛けるとまではいかなかったがそれでもチャンスを作っていた。
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後半開始。

後半は慶大のペースに。
SB井上大くんのクロスに加瀬澤くんがニアで合わせるもGK後藤くんが抱え込む様にガッシリとキャッチング。
慶大はボランチの端山豪くんが積極的に前線に飛び出し試合経過毎に存在感を増す。
それに応じるように右SB溝渕雄志くんが果敢なオーバーラップ。
全体の圧を上げてきた。
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早大はCB金澤拓真くんと奥山くんでブロックを固める。
中盤のフィジカルコンタクトも激しくなりプレスも厳しくなってきた。
際どいボールにはお互いロングレンジのスライディングで応酬。
早大は手数をかけないカウンターで応戦。
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慶大は黄将健くんを交代でピッチへ。
彼が身体を張ってボールをキープすることで渡辺夏彦くんが前線からやや下がり目の位置からゲームメイク。
終盤に近づくにつれて端山くんが益々手の付けられない存在に(特に右サイドで)
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早大は慶大の攻勢を守備ブロックで凌ぐ。
慶大に何度かサイドから突破口を開かれるが左SB八角大智くんが中央にスライドしてカバー。
シュート手前で阻止せんと立ちはだかる。
前線の宮本拓弥くんも前線から中盤まで下がってプレス。
ロスタイム含め最後の10分間程は完全な根比べ。
慶大はあと一歩のところまで早大のゴール前に迫るもののその"一歩"がなかなか遠い。
一進一退、二進一退を繰り返す。
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試合終了。
早大が前半の一点を守り切る。
笛が鳴るやいなやピッチに座り込む選手達の姿が激闘を物語っていた。

慶大が見せた終盤の猛攻は凄まじかった。
その中心は端山くんと渡辺くんだろう。
端山くんのなにがなんでもボールを奪われまいとするキープには鬼気迫るものすらあった。
渡辺くんは下がり目から早大のブロックの隙間を突くパスでチャンスメイク。
ただチーム全体が攻め急ぐあまりなんでもないようなパスでボールロストしてしまうシーンがあった。
バイタルでの所謂「チャレンジ」なパスではなく比較的プレスが緩い自陣から中盤でのビルドアップでのミス。
普段ならしないようなパスミスであり、気が急いていたのは確かだろう。
微々たる差だがミスによって途切れた流れは決して小さく見積もれないもの。
勿体無いところではあった。
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早大は後半耐える時間帯を凌いで勝点3を獲得。
CB奥山くんはカバーリングに長け出足の良いインターセプトから一気にオーバーラップして攻撃に参加。
金澤くんはタイトな守備にハイトーンなコーチングでまさにチームを"締める"キャプテンとしての責務を全う。
サイドは前半の"縦深攻撃"から後半は"縦深防御"へ。
慶大のサイドアタックに人と時間を掛けて慎重に対処し一転攻勢の機会を窺う。
前線の宮本くん山内寛史くんの献身的なプレスもチームを助けた。

この試合の"SMVP"は堀田稜くん。
左SHではあるが左右自在に顔を出しさらにセカンドストライカーの役割も担う。
後半は左サイドをアップダウン。
守備に奔走しつつも機と見るや単独でもカウンターで切り込んでいく。
彼の耐え忍ぶだけではなく時折懐に忍ばせた匕首を喉元に突きつけるかのようなドリブルでの仕掛けが結果的に早稲田の守備の負担をかなり軽減していた。
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ジャンル : スポーツ

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日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
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