YELLOW YELLOW FIRE 〜高円宮杯U-18プレミアリーグ:柏レイソルU-18vs青森山田高校〜

朝までの雨も止み日が差してきた日立柏サッカー場。
今日は久々にワイと青森出身K氏による別名「四次元殺法コンビ」で観戦。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ イースト
柏レイソルU-18vs青森山田高校

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柏は4-1-4-1
トップは中村駿太くん。
ボランチは鬼島和希くん。

山田は4-2-3-1
トップは鳴海彰人くん。
左SBが三国 スティビアエブスくん、右が小山新くん。
二人とも185cmと両SBが長身選手。

さて、試合。

柏、前線の中村くんが後方からの速い縦パスをワンタッチでDFの裏へ流しDFを追い抜いてそのままラインを突破。
GKとの一対一をコンパクトな振りでトゥーキック気味にコース右に流し込もうとするもGK廣末陸くんが飛びついてセーブ。
これは廣末くんの超ファインセーブ、ただでさえタイミングの取り辛いトゥーキックに良く反応した。
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山田、クロスから右に流れたこぼれ球をSB小山くんがロングシュートを狙うがGK正面。
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さらに山田、左SHバスケス・バイロンくんがサイドから中央へ持ち込み前線の鳴海くんにスルーパス。
抜け出した鳴海くんがコース右を狙うが僅かに枠外。
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柏、左バイタルからシュート、DFにブロックされるもこぼれ球を中村くんがシュート。
GK廣末くんが飛びついて弾き出す。
これもGK廣末くんのビッグセーブ。
最初のシュートへの反応で若干対応が遅れた筈だがそこからノーステップでその場跳びの様な横っ飛び。
コースに合わせて飛ぶのではなく飛んでからコースに合わせてるような超反応。

前半40分、柏右からのCK、ニアで合わせるもGK廣末くんが飛び出してパンチング。
こぼれ球シュートもDFブロック、最後は中村くんが押し込んだ。柏先制。1-0
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山田は選手交代、バイロンくんに代えて瀬尾純基くん。
瀬尾くんは右SHに入り右SHだった嵯峨理久くんが左SHに。

山田のCK、ゴール前でヘディングを合わせるもGK猿田遥己くんがキャッチ。
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前半終了。

柏はボールを保持し動かしつつ山田のブロックの隙を作る。
右SH中村陸くんと右SB坂本涼斗くんの連携が良い。
坂本くんはオーバーラップは勿論サイドでタメが作れて周囲を使える。
自陣から縦へのフィードが効いていた。
守備でも山田の左サイドを上手くコントロール。
山田の左がフリーになるシーンが多くバイロンくんが前方に張っているがフリーに見えて危険なパスコースは消している。
ボールが渡れば一気に距離を詰めアクションを起こす前にチェックをかけサイドラインに追い込む。
一人が時間を掛けさせて二人目で囲んでボールを奪う。
自陣でマイボールになるとボランチ加藤匠人くんと鬼島くんがDFラインと共に後方からビルドアップ。
常にパスコースを作る第三者の動きを交え山田陣内へ。
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山田はなかなかバイタルでボールを繋げられない。
前線の鳴海くんが攻撃に絡む機会が少なくこれは柏の中盤がコースを消していた。
左サイドはバイロンくん三国くんと高い位置を保っている。
サイドから崩していきたいところだがどうもお互いの距離が遠い。
ある程度進んだところで詰まってしまう。
バイロンくんが若干前に張りすぎていた嫌いがあったかも。
前半途中から左SHに入った嵯峨くんがバイタル左で仕掛けるようになるとトップ下の高橋壱晟くんがパスで変化を出し始める。
得点チャンスはあった。
失点の危機もGK廣末くんの会心のセーブにより1失点に抑える。
彼が二度決定機を防いでいなかったら前半で試合が決まってしまう可能性もあった。
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後半開始。

後半8分、柏が右サイド中村陸くんが深くまで持ち込んで粘りのドリブル。
DFを引き付け振り切りながらピッチを横に横にドリブルからのクロス。
ファーでマークを振り切りフリーになっていた大谷京平くんがシュート。柏追加点。2-0
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山田は両SBを高い位置に配置し2バックに近い布陣で挑む。
柏を自陣に押し込むことに成功。
CKのキッカーは高橋くん。
高精度のボールをゴール前へ蹴ってくる。
CKを直接狙いバーに当たるシーンも。
サイドに人数をかけて柏がサイドラインを切るクリアをすれば郷家友太くんがロングスローで一気にゴール前へ投げ込んでくる。
ゴール前味方の誰かに当たればこぼれ球に詰めるというシンプルだが効果的なゴールが期待できる。
対して柏は東山航大くん城和隼颯くんのCBコンビがロングスローをひたすら弾き返す。

柏は押し込まれながらも前線に中村くんを残し、ボールを奪ったら数人が前方へ駆け出し一気にカウンター。
一度山田陣内で柏4人山田2人という状況になったがパスが流れてしまいチャンスには結びつかなかった。

山田はカウンターのリスク覚悟で両SBを押し上げサイドで数的優位を作る。
自ずと被ファウルの数も増える。
やや距離はあるが高橋くんのセットプレーでゴール前へ。
ゴール前に長身選手が多い山田のセットプレーは効果的。
右からの遠目のFKにファーでヘディングを合わせるも枠の上。

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後半45分、柏の後半途中で入った左SH朝倉涼介くんがボールを奪ってそのままサイドをドリブルで運ぶとラインブレイクを狙っていた中村くんへパス。
左へ流れながら抜け出しボールを受けた中村くんがGKと一対一。
中村くんの渾身のシュートはコースを狙うというよりもGKの体のすぐ側を強襲。
実は体に近いシュートの方がGKは反応し辛いという面がある(特に顔の横、脇の下など)
中村くんのダメ押しゴール。3-0
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試合終了。
柏が3-0で青森山田に勝利。
柏はこれで2位浮上(勝点は同じながら得失点差+1で市立船橋が首位)

山田は後半の猛攻も一点が遠かった。
前半早い段階で選手交代。
嵯峨くんを左SHにポジションチェンジ。
これは効果的だった。
またロングスローという武器もありセットプレーは両SBに長身選手を配置しているメリットが活きてくる。
ただしこの配置、セットプレー以外はどうかというと少々厳しい。
流れの中からの得点パターンを増やすなら求められるのはクロスの質やSBとしての使われ方と使い方。
今日の試合でスペシャルだったのはGK廣末陸くん。
前半二本の決定機を止める。
凄いのは見極めるタイミング、ギリギリまで体勢を崩さないのでレスポンスが抜群に速い。
最近はサッカーのGKでもフットサルのゴレイロの有効な技術を取り入れてると思わしきGKが増えている気もする。
距離の詰め方だったり体勢の保ち方だったり。
彼はフィードも判断が速く高精度。
超高校級GK。
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柏はDFラインのビルドアップで何回かあわやというシーンがあったが大きなミスには至らず。
パスの技術とトライアングルの作り方は流石。
パスの当事者は二人でも必ず三人目が次の展開を読みながらポジション取りをしている。
勿論全てのパスが成功するわけではないが自分のミスのリカバリーも速い。
すかさずチェックし取り返してしまう。
決してスマートにパスを繋いでいるだけのチームではない。
取られたら取り返す、球際では絶対に押し負けない、イーブンなボールは必ずこっちのモノにしてやる。
そういう気概がチーム全体にある。
そしてトップの中村くん。
今日の試合2得点。
身長170cmガッシリした体格、DFを背負っても苦にしない。
DFとの距離の取り方が的確でボールの置きどころが良く自分のアイディアを最大限に発揮している。
前半後方からのパスにワンタッチで裏へ抜け出しGKと一対一に、DFの思考の裏を突くプレー(防がれたがこれはGK廣末くんが凄すぎた)

この試合の"SMVP"は坂本涼斗くん。
前半の対山田左サイドへの対応はほぼパーフェクト。
守備からオーバーラップで前線へ。
後半は右サイドかなり深い位置まで進入。
さらに自ら仕掛けるだけでなくサイドでゲームを作れる。
正確なパス、多彩なキック。
前半ほぼノーステップ&コンパクトな足の振りで上げたクロスが素晴らしかった。
使われるだけでなく自らが起点となって周囲を活かすプレーも出来るSBだ。
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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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庄七..

Author:庄七..
日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

1 GK(ゴレイロ)
庄七
162cm / 52kg
出身地:新潟県

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