"Heroes" 〜2016東京国際ユース(U-14)サッカー大会:最終日〜

駒沢公園へ「2016東京国際ユース(U-14)サッカー大会」を観に行く。
この大会を観戦するのは2年振り
その時の決勝はボカジュニアーズvsパルメイラス
二年前の大会はボカ優勝で幕を閉じた。

まず駒沢第二で今日の一試合目を観戦。

Tokyo U-14 International Youth Football Tournament 2016
チェルタノヴォ(Chertanovo)vsパリFC(PARIS FC)

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パリは4-4-2
中盤がダイヤモンド型っぽい。
大きい選手が多い。
CBはかなり大型だがスピードもある。

チェルタノヴォは4-2-3-1か。
I.グリニウク(I.Griniuk)くんのワントップ。


前半24分、パリのY.ケシタ(Y.Kechta)くんのゴールで先制。1-0
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パリの10番Y.ケシタ(Y.Kechta)くんと8番のH.メジブリ(H.Mejbri)くんは小柄(このチームでは)だがテクニックがある。
H.メジブリ(H.Mejbri)くんの髪型はバルデラマを想起させる。
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そしてアンカーを務めるのがG.ジャン・バティスト(G.Jean Batiste)くん。
今日は三試合観戦したがこの選手が一番印象に残った。
アンカーとして中盤の底で攻撃を跳ね返しパスも左右へしっかり繋ぐことが出来る。
とても落ち着いていてピッチを広く使う事が出来るボランチ。
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後半12分、チェルタノヴォはGKのパスをカットしたM.リャムジン(M.Lyamzin)くんがゴール。1-1

後半21分、パリは右サイド途中交代のJ.トゴラ(J.Togora)くんのグラウンダーのクロスをA.ドゥクール(A.Doucoure)くんが押し込んだ。2-1
A.ドゥクール(A.Doucoure)くんは長身でストライドの長いドリブル。
しかもボールタッチが柔らかく細かく刻むドリブルも見せる。
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後半ロスタイム、チェルタノヴォはD.ムスタファエフ(D.Mustafaev)くんが土壇場で同点ゴール。2-2

後半終了。
PK戦へ。

PK一本目、後攻のパリがバーに当ててPK失敗。
PK二本目、先攻のチェルタノヴォは成功。
パリの二本目をチェルタノヴォGK N.ヤロフスキ(N.Iavorskii)くんが足で挟み込むようにブロック。
PK三本目、両者成功。
PK四本目、チェルタノヴォのI.グリニウク(I.Griniuk)くんが成功。
これで4-2でチェルタノヴォの勝利。

チェルタノヴォはI.スコロプポフ(I.Skoropupov)くんが攻撃の要。
テクニックとキープ力がありパリのプレスを時に背負い、時にいなしながら中盤からバイタルでチャンスメイク。
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右SHのM.ドルグシン(M.Dolgushin)くんも攻守で長い距離を走った。
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"SMVP"はGK N.ヤロフスキ(N.Iavorskii)くん。
PKストップと後半のミドルを横っ飛びでセーブ。
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Tokyo U-14 International Youth Football Tournament 2016
FC東京vs東京都トレセン選抜


三位決定戦は東京対決。

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両チームともDFの集中力が高い。
凡ミスというものがほとんどなく相手に容易にシュートを打たせない。
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前半30分、FC東京が左からのCK、ゴール前のボールに芋洗い状態になるが最後はこぼれ球を煙山拓くんが押し込んだ。
FC東京先制。1-0
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トレセン選抜は10番の角昂志郎(東京武蔵野シティFC)くんが攻撃の中心。
裏を取るスピード、ドリブルにキレがあり中盤で前を向いてボールを持つと何かを起こしてくれる。
SH福崎伶青(東京武蔵野シティFC)くんとのコンビも良い。
お互いの距離間が良く適切に相互にサポート出来ている。
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後半はトレセン選抜が主導権を握り東京ゴール前まで迫る。
FC東京もGK村上健くんを中心にDF陣の守備ブロックは硬い。
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試合終了。
FC東京が三位に。

トレセン選抜はバイタルでの攻撃陣の絡みが面白い。
個々にテクニックがあり仕掛けられる上にショートパスで繋ぐ意識もしっかりある。
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"SMVP"は煙山拓くん。
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決勝の前にイベント。
漫画『DAYS』アニメ化のコラボ企画。
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声優の吉永拓斗(柄本つくし役)さんと浪川大輔(水樹寿人役)さんのトークショー。
吉永さんは16歳!
浪川さんはワイにとってはアニメ声優というより吹替えでお馴染み。
あの名作『ターミネーター2』のジョン・コナーの吹替えが浪川さんやね。

さて、決勝。

Tokyo U-14 International Youth Football Tournament 2016
ボカジュニアーズ(CLUB ATLÉTICO BOCA JUNIORS)vsカイロ選抜(CAIRO SELECTED TEAM)

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ボカは4-4-2

カイロは3-4-3
前年度の優勝チーム。

ボカは前線のL.バレンテ・ディアス(L.Valente Diaz)くんがボールを収め右サイドに流れて突破口を開く。
カイロのDFは決して小さくはないがボカの攻撃陣は当たり負けしないだけの体の厚みがある。
ボカが押し気味に試合を進める。
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カイロも左SHのM.アブデルカーデル(M.Abdelkader)くんが守備に手を焼きながらもボールを奪えば切れ味鋭くボカ陣内に切り込んでいく。
ボカDFのミスを突いてチャンスを作る。
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前半終了。
ボカ優勢だが前半だけで三枚のイエローが出たのが少し気がかり。

後半開始。

カイロは遠目中央やや左の位置からFK。
DFにブロックされるがこぼれ球を押し込んだ。
カイロ同点!、、、と思ったがこれはオフサイドの判定。
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後半21分、ボカがシュート、GKブロック。
左に弾いたボールをキャッチしようと飛び出したGK。
左に流れたR.グランセ・マルティネス(R.Grance Martinez)くんがGKが触る前にこぼれ球を拾うとGK不在のゴールへ右足で巻き気味にシュート。
カイロDFが猛然と駆け付けてダイビングヘッドでクリアするも線審はゴールラインを割っていたと判定。ボカ先制。1-0
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追いつきたいカイロは自陣からのFKでもドンドン前線へ蹴り込む。
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対照的にボカはゆっくり試合を進める。
コーナーフラッグ付近で体を盾にボールキープ。
ゲームが止まると審判が促すギリギリまでプレーを溜める。
この意識をチーム全員が徹底していた。
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試合終了。
ボカジュニアーズが優勝。

カイロも鋭いカウンターを見せた。
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前線のA.ムハンマド(A.Mohamed)くんとM.オマル(M.Omar)くんはスピードがありな何度かボカのDFブロックを崩しそうになる。
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ボカは個々のスキルが高くワンタッチで相手を躱せる。
後半は若干運動量が落ちてカイロに攻め込まれるシーンが多かった。
それでも決定機をしっかりモノにした。
特にL.バレンテ・ディアス(L.Valente Diaz)くんの相手を背にしてそれを苦にしないボールキープ。
多少強引に見えても細かい足技で前へ運ぶドリブルなどが突出していた。
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二年前の優勝と比べて「ユニを脱ぐスピード」が格段にアップしていた(笑)
優勝監督のインタビュー
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L.ルケス監督は試合中は「激情家」だが試合が終われば選手達の「お父さん」といった感じ。

"SMVP"はR.グランセ・マルティネス(R.Grance Martinez)くん。
値千金の決勝ゴール。
勝利後のインタビューで「将来の夢は?」と聞かれ「アルゼンチン代表でプレー」と答えていた。
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優勝決定した瞬間に喜びを爆発させるボカの選手達。
ここまで喜んでくれると嬉しくなる。
なぜなら「選手の喜び=大会の価値」に繋がると思うからだ。
歴史と実績の積み重ねが大会を育てる。
大会の運営者であったり参加チームの関係者の尽力もそうだ。
しかしやっぱり選手達が作り上げるところが大きい。

「この大会で優勝したい」

という想いがボカの選手達からダイレクトに伝わってきた。
貴重な国際経験の場であるのは間違いないのだけど「育成」に重きをおきつつこういう根源的な「勝ちたい」「優勝したい」という気持ちがなければ空虚な大会になってしまう。
最後まで大会を盛り上げたボカの選手達に大いなる賞賛を!
!Felicidades victoria!
Club Atlético Boca Juniors!

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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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Author:庄七..
日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

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162cm / 52kg
出身地:新潟県

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