Near to Goal〜高円宮杯U-18プレミアリーグ:大宮アルディージャユースvs柏レイソルU-18〜

そういやヤンジャンでやってた『バルセロナの太陽』ってサッカー漫画、久々に清々しいレベルの打ち切り漫画やったなあ。
とにかく広げる大風呂敷(畳むとは言っていない)
ギャグもスベりまくってて全く擁護しようがなかった。
ワイのお薦めサッカー漫画『アオアシ』のええとこはヤンキー漫画要素(と料理漫画要素)が適度に入ってるとこやと思う。
別にホンマもんのヤンキー出せばいいってわけやない(いるけど)んやけどね。
故ナンシー関さんの「日本人の血中からヤンキーとファンシーは取り除けない(うろ覚え)」ってのは割とあってると思う。
ヤンキー漫画要素を取り入れたサッカー漫画と言えば塀内夏子先生の『オフサイド』やね。
埼玉の蕪双高校とか凄え好き、松浦の「最強のライバル」感とかね。
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高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ イースト
大宮アルディージャユースvs柏レイソルU-18

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大宮は4-1-4-1
トップに小柏剛くん。
アンカーに山田陸くん。

柏も4-1-4-1
トップに中村駿太くん。
左SBは古賀太陽くん右SBは坂本涼斗くん。

さて、試合。

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前半19分、大宮の小柏くんがハーフウェーライン付近でパスカット。そこからドリブル独走。
DFが一人付いていたがドリブルからの切り返し、からの切り返しで躱すとそのままPA内へ。
GKとの一対一を冷静に決めた。
大宮先制。1-0
小柏くんの単騎カウンター、 まさに一騎駆け。
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さらに大宮、小柏くんのスルーパスから長谷川元希くんがライン裏へ飛び出す。
決定的だったがこれはオフサイド。
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前半終了。

大宮は守勢時バイタルにブロックを作り前線へのボール供給を断つ。
そこから柏陣内へ大きく蹴り出し柏DFのヘディングクリアを拾って一気に攻撃陣が前傾姿勢。
速攻を活かしつつ、遅攻でDFラインから繋いでいくサッカーも出来る。
このチームの軸はボランチ山田陸くん。
パスを受ける前の首振り、状況確認が素晴らしい。
味方だけでなく相手の位置も把握し背後からのプレスをいなしスペースに流れる。
二〜三本のパスをかけてサイドへ展開するところを彼なら中盤の底から一本のパスでサイドに通してしまう。
攻撃陣は小柏くんを中央に奥抜侃志くんや長谷川くんがサイドから切り込んでくる。
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柏はあまり良くない点の取られ方。
勿論、失点なんてどう取られようが良くないに決まっているのだが。
今回はパスミスから始まっている。
プレーが萎縮しなければいいが。
それになかなか前線への効果的なボールが入らない。
バイタルではボールを持てているがそこからシュートまでが遠い。
失点のシーンもそうだったけどこの試合柏のショートパスが上手く通らず。
ことごとく大宮守備陣にカットされてしまう。
バイタルちょっとまえから一人仕掛けようとするも大宮DFはいつ間にか複数人集まってきてパスコースと選択肢を削る。
仕掛けようと思えばコースとスペースを潰され、パスを回しているうちにミスが出て大宮ボールという悪循環。
ただ右サイドからSB坂本涼斗が仕掛けた時は彼がチャンスメイカーとなって周囲との連動性が生まれる。
右サイド深くまで崩しての攻撃は出来ていた。
後半に期待。
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後半開始。

柏は後半から鬼島和希くんをピッチへ。

後半5分、大宮は小柏くんが柏自陣でのバックパスをカットすると右サイドから中央へ切り込んでPAやや手前からシュート。
これが決まって大宮追加点。2-0

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後半12分、大宮は長谷川元希くんが左サイドで柏のボールホルダー相手に猛チェックをかける。
奪ってそのままドリブル、バイタルまで運ぶとシュート、伸びのある良いシュート。コース右に決まった。3-0
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この失点でしばらくは柏のGKを含むDFラインでのパス回しが不安定な状況に。
GKのキックを長谷川くんがカット、そのまま持ち込んでシュートもこれはGKブロック。
長谷川くんはサイドに流れたり中央から仕掛けるなどドリブラーとしての資質を惜しみなく披露。
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ただ柏もしばらくすると落ち着いてきた。
交代で中村陸くんがピッチへ。
この交代は柏にとって大きかった。
前線の流動性が増しFW中村駿太くんがドリブルや裏への抜け出しで積極的にシュートを放つ。
ポスト直撃弾もあった。

後半23分、大宮は柏のハーフウェー付近でのボール回しをカット。
そのまま奪うと3〜4人が一斉にゴール前へ走りだす。ボールを持った山田くんは中央からミドルシュート。
蹴った瞬間「あ、枠上かな」と思ったシュートだったがループシュート気味にGKの頭上を越えてゴール上段ギリギリにボールはネットを撫でる。大宮追加点。4-0
山田くんの力強いキックモーションからの柔らかなシュート。

柏は右SB坂本くんと中村陸くんの右サイドでの関係性が良い。
中村くんが右サイド活発に動いてスペースを作り坂本くんがオーバーラップ。
この時間帯は大宮も引き気味になりボールホルダーへの寄せが甘くなってしまった。
柏のパスでの繋ぎを”見て”しまっている。
そして左サイドではラインの裏にスペースが生まれ鬼島くんが何度かドリブル突破。
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後半39分、柏は右サイドから坂本くんの裏のスペースへのふわりとしたパスをPA受けた中村陸くんがPAやや前の大谷京平くんにパス。
大谷くんが右足でコース左に強烈なシュートを決める。4-1

後半44分、柏は右サイドを坂本くんが持ち上がりバイタルの中村陸くんへ斜めに素晴らしい楔のパス。
これをポストし中村駿くんが受けると切り返しで相手DFを外しシュートコースが出来るや否やすぐさまシュート。4-2

その後も柏は左サイドを鬼島くんがドリブル突破でゴールラインギリギリまで持ち込むとゴール前へクロス。
走り込んでいた中村駿くんがフリーでダイビングヘッドを合わせるも枠の上。

試合終了。

柏は後半2得点返す。
後半2失点した直後はかなりバタバタしておりあのままズルズル失点を重ねてしまいそうな不安があった。
あそこから得点を重ねたのはしっかり切り替えて立て直した証拠。
特に中村陸くんが入ったことが大きい。
守備でしっかり戻れるし攻撃に切り替わった時の反応も速い。
彼が右サイドでボールを受けられる様になりサイド攻撃の幅が広がった。
そして坂本くん、中村陸くんとのコンビで後半躍動。
坂本くんはSBだがサイドの高い位置で起点となれるプレーヤー。
ワンタッチでDFを外すテクニックもあり中央へのドリブルからキープも出来る。
クロスを上げる機会は多くはなかったが後半はチャンスメイカーとして躍動。
柏の2得点は彼の意図ある仕掛けのパスから生まれている。
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大宮は会心の試合内容。
前からのプレスも強烈、何度もパスミスを誘った。
トップの小柏くんの2ゴールはいずれも相手のパスミスをカットしてからのもの。
柔らかいボールタッチと相手の逆を突く鋭い切り返しが武器だが今日の試合の2得点は彼の惜しみないプレスから生まれた。
奥抜くん小柏くん長谷川くんの前線はどこからでも仕掛ける事が出来さらに攻撃から守備への切り替えが良い。
仮に攻撃がシュート未遂に終わりボールを奪われたとしてもそこから猛プレスにスウィッチが入る。
この三人が前線で柏のGK含めDFラインにプレスをかける事で柏の前後を分断し機能不全を誘発する。
CBは堅実に柏のロングボールを跳ね返しセカンドを回収して攻撃に繋げる。
2失点はしたが土田直輝くん北西真之くんのCBコンビがバイタル中央の守備ブロックをしっかり堅めていた。
この二人は守備だけでなく最後方からのロングフィードも魅力。

この試合の"SMVP"は山田陸くん。
4-1-4-1のワンボランチシステムはボランチの仕事、負担がかなりのもの。
だが田中くんを見ていると「彼がいれば成立するな」と思えてしまう。
まずDFラインと中盤、前線とを繋ぐリンクマンとしての役割。
広い視野、的確な状況判断、精密なパス。
さらに姿勢が良く背筋は真っ直ぐでパスの際に上半身のブレがあまり無い。
少々の当たりにも動じない体躯の強さとボディバランス。
中盤の底で相手のカウンターの目を摘み、攻勢を防ぐブロック役もこなす。
チームの4点目となった彼のシュートは正直驚いた。
足の振りを見ると力の入ったミドル。
若干力んでふかしたかな?と思いきやボールの軌道は緩やかでループシュートの様にゴールに吸い込まれていった。
まるでチェンジアップの様なシュート。
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テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

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庄七..

Author:庄七..
日記にはアルビレックス新潟、U-18年代、大学サッカー等の観戦記とプロレス、漫画、小説の感想等を中心に書いていく予定です。

1 GK(ゴレイロ)
庄七
162cm / 52kg
出身地:新潟県

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