W杯南アフリカ大会:備忘録

さてさて、長かった南アフリカ大会も今日の深夜が決勝戦ですよ。

日本代表の予想外(大会前にネガティブムードが漂っていた世間一般的に言うならば。僕?僕は「予選3勝0敗、決勝戦でメキシコと戦って準優勝」が目標でした)の活躍もあってお祭り騒ぎに。

いやほんとTVをつければなにかしらサッカーの映像が流れるというのは幸せなことですよ。
これは30過ぎた僕みたいな大人達にとってではなく現在のサッカー少年達、未来の日本代表にとってですよ。

今でも思い出すのは僕が中学生の頃の94’アメリカ大会。

デアイエがオーフェルマルス(ベルカンプだったかな?)との一対一をスライディングで狩り取ったシーンや。

クリンスマンの"芸術的"というよりも"溢れる機能美"と"格調の高さ"、己の絶対の技術を"クラフトマンシップ"として体現し尽くしたボレーシュート。

そして...カンポスの熱帯魚のようなユニフォームを纏って飛翔する姿。

これらは十何年経とうが色褪せず僕の記憶に残っています。鮮やかな原体験というべきか。

彼らサッカー少年にとってこの南アフリカ大会がそういうものであってほしい。

だから岡田監督の是非とか。
TV中継の解説がどうだとか。
TV各局、フジの悪のりがどうとか(しっかし"面白いことを言おうとする土田"は本当に面白くないな)
スポーツライターが掲げるアンチフットボール(笑)がどうとか(しかし"スポーツライター"の書くものはどうしてあんなに"面白くない"んだろう。正論、異論、暴論、反論、推論、結果論、何を書こうといいけどそれが"面白いかどうか?"っていうの考えないで書いてもお金が貰えるライターってのはいい職業だね)

子供達にはそんなの全く関係ないし多分興味もないはず。

「本田のようなFKが蹴りたい」

それで学校で、公園でボールを蹴り出した子供達が100人以上(きっと、もっといるよね?)いたとするなら。
それで充分だしそれこそが日本代表の最大の功績だと思う。

思いっきり前置きが長くなりましたが明日の決勝を控えてこれまでに見た試合を簡単に振り返ってみます。

オランダ vsスロバキア
両チーム禿頭の選手が多く、しかもサッカー選手だけあってガタイが良いため、、、

「どこの"プリズン・ブレイク"だよッ!!」

と思って見てました。
刺青してる人もいたしな。刑務所の設計図か?

ブラジルvsチリ
この試合を見てルシオのCBとしての能力に今更ながら驚いてしまいました、あんな良い選手だったっけ?
勝手なイメージで、、、

「攻撃陣はファンタジー溢れ、守備陣はたまにお茶目なことをやらかす」

という思い込みを覆す"堅守のチーム"
ちらりと「こりゃブラジルの優勝かな...」と思ってしまいました。まさかオランダ戦あんなことになるとは....

スペインvsポルトガル
ポルトガルのGKが頑張っていました。

オランダvsブラジル
不思議な試合。
同点にされてからのブラジルの呆然自失っぷりはなんだったのか?
その中でのフェリペ・メロのストンピング退場などは単なる添え物です。
まるで10人になったとは思えないブラジル(悪い意味で)

あまり地域性でサッカーを語るのは好きじゃないですが(僕の知識の浅さが露呈するからというのもある)、、、
南米の雄ブラジルの"したたかさ"というものが全く感じられず。
むしろ、のらりくらりとしてるような欧州オランダのほうに"南米の強豪っぽさ"を感じるという。

ウルグアイvsガーナ
まあこの試合は"あの"シーンですよね。
賛否両論あるでしょうし「あれを認めてしまうのはサッカーに対する冒涜」という意見ももっともですし「勝利への執念、あれはプロなら手が出てしまう」
というのも尤もな話。
僕個人の見解では「スアレスは賭けに勝った」としか言いようが無いですね(それも現行ルールを見越した上で)
まあレッドカードという制裁は受けているんだし。

ちなみに退場時にスアレスとGKムスレラの間にこんなやり取りがあったと妄想してみる、、、

ムスレラ「スアレスさんッ!!!」

スアレス「悪りぃなムスレラ...これで俺のW杯は終わったよ...最後の最後で皆に迷惑かけちまったな」

ムスレラ「スアレスさん...僕...僕、絶対止めますから!!これを止めればまだ試合は...そしてスアレスさん、決勝戦を共に戦いましょう!!」

スアレス「ふっ...お前みたいな若造に期待しちゃいないよ...まあ...でも...信用してるぜ。じゃあ俺は一足先に決勝まで休んでるとするか」

ムスレラ「・・・・・・・」

スアレス「(ピッチを去り際振り向かずに)ムスレラッ!!!」

ムスレラ「は、はいっ!」

スアレス「後は.....頼んだぞ」

ムスレラ「はい.....はいッ!!!」

どうでしょう?こんなやり取りがあったとしたら?
っていうか両選手の見た目だけでキャラ作ってたけど調べたらスアレスってムスレラより一つ年下なんだよね....

アルゼンチンvsドイツ
ドイツの電撃的勝利。アルゼンチンを蹂躙す。
クローゼ、偉大なる先達『爆撃機』ゲルト・ミュラー氏に比肩。
クローゼに金柏葉・剣・ダイヤモンド付騎士鉄十字勲章授与を検討か?

パラグアイvsスペイン
バルデスさんは日本戦後、駒野に、、、

「お前が外したゴールは俺がスペインゴールにぶちこんでやる」

と言ったとか(まあ捏造だろうけどこういうのは面白いからいいわ)

「これはヤムチャの ぶん!!!」

「これはピッコロのぶん!!!」

「そしてこれが...駒野のぶんだッ!!!

でも実際PK蹴ったのはバルデスさんではなかったですね、しかも止められてたし、、、

「あの日本人のように?…駒野のことかーーーっ!!!」

ウルグアイvsオランダ
ファン・ブロンクホルストのとてつもないシュート。
GKも精一杯手を伸ばすも届かず、身長云々じゃなくてポジショニングが要因。
でもあれを予想しろというのもな~ポストに当たってるし。

フォルランの同点弾、GKは初動で若干右に体重を掛けている。
初速で判断したのでしょう、右に来ると。
それが逆の頭上に来たのは"無回転だから曲がった"というより"曲がらなかった"からでしょう。
それでも弾こうとしてよく触ったんですけどね~

ドイツvsスペイン
試合前に「蛸がスペイン勝利を予想」したというニュースがちょっとした話題になりました。
それで思い出したのが浦沢直樹先生『MASTERキートン』の『オルミュッツから来た男』という話。
ジプシーの起源、ナチスによるジプシー大量虐殺、『ハーメルンの笛吹き男』と天然痘。
この三つが主題。
『MASTERキートン』の中でも傑作の一つですがそのなかのある会話、、、


「お母さん、占い師なんですか」

「もう100は過ぎているが、現役だあ。その昔、 ヒットラーの占い師だったんだ」

「ヒトラー?」

「ああ、しかもバカ正直というか、ヒトラーの大負けを予言してしまってよお」


、、、を思い出してしまった。

あ、スペインは強かったです。
ドイツボールの時に敵陣でチェックに行く際の一人目と二人目の関係がとても良いと思いました。
先の先を読む能力というか。
"後の先"というよりも"先の先"ですね。
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